カスっと３連敗

福岡の内容を見る限り、打線が勢いづいて…というのももちろんあるけれど、それよりは、投手がしっかり投げてくれたからこその勝ちだったわけで…。まあ、そらそうなるわな。

マー君、今季両リーグ最少９７球完投！(サンケイスポーツ) - goo ニュース

（パ・リーグ、楽天４－１ロッテ、１４回戦、楽天９勝４敗１分、１３日、Ｋスタ宮城）楽天・田中将大投手（２２）が、ロッテ１４回戦（Ｋスタ宮城）で９回５安打１失点完投で１１勝目。今季、両リーグ最少の９７球完投（９イニング）の“離れ業”で防御率１・５１とし、再びリーグトップに躍り出た。

　今季６度目の完投勝ちにも、恐縮しきりだった。勝ち越し打の草野と上がったお立ち台で、田中は反省の言葉を繰り返した。

　「何とか抑えましたけど、点を取られた回に訳のわからない四球を出して、ありえない。野手の方々に打ってもらって、守ってもらいました」

　９回５安打１失点で６奪三振も、田中には、“ありえなかった”。五回、先頭・福浦へ与えたストレートの四球をきっかけに二死三塁から、根元に外角高めの１５０キロツーシームを左中間に運ばれ先制を許した。

　「いらない先頭走者を出す。自分の中でありえないです。ずっと同じように投げられないのは自分の技術不足です」

　反省は続いたが、この日の球数は「人生初だと思います」と本人も驚く９７球の“エコ投球”を実現。前回７日の日本ハム戦（Ｋスタ宮城）では、力ずくの直球で勝負した稲葉、スケールズに本塁打を喫し自己ワーストの７失点。「力勝負にいかない？　そういうことです」と、打たせて取る投球を心掛けた。

　チームの勝利を優先。直球を見せ球にスライダー、スプリット・フィンガード・ファストボールで、狙いどおり１３個のゴロアウトを奪った。気がつけば、防御率も１・５１としリーグトップに再浮上だ。「みんなで力を合わせて連勝できてよかった」。真夏の仙台で笑顔を取り戻したマー君が、苦闘のチームを再浮上させる。

[ニッカン式スコア]

○　まさお　１１勝４敗
●　ＪＲ東海　１勝１敗


週の後半は立て続けに仕事などの所用が入っており、試合は満足には見られておりません。
なので、ざっと試合を流し見しつつ、スコアなどと合わせて感想をば。

昨日の試合、継投の拙さがあちこちで指摘されているけれど、よく考えてみて欲しい。

試合は同点。
かたやなかなか打ち崩せない田中、こなたヒットは許すものの持ち味ののらりくらり投法で楽天打線を翻弄している俊介。
７回裏で２死から聖澤に２ベースを食らって伊藤に交代。
同点でしょう？
あたしゃしょうがないと思うねえ。
同点で「抑えれば延長戦」も見えてくるシーン。
２死２塁で松井を抑えた伊藤も、同点ならなるべく引っ張るだけ引っ張りたいと思うのは、監督、ベンチのみならず、試合の行方を見守っていたファンも、少なくとも気持ちは一緒だったんじゃないですかね？
だって、昨日の田中の出来で、「田中を打ち崩したら抑えパターンに入れる」っていうシーンが、どれだけ想定できるのよ。
では仮に伊藤のイニング跨ぎを否として、同点のままが試合が推移して、８回をロサ、９回を薮田に任せるとしましょうよ。
だったら延長に入ったら誰が投げるのよ？
しかもホームではなくてビジターだから、投手起用に関してはビジターチームが先に手札を切らなければならない。
つまり、延長戦のことを見据えたら、誰かしらが２イニング行かなければいけないところなわけですよ。
これはもう時と運というか、仕方ないと割り切るほかないのでは。

あと、「伊藤の回跨ぎは絶対ダメ」っていう意見が圧倒的ですが、それもどうかと思いますがね。
中継ぎなんだから。
伊藤が右のワンポイントという役目なら、スプリンター的な体力も致し方ないとは思うけれど、中継ぎという役割を与えられて、しかも昨日も２死２塁から一人を討ち取ってイニングを終えているのだから、次の回もあるよ…ということは予め分かっていたはず。
これが無死満塁の大ピンチのリリーフに立って三者三振に抑えるとか、一人をホームゲッツーにとって一人を斬って無失点で切り抜けたというなら、イニング跨ぎは無謀な話だとは思う。
ただ、二死から一人を斬って取り、次の回に入ったら突然崩れましたってーと、正直なところ…と思わざるを得ない。
それにもましてダメだったのはロサなのだが、これはこれで仕方ないでしょう。

でもねえ…。
いくらお盆だからといって、ベンチが御通夜状態だったら、上向くものも上向かないでしょう。
それはもう、アレからさんざん言われていることだし、ムードメーカーがいないことは開幕から散々指摘されてきたこと。
まあ、それを今言うのもアレなんで。。。