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診察室

2008-01-23 19:01:09 | ラッド先生の診察室
12月20日木曜日

ラッド先生のクリニック。

最初の患者さんは、新婚の医師夫婦。

奥さんのヴァータがあがっていて、心配や、不安がなんとなく多いらしい。
新婚11ヶ月。
舌をみると細かく震えている。
これは、ヴァータが多い証拠。
鎮静作用のあるハーブが主に処方された。

次の患者さんは、肥満が悩みの思春期の女の子。
両親とともに診察に入ってきた。
メーダダートゥ(脂肪組織)に変換するアグニ(代謝力)がおちている
と診断される。
散歩や運動などアクティブに過ごすことがすすめられるとともに、
メーダダートゥアグニ(脂肪の代謝)アップをはかる薬が主に処方された。

少女の母も診察をうけた。
下腹部の痛みがある。
食欲がない。神経質。

胃によいハーブとヴァータを鎮静する液薬、女性ホルモンをつくる薬が処方された。

次は、20歳。2週間前に来院していたらしい。
血小板値が少ない。
イライラする。
食欲の低下。
肝硬変。
ピッタが高い。

肝臓の働きを助け、ピッタを押さえる薬が処方されている。
インドで有名なリブ52という薬も。

ピッタによい食生活と呼吸法がすすめられている。
この調子で3ヶ月継続するようにとのこと。

他には、
PMSのなやみをもつ女性。
原因はホルモンの変化。
ヴァータがピッタをあおっている。

成人型糖尿病の母。
カパが高い。

透析患者。
血圧が高い。
ピッタが高いため。

糖尿病の老夫婦には、血糖値を下げる薬と呼吸法のすすめ。

風邪をひいた女性には症状を鎮める薬。

滑液嚢炎には、ピッタをさげる薬とマッサージ用オイル。

胸のしこりを訴える女性。
軟骨炎と診断。
薬と外用オイル。


このように、主に薬が処方される患者さんが多い。

しかし、インドでもストレスで肩こりを訴える人が多い。
ラッド先生のマルマ療法を目当てに来られる人もいる。

頸骨のずれを整え、マルマを結構強く押す。
私も軽く施してもらったことがある。

暑いところにいたせいか珍しく頭痛がしていた。
ラッド先生にマルマ療法を施してもらったのはほんの3~5分くらいだが、
とても頭がすっきりして、体が急に軽くなった。
視界も明るくなった。

全身のマッサージをうけなくてもこんなにスッキリするものかと
驚いた覚えがある。

インドの女性も家庭や仕事にストレスが増えているようだ。












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