6月になり、衣替えやいろいろ忙しい毎日。。。
家庭でできるアーユルヴェーダの方法を知りたいというリクエストをいただきました。
ラッド先生によるアーユルヴェーダケアのなかから、ご家庭でできるめまい対策をご紹介[m:72]しまーす。
めまいには、2種類あって、ひとつは、1「まわりが回っている感覚。」もうひとつは、2「自分の体が揺れているような、平衡感覚を失ったような感覚。」
1は、自分はじっとしているのに、まわりが動いているような感じがあるときです。
1番の原因は、ヴァータの悪化によるものです。
2は、ピッタ過剰によってひきおこされます。
ほかにも、「メリーゴーランドのように、くるくるまわっているようなめまい」であれば、内耳の感染症や、頭部の傷、ウイルス性の感染が疑われます。もしかしたら、メニエール病のような、中耳内の圧力が増した状態がめまいの感覚を起こしていることああるかもしれません。メニエール病は、治療されないまま放っておくと、聴覚を失うことがあります。これらの状態ではないことを確かめた上で、ご家庭でのめまいのケアを行うことが大切です。
もしくは、「室内の酸素不足でおこるめまい」もあります。もし、めまいを感じて自分自身がまわっているのか、部屋がまわっているのかわからない感じがあるならば、どこか、窓枠などのように固定された一点に焦点をあててみましょう。眼球が一点に定まるようになると、ヴァータの動きの性質を落ち着かせるように、メッセージが脳へと伝達されます。この働きが1のタイプのめまいには有効でしょう。
「乗り物酔いのようなめまい」は、多くの場合、吐き気や嘔吐をともないます。乗り物酔いには、00サイズのカプセルにつめたショウガ粉を事前に飲んでおくと良いでしょう。砂糖漬けのショウガをもっておいて、時々かむと役に立ちます。もし、車に乗っていて、乗り物酔いをかんじた時には、動かない水平線やとおくにある動かないものをみるようにするとよいでしょう。
「急いで立ち上がったときにめまいを感じる」とき、は副腎のエネルギーが低いか、血圧が低い、もしくは、降圧剤のベータブロッカーなどの腎臓に負担のかかるお薬を服用されている可能性があります。このようなときには、ゆっくりと立ち上がるように気をつけましょう。
ピッタ体質で、低血糖の方は,「汗をかいたり、めまいをかんじたり、長い間、空腹のままでいると気を失って倒れたりするかもしれません。」これは、2のめまいにあたります。低血糖の方は、時間通りに食事をしないと、無意識になってしまうこともあります。リンゴジュースや甘い果物のジュースなどをのむとよいでしょう。
「気をうしなったとき」には、顔に冷たい水をすこしふりかけます。
「運動していてめまいを感じた時」激しい運動のせいで、大量の汗をかいてめまいを起こした場合には,水をのみましょう。ほんのコップ一杯のお水もピッタを押さえて、脱水症状をなくし、めまいをおさめるでしょう。
そのほかの方法
ア)深呼吸ーおへそのあたりに息を大きく吸い込みましょう。そのまま息をとめてもよいでしょう。
イ)耳をつまむー人差し指を耳にいれて、耳を上向きに、前方向に、下へとひっぱります。これは、頭蓋内の圧力を調整し、めまいや気を失うような感覚を和らげます。
ウ)塩類の匂いをかぐーめまいや倒れそうなときには,たまねぎをきざんだり、うすぎりにして、その匂いを涙がでるまで深く吸い込みます。タマネギはアンモニアを多く含むので、脳への酸素をたくさん供給するバソプレシンを産生し、めまいが自然とおさまります。
エ)サンダルウッドーピッタタイプのめまいには、サンダルウッド(白檀)の精油やお香の匂いもいいでしょう。
オ)ギーーギーの点鼻もおすすめです。ギーが液体状になるまで、あたためます。繊細な組織を傷つけないように冷まして、3-5滴ずつ左右の鼻に点鼻し、息をすいこみます。これは、脳への血液の供給を促し、めまいをやわらげるでしょう。
カ)腸の浄化ーまれに、便秘やガスがたまっていると、めまいの小発作がおこることがあります。腸をきれいに保つ為に、茶さじ1杯のトリパラ粉を、毎晩就寝前にお白湯でのむとよいでしょう。
家庭でできるアーユルヴェーダの方法を知りたいというリクエストをいただきました。
ラッド先生によるアーユルヴェーダケアのなかから、ご家庭でできるめまい対策をご紹介[m:72]しまーす。
めまいには、2種類あって、ひとつは、1「まわりが回っている感覚。」もうひとつは、2「自分の体が揺れているような、平衡感覚を失ったような感覚。」
1は、自分はじっとしているのに、まわりが動いているような感じがあるときです。
1番の原因は、ヴァータの悪化によるものです。
2は、ピッタ過剰によってひきおこされます。
ほかにも、「メリーゴーランドのように、くるくるまわっているようなめまい」であれば、内耳の感染症や、頭部の傷、ウイルス性の感染が疑われます。もしかしたら、メニエール病のような、中耳内の圧力が増した状態がめまいの感覚を起こしていることああるかもしれません。メニエール病は、治療されないまま放っておくと、聴覚を失うことがあります。これらの状態ではないことを確かめた上で、ご家庭でのめまいのケアを行うことが大切です。
もしくは、「室内の酸素不足でおこるめまい」もあります。もし、めまいを感じて自分自身がまわっているのか、部屋がまわっているのかわからない感じがあるならば、どこか、窓枠などのように固定された一点に焦点をあててみましょう。眼球が一点に定まるようになると、ヴァータの動きの性質を落ち着かせるように、メッセージが脳へと伝達されます。この働きが1のタイプのめまいには有効でしょう。
「乗り物酔いのようなめまい」は、多くの場合、吐き気や嘔吐をともないます。乗り物酔いには、00サイズのカプセルにつめたショウガ粉を事前に飲んでおくと良いでしょう。砂糖漬けのショウガをもっておいて、時々かむと役に立ちます。もし、車に乗っていて、乗り物酔いをかんじた時には、動かない水平線やとおくにある動かないものをみるようにするとよいでしょう。
「急いで立ち上がったときにめまいを感じる」とき、は副腎のエネルギーが低いか、血圧が低い、もしくは、降圧剤のベータブロッカーなどの腎臓に負担のかかるお薬を服用されている可能性があります。このようなときには、ゆっくりと立ち上がるように気をつけましょう。
ピッタ体質で、低血糖の方は,「汗をかいたり、めまいをかんじたり、長い間、空腹のままでいると気を失って倒れたりするかもしれません。」これは、2のめまいにあたります。低血糖の方は、時間通りに食事をしないと、無意識になってしまうこともあります。リンゴジュースや甘い果物のジュースなどをのむとよいでしょう。
「気をうしなったとき」には、顔に冷たい水をすこしふりかけます。
「運動していてめまいを感じた時」激しい運動のせいで、大量の汗をかいてめまいを起こした場合には,水をのみましょう。ほんのコップ一杯のお水もピッタを押さえて、脱水症状をなくし、めまいをおさめるでしょう。
そのほかの方法
ア)深呼吸ーおへそのあたりに息を大きく吸い込みましょう。そのまま息をとめてもよいでしょう。
イ)耳をつまむー人差し指を耳にいれて、耳を上向きに、前方向に、下へとひっぱります。これは、頭蓋内の圧力を調整し、めまいや気を失うような感覚を和らげます。
ウ)塩類の匂いをかぐーめまいや倒れそうなときには,たまねぎをきざんだり、うすぎりにして、その匂いを涙がでるまで深く吸い込みます。タマネギはアンモニアを多く含むので、脳への酸素をたくさん供給するバソプレシンを産生し、めまいが自然とおさまります。
エ)サンダルウッドーピッタタイプのめまいには、サンダルウッド(白檀)の精油やお香の匂いもいいでしょう。
オ)ギーーギーの点鼻もおすすめです。ギーが液体状になるまで、あたためます。繊細な組織を傷つけないように冷まして、3-5滴ずつ左右の鼻に点鼻し、息をすいこみます。これは、脳への血液の供給を促し、めまいをやわらげるでしょう。
カ)腸の浄化ーまれに、便秘やガスがたまっていると、めまいの小発作がおこることがあります。腸をきれいに保つ為に、茶さじ1杯のトリパラ粉を、毎晩就寝前にお白湯でのむとよいでしょう。