健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

アンチエイジング

2007-11-18 23:51:53 | 健康・病気

大半の男性は「アンチエイジング」等、女性のための美容法で自分には無関係だと考えていると思いますが、実は、近年日進月歩で研究が進んでいる歴とした医学がエイジングです。つまり「老化」を病気の一種と考えて、その原因を医学的に解明し、積極的に対処していくのがアンチエイジングです。

「老化」はすべての人に均一に訪れるわけではありません。たとえば日々パソコンに向かっている人は目、お酒をたくさん飲む人は肝臓、煙草を吸う人なら食道、気管支がまず弱くなるといった具合に、老化の前兆となる弱点は遺伝的要因、環境要因、ライフスタイルなどによって人それぞれ異なります。弱点を感知すると、体内では必ず何らかの形でアラ-ムが鳴り始めます。だるい、夜眠れない、やる気が出ない、咳が出る、痰が出る、胃、肌あれ、シミ、物忘れがひどくなるなど表れ方は様々です。女性は比較的アラ-ムを敏感に察知できますが男性はアラ-ムが鳴っても聞こえないふりをして「自分は元気だからまだ頑張れる」と考えがち。ピ-ピ-鳴っているアラ-ムを目覚まし時計のように無意識に消してしまう人がほとんどです。アラ-ムが火災報知器のけたたましい音に変わった時点でようやく気づき、明らかな症状が出て初めて病院に相談に行きますが、その時はすでにアンチエイジングの領域を超えて病気を発症してしまっていることも多いのです。

日常生活における見過ごしがちなアラ-ムの具体例をいくつかあげてみます。

・十分に寝ても翌朝疲労がとれない

・会社ではバリバリ仕事をするけれど家ではゴロゴロしている。

・自分から誘って運動したり飲みに行く回数が減った

・新刊本や映画等を手にとらなくなった。

こうした変化をすべて仕事で疲れているせいにするのは禁物。体からの重要な信号かもしれません。健康な状態であれば時間ができたら何か新しいもの、知らないことに対してのアクションを起こすもの。自分から行動を起こすことが億劫になるというのは感情の老化のはじまりです。


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