あなたの腸は大丈夫？ 増える大腸ン

食生活の欧米化、ストレスの増加等にって腸の病気が増えています。大腸ガンが一昔前に比べて２倍以上にも増加し２１世紀初めには胃ガンを抜いて欧米諸国並みにガン死亡率の第１位になるのが確実だと言われています。
日頃から多くの人が便秘や下痢等に悩まされています。下痢や便秘の症状が長く続くと大腸ガンに発展する場合があります。腸内環境は腸内細菌が深く関係しており、腸内には１００兆個もの細菌が住みいています。人間の細胞は約６０兆個あると言われていますが、それよりも多い数になります。細菌には私たち体にとって良い働きをする善玉菌と悪い働きをする悪玉菌がいます。善玉菌の代表例として乳酸菌やビフィズス菌が存在し、悪玉菌の代表例として大腸菌やウエルシュ菌等が存在します。腸内細菌のバランスが崩れ悪玉菌が増えてくると便秘や下痢の原因なります。ストレスや老化、食生活等が原因で腸内環境は乱れます。悪玉菌のほとんどは病気をひきおこす病原性を持っており、例えばウエルシュ菌の出す毒素は生活習慣病の原因にもなります。健康な腸を維持するには腸内細菌のバランスを正しく保ち、規則正しく排便することです。それには食物繊維や炭水化物をたくさん摂取できる伝統的な日本食がおすすめです。