健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

自分が最も不安を感じているところ

2023-06-10 20:29:25 | 日記
自分が最も不安を感じているところについて、詳しく聞いてみましょう。
「副作用として、どんなことが起きる可能性があるのか、教えてください。最も大きな副作用は何ですか?」
「それはどのくらいのパーセンテージで起きるものですか?」
「やることでリスクがどのくらい下がりますか?」
「こういう本に、こういうことが書いてあったんですけど……」  
疑問に思ったことを率直に聞いてもいいと思います。
 膠原病などの場合、ステロイドや免疫抑制薬を使わなかったら、どんどん悪くなっていきます。
命にかかわることもあります。
強い薬であれば薬の副作用も大きくなります。
 そこを天秤(てんびん)にかけて判断するためには、自分がそれを聞いてどう納得するかです。  
患者さんの中には、化学療法や薬の類(たぐい) が嫌いな方も多く、ステロイド、免疫抑制薬と聞いただけで拒否感を示す人もいます。
「免疫抑制薬を使うと悪性リンパ腫になる」なんて書いてある本があったのです。
それだけ聞けば「怖いな」と思ってしまいます。
しかし、「可能性は0.1パーセントに満たない」というデータがありました。
つまり、「1000人にひとり、起きるか、起きないか」です。
「それならまあいいか」と思うか、「自分がその0.1パーセントに当たらないとは限らないから、イヤだ」
と思うかは、その人の考え方次第です。
ただ、副作用の説明をする前に「ステロイドはイヤだ」と耳をふさいでしまうと、治せるものも治せずに、つらい状態が続いてしまいます。
もっとも、データにはいろいろなものがあります。
リスクは高いけれど、五年生存率も高い、ということが起きることもあります。
そのデータがどこで取られたものか、どこで発表されたものかというのは、データの信憑性の裏付けにもなります。  
しかし、2013年にも、ノバルティス社が臨床研究データを故意に操作していたことが明るみになって話題になりました。
「これに関して、他にも何かデータがありますか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。