健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

足のむくみと「呼吸」の関係

2023-09-09 17:28:14 | 健康・病気
足に出るいちばん多い自覚症状は「むくみ」です。
足の症状は、未来や、自分が進むべき方向に迷いやおそれがあるときに出ることが多いのです。
ふだんあまり足先に注意することはありませんよね。
でも、ときにはしっかりと足先に意識を向けてあげてください。
たとえば、出かけに靴をはくとき、しっかり足先を意識してみる。
慌ただしく靴をひっかけて出かけるのではなくて、呼吸を整えながらゆっくり靴をはいて、足先に意識を向ける。
そして、「私はきれいに歩きます」と、ココロの中で唱えてみてください。
足のむくみは、じつは「呼吸」と関係があります。
呼吸が浅いと、全身の血液循環が弱くなります。
血液の循環は、心臓の力だけで行われているわけではなくて心臓、肺、それに、足の筋肉の三位一体のなせるわざなのです。
深い呼吸は、肺の伸び縮みを大きくします。
深く息を吐き出すと、心臓から肺に血液がぐっと流れ込みます。
心臓からその上の肺に血液を引き上げるんですね。
心臓の力で全身へと押し出された血液を、重力にさからってまた心臓に戻すには、足の筋肉の運動が欠かせません。
足の運動が血液を上に押し上げようとするわけですが、足からおなかへ上がって、さらに心臓に戻っていくとき、もうひとふんばりが必要になります。
それが呼吸。
心臓から、よいしょと血液を肺へ持ち上げる力なのです。
その呼吸の力が弱いと、足から血液を持ち上げる力にもブレーキがかかってしまいます。
それで、血液が足先に滞留してしまって、むくみの原因になるのです。
足の症状は、足だけの問題ではないのですね。


コメントを投稿