健康生活

今、健康は自分で守る時代です。
安易に薬や病院に頼らない自立した健康法を紹介していきます。

睡眠時無呼吸症候群はこの習慣で治る

2007-11-23 01:56:43 | 健康・病気

日々の習慣が病気をつくる半面、日々の習慣を少し改めるだけで治すことのできる病気というものもあります。最近、何かと話題に上ることの多い「睡眠時無呼吸症候群」はその一つです。

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に断続的に無呼吸を繰り返す疾患です。睡眠中は筋肉が弛緩するため、仰向け状態で寝ていると誰でも、舌の根本(舌根)が垂れ下がり気道が狭くなります。睡眠時無呼吸症候群の人は、この「気道狭窄」が著しく、気道を一時的にふさいでしまうため息が止まってしまうのです。息が止まると苦しいので本人には目覚めた自覚はなくても夜中に何度も目を覚まします。結果的に熟睡できず、昼間に強い眠気を生じたり集中力が低下したりしてしまうのです。

この状態で、睡眠中に窒息して死に至ることはありませんが睡眠不足は免疫機能や代謝機能など生命維持機能を低下させることに加え循環器系や代謝機能など生命維持機能を低下させることに加え、循環器系に負担をかけるので心臓病や脳卒中になる確率が三~四倍も増加する恐い病気です。

睡眠時無呼吸症候群には気道が閉塞することによって起きる「閉塞型」と脳の呼吸中枢の活動が低下することによって起きる「中枢型」、そしてこの二種の混合である「混合型」の三種類があります。じつは、このなかでもっとも患者数の多い「閉塞型」睡眠時無呼吸症候群をかんたんに治す方法があるのです。それは睡眠の4~5時間前から胃に何も入れないことです。もっとわかりやすくいえば胃をからっぽにしてから寝るようにするいうことです。

夜寝る前に食事をとるとインシュリンが大量に分泌されるのですが、インシュリンは炭水化物もタンパク質もすべて脂肪に変えてしまうため同じものを食べても夜遅く食べると太りやすくなることがわかっているからです。つまり肥満だから睡眠時無呼吸症候群になるのではなく寝る前にものを食べるという習慣が、睡眠時無呼吸症候群の発病と肥満の原因を同時につくり出しているということです。


コメントを投稿