怒涛の詩情 The Audi S5

木曜日恒例、怒涛の試乗シリーズ

今回は前回の A3 & A4 の実用車から離脱して、
趣味性の高いカテゴリーへ

まずは乗りたかった Audi TTS から。。。となるはずが、
諸事情でChange!
洗練ラインのスポーツクーペに試乗してみました


Audi S5 4.2 FSI quattro

ホテルイベントで最初にこのクルマを見た時は、
「S らしさ」がどこにもなく、並べられたA5 との差を見つけるのに、
苦労した記憶が蘇ります
S 自体の美点はノーマルと外観的な差が殆どなく、
わかる人にしか、わからないところ
　

デザインはA4 の為にあるA5 的なところもあるようですが、
より洗練された感じは、やはりクーペデザインに
高層ビルが似合いそうなスタイリッシュなクルマ
佇まいはクーペだけに、やっぱりカッコいいですね

内装はカーボン仕様ですが、やはり内装のデザインの関係で
カーボン使用率が低いです。
もっと見える位置にカーボンがないと。。。

２枚ドアだけにシートベルトを取る位置が少し遠いぐらいで
何の不満もなく４輪で気持ち良く、前へ前へと押し出してくれます


シートはホールド感バリバリではなく、程よいホールドで、
やる気満々というよりかは、落ち着いてステアリングを握れます

エンジンサウンド or 排気音
予想外に、その気にさせてくれる響きがあります

心地良いサウンドが憎い位に響いてきます
踏めば踏むほど響きます。。。
このサウンドの車内への浸透感がタマリマセン

何か気持ちイイッス！

ドアミラーからの後方視界・・・これは物凄く見えます
ミラーのデカさもありますが安全の為には


２時間、しっかりと乗り回しましたが、
低速からドーンと気持ち良く押し出してくれるので、
ECO を忘れ、踏み込むのが楽しくて楽しくて

S5 スゲーーー！！・・・あ、これ4.2なんだっけ？。。。

前情報一切なし！というか、スッカリ忘れてました
それは凄いはずです
エイトと排気量は同じですが直噴
各車マネージメントに個性があって面白い

速さは想定内でしたが、心地良いサウンドは想定外
本当に気持ち良かったです
そして運転のし易さも抜群に
あれれ？となることは一切なし　さすがです。


アウディ ドライブ セレクト システム で様々な設定を楽しめます

エンジンレスポンス・シフトポイント・
ステアリングの舵角＆パワーアシスト・サスなどをダイナミック、
コンフォート、そしてMMIで細かく設定出来るMy 設定となる
インディビジュアル

パワー関係はダイナミックにしつつ、ステアリングはコンフォートで、
サスはダイナミック・・・なんて変なセッティングにすると、
妙な感じになったりと玩具のように楽しめます

ズバリ、これがないと面白くないですね

Audi 買うならアウディ ドライブ セレクト システムが付いている
認定を狙いたいところです
　

必要と感じるモノはフル装備されているのは

クーペなので後席への人の乗り降りもあると思いますが、
出来ることなら２名までで乗りたいクルマ。
後席が当然ある程度の広さを確保しているので、
上着や荷物もしっかりと車内に置けるのは、
魅力ですね

まぁ～クーペの後席の魅了というか後席だけに功績といえば
乗り込んだ女性を降ろす時にシートを倒しつつ（電動ですが）、
車外へエスコート時にチラ★ラッキーがあることぐらいですかね
ですので、後席はスカートの女性限定シートです




当然カテゴリー的に爆発的に売れるクルマでもないのに、
（爆発的を取ってもOK!　）
Audi ジャパンが国内に入れたのは素晴らしいかも



欲しいか？欲しくないか？と聞かれれば　欲しいです
でもそのポジションに困りそうなクルマであることに
間違いないでしょうね
クーペに乗っていた時期もありましたが、
完全にある種が目的のアソビクルマでしたから


生活事情もあるので２枚ドアを実用車として捉えることは出来ず、
流石に手が出ませんが、
Audi の2枚となれば現行では、TT が存在するわけで、
5 は やっぱり2人で優雅に。。。みたいな感じかな

ある程度落ち着いた大人の男女が似合いそうな、
スタイリッシュクーペでした