生きる喜びを探す行動

①人生慌てるとロクなことがない
②遊ぶこと、楽しいことなら何でもやる。

突然、偶然、必然

2014年02月13日 09時30分30秒 | スポーツ

ソチオリンピックで、私が一番好きな競技種目はカーリング。選手、関係者には悪いが決してメジャーな競技ではない。
カーリングは忍耐と頭の競技で、高度な戦略が必要とされ、その理詰めの試合展開から「氷上のチェス」とも呼ばている。
42m先のボタンといわれる円に投てきして、近いストーン(ボール)数で点数を争う競技である。そこには定石があるため、チェスや将棋、囲碁等の要素が加わるのである。

まず、リード(4人うちの第1者)がボタンへと投球するが、わざと外してガードストーンを置いたり、直接ボタンへ置きにいく。・・・・・・・・・・
試合が進み、フォース後のスキップ(主将)の投球になると、そのエンドの最高潮場面に達する!

日本女子のスキップ小笠原の2球で、そのエンドの勝敗が決するため苛立ち、喜びそして納得を視聴者に与えてくれる。韓国戦ではとんでもないイージーミスをするかと思えば、デンマーク戦では実力を発揮し、快勝に導く。
ロシア戦では船山(サード)が絶妙なコントロールを見せる。そして、苫米地(リード)、吉田(セコンド)のスウィーピングでの距離、方向調整のうまさが功を奏する。

予選通過は5勝と予想され、日本のランキングから考えれば決勝に行けることはまずないといわれているが、期待は大きく、苦戦が続く。開会式で旗手を務めた小笠原に意地をみせていただきたい。

投てき成功率のアップは、必然。投げた結果は偶然(?)。そして、小笠原のベストショットは突然(?)。そして、相手国がミスをしてしていただければ「ごちそうさん」