十日ほど前に「道の駅鹿島」へ行きました。私のいつものドライブコースです。街を出て郊外を走ると気分がリフレッシュします。
「かし丸君」のインスタ用パネルと有明海の干潟。「かし丸君」は鹿島市のマスコットキャラクターで、頭の被り物は特産のみかんと祐徳稲荷の狐を表現しているのだとか。干潮時に来ましたが人影はなく、護岸階段には干潟体験用の地下足袋が干してありました。今年のガタリンピックは来月8日に開催されます。私はまだ観たことがありません。
道の駅に併設されている干潟展望館。入ってみると室内は薄暗く、誰もいません。食事可の貼り紙があったので、ここで弁当を使うことにしました。一人、海を眺めながら食事をしていたら、子ども連れの女性陣がやはり弁当持参で入ってきました。隣の席が賑やかになって、どうにも落ち着きません。早々に引き揚げました。
鹿島から小長井町まで少し足を延ばしました。走るのは国道207号。JR長崎本線が並行しています。カーブを描きながら海沿いを走る、気持ちの良いドライブです。
鹿島市の隣町は太良町。何度か紹介している大魚神社の海中鳥居です。鳥居は最近新調されたようです。この次は満潮時に来てみたいですね。
白く見えるのはアサリの貝殻です。この辺りはアサリの養殖場。綺麗な公衆トイレに駐車場付きですが、漁の繁忙期には使用禁止になることもあるそうです。
県境近くの大浦港へ立ち寄りました。ここは初めての訪問ですが、漁船の姿はありません。岸壁に浚渫作業船が係留されていました。
海底の土砂をつかみ上げるグラブバケットが何基も置かれています。その向こうに浚渫船のクレーン。鉄錆のある風景はハードボイルドの味がします。
大浦港の少し先にある白浜海水浴場。人工海浜です。右手の建物はビーチハウス。国道や長崎本線からワシントンパームの並木が見えるので、以前から気になっていました。ここは鹿島の干潟体験とは逆に、干潮時には泳げません。
小長井町へ入りました。ここから長崎県です。小長井町といえばフルーツバス停。インスタ映えするというので人気が出ました。海を背景に写真を撮れるバス停もあるのですが、車を停めての撮影を禁止する掲示板がありました。
メロンバス停近くからの風景。手前の花はヒルザキツキミソウです。
トマトのバス停。このほかにイチゴやみかん、スイカのバス停があります。諫早市と合併する前の、町の時代に作られました。ネットで画像検索をすると、メルヘンチックな写真がたくさん出てきます。
長崎本線小長井駅。今日の目的地です。駅から海が見えるという記事を読み、いつか来ようと思っていました。長崎へ行くときに何度も通った道ですが、これまでは気にもせず通り過ぎていました。
待合室から。プラットホームの向こうに有明海があります。
ホームから見る有明海。満潮の時はまた少し景色が違うでしょう。霞んでいますが、遠くに雲仙岳の山塊。日本で最初の国立公園です。今日はこの駅に来るまで、あちこち横道に入りました。小学生の時、終業後は真っ直ぐ家には帰らず寄り道をするのが常でした。途中で道草を食う習性は年をとっても変わりません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます