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田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

祐徳稲荷の初午祭と面浮立

2019年02月06日 | 肥前鹿島

 2月2日は初午でした。思い立って祐徳稲荷の初午祭へ行ってきました。この日は商売繁盛や家内安全を願って多くの人々がお参りに訪れます。

 いつもは閑散としている門前商店街も賑やかです。見ているとよく売れていました。土産店の奥にある食事処も 繁盛しています。

 参道を面浮立(めんぶりゅう)が舞い踊りながら来ました。面浮立は佐賀県の民俗芸能で県内各地にありますが、鹿島市近辺が中心のようです。シャグマのついた鬼面をかぶり、小太鼓を打ちながら踊ります。鉦叩きの女性陣がついてきます。

 参道にある商店から付け届けがあって、所々で披露の口上があります。大人に混じって小さな子どもも踊っていました。

  境内もいつもとは違い、どことなく浮き立つような雰囲気です。

  本殿の前には赤いのぼり旗が何本もたっています。

  この日は昼すぎから晴天に恵まれました。

  嬉野温泉から芸者衆が来ていました。

  大村方という地区からは獅子舞の奉納です。

  先ほどの面浮立です。上古枝地区という祐徳稲荷のおひざ元の面浮立です。シャグマと聞いて、明治維新の際に官軍が被っていたしゃぐま(赤熊)を思い出しました。あちらは藩によって色が違うようです。

  参道の民家の玄関先にあった石像。気持ちが和みます。

 帰りに肥前浜まで漬物を買いに行きました。肥前浜駅は流行りの言葉で言えばインスタ映えしそうな、レトロなつくりの駅です。駅舎に観光案内所が入っています。

  駅前にある漬物屋さんの漬蔵です。

 中は薄暗く酒蔵のような雰囲気です。商品は置いてありますが客はいませんでした。時折イベントにも使われているようで、知る人ぞ知ると云ったところでしょうか。

  漬物屋さんの敷地内にあるアパート。変哲もない建物ですが、ちょっと味わいがあります。

 

 

 

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