友情あわび。

夜、英国から１年ぶりに帰国したばかりの友人に会う。
成田から到着したばかりの汐留のホテルで待ち合わせ。
そのまま築地へ。

彼女が１年前に日本を発つとき、
お互いに「今日」の変化を知らず、

でもひたすら、再会するときはこうなっていよう、という決意は
あったように思う。

馴染みのカウンターで色とりどりのネタをいただきながら将来の夢を語る。

「絶対、こうなりたい。」「こういうのはどう？」云々。

夢のためにお互いいっしょに成長しよう、という
変わらぬ、いや１年前以上のシンパシーを嬉しく思う。

「僕も海外で名が知れてるんだよ」という板長さんが
「帰国祝い」という極上あわびを　ふいに載せてくれる。

（といいながら絶対、お会計にはいってるはず・・・　笑）

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英国で習ったというアロマテラピー技術で、
オリジナルオイルをブレンドしてくれるという彼女の言葉に誘われて
ふらふらっと鮨屋をあと。

ホテルの彼女の部屋にて、診断結果がくだされる。


「大丈夫。なんだかんだ考えてるようで

拍子ぬけなくらい、病んでません！」と太鼓判を頂戴する。


ははぁっ。そうですか・・・笑


なんでも、ふわふわと精神的に落ち着かない状態のとき
人は「根っこ」の匂いを好むらしい、という小ネタがおもしろかった。
にんげんも、自然の一部です。


そのまま想定どおり（笑）
わたしの部屋をとってもらい、お泊りコースへ突入。



まずはソファで「う～～ん」、と伸びをして


チョコラＢＢをぐびっと開けて、



彼女が調合してくれたアロマバスソルトのお風呂に入って、

そのまま、ことりと・・・



・・夢の中へ・・・

朝陽に起こされてみると
・・・この１週間ずっとぴりぴりと激痛が走っていた喉
の痛みがすっかりとれていた。

お鮨のせいか、アロマのせいか、友情のせいか・・・


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１年後は、絶対、この１年より早い速度でやってくる。
１年後、またそのまた未来を語れるように

今日からまたがんばろう。

ともだちって、いいな。