ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

美しい国、ニッポン

2006-09-21 07:24:28 | 学校
「よい子、わるい子、ふつうの子」はふつうの子に決定でしたね。
「変人」の次は「常識人」?
行きは首相、帰りは無職という人もいますがね。

新ソーリになるシンゾーが選挙演説で言ってましたね
「【美しい国、日本】をつくりましょう!」ということは
この五年程はこの国は美しくなかったということなんですかね?

昨日は大学院で開かれた修論の中間発表会に出かけました。
2003年の春から在籍した京都産業大学大学院マネジメント研究科
修士課程、正確には博士課程前期課程となりますが
2年間の修士課程を修了するために絶対必要な修士論文の中間発表です。

もちろん公開ではなく発表する院生諸君と教授陣だけの身内の会なのですが
ぼくは居候というか、OBというか、なんとなく訳の分からない身分で
潜り込まさせていただきました。

朝の10時から夜の6時までひとりの発表者につき
30分のpptによる発表、15分の講評、15分の休憩で
ほとんど息のつく暇もないくらい内容がびっしりです。

発表には指導教授が司会進行役でつき
それに二人の教授がアドバイザーという立場で論評を加えます。
ギャラリーはその他の先生や同級生や後輩のM1の院生などで教室は満員です。

京都産業大学マネジメント研究科(略称:京産大マネ研)には
中国や東南アジアからの留学生も多いのですが
彼らは母国語ではなく、日本語の論文、日本語の発表です。

さすがににプロですねぇ。
アドバイザーの先生方の論評はスルドイ!です。
2年前の恐怖の経験がよみがえってきます。

なんとなくここの箇所は突っ込んで欲しくないなぁというところを
いともカンタンに見破って、ピンポイントで的確に指摘されます。
それがまた、スルドクで正しい!

当時、先生方に教えてもらいました。
研究論文というのは先輩方の過去の研究を地道に読み漁って
確認して、確認して、そしてその結果、半歩だけ新しい研究結果を書き込む

そしてその研究結果は社会のために
なにか貢献できるものでなければなりません。
語り続けられている一番コワ~イ、教授のお言葉です。

「君!この研究でなにが社会に貢献できるんかね?」

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「美しい国、ニッポン」です。

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