ケメコ通信ブログ版Ⅲ

みなみ西陣のおっさんのひとりごと

遊び方は変わっても遊び心は変わらない。

2007-11-13 06:51:00 | 学校
マージャンをしたことがある学生は百人中たったの2人でした!

昨日の京産大の「営業力」の授業のワンシーンです。
1時15分から始まる3時限目の「営業力Ⅱ」の5回目の授業で
「情報と企画とプレゼンテーション」という講義をしていました。

その中で情報とはなんぞやという説明をしてそのあとに情報の集め方について話をしました。
すなわち、「情報の収集は麻雀の役 をつくるようなもの」という話です。
マージャンをやられる方なら分かっていただけると思いますが例えば

①同じテーマを三つ、四つ揃える。 「切り口が揃ったものを集める」
同じテーマが三つ揃ったら「ポン」 「三暗刻 」になったらトレンドになる。
 
②同じカラーやテーマを揃える。「集めて切り揃える」
同じカラーやテーマを いろいろ集めてそれを貫くテーマを探す。
「一気通貫」「字一色」

③「かんちゃん待ち」「ぺんちゃん待ち」すなわち「見込み捜査」
多分、次はこんなネタが話題になると見込む。
「たんき待ち」「かんちゃん待ち」「ぺんちゃん待ち」

お昼ごはんを食べたあとの眠くなるときです。
すこし笑いをとろうとこんな話をしたのですが教室内はシーンとしたまま。
ん?どうしたんや?おもしろうないかぁ?

そう言えば昨年もこの話をしたときにまったく受けなかったことを思い出しました。
それで100人ほど出席している学生さんたちに聞いたのです。
「マージャンをしたことがあるひとっ!」

見渡すと男子学生の2人だけが恐る恐る手を挙げていました。
「そやったら碁をする人は?」これも男子2人
「最後は将棋!」これには1人だけが手をあげてくれました。

よろこんでいいのか、悲しむべきなのかぼくには分かりません。
ただ我が国の庶民のなかで連綿とうけつながれてきた
いろんな遊びがどんどん消えていっているような気配です。

任天堂がニンテンドーになり世界のNintendoになる時代です。
花札がマリオブラザースになりDSになりWiiになりました。
遊び方は変わっても遊び心は変わらなかったがNintendoの飛躍の秘訣でしょうか。

今日のケメコ通信ブログ版の写真は「飛翔①~③」です。

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