田代橋まで戻って、梓川の左岸を進んだ。
シロバナノヘビイチゴ。
フキの果実が熟し、今にも綿毛で飛んで行きそう。
またベニバナイチヤクソウの群落があった。
カラフトダイコンソウ。
キジムシロ。
やはり美しいタガソデソウ。
休憩用のテーブルに。
今日は姿は見ないがニホンザルのものと思う。
右岸の山。広葉樹の若葉の黄緑と針葉樹の深緑のコントラストが美しい。
エゾムラサキ。
ラショウモンカズラの後ろ姿。
上高地バスターミナルに続くカラマツ林。
次々ベニバナイチヤクソウの群落が登場。
うつむいていて花の中をうまく撮れない。
ミヤマニワトコの花。もう赤くない。
梓川の川べりに咲いていたヤマガラシ。
ズダヤクシュ。漢字は喘息薬種。信州ではかつて喘息の薬として用いられたからだと。花の盛り。
ミヤマカラマツ。
カラマツソウの開花はもう少しかかりそう。
赤っぽい色の若葉のヤグルマソウ。
人慣れしていたキジバト。
花の写真を撮ろうと川べりに降りた。不意に何かが飛び出してきた。キセキレイだ。きっとそばに巣があり、そこから敵を引き離すためわざと身をさらしていたのだろう。
天気が良くなり、梓川が一段と輝いてきた。
河童橋に到着。穂高連峰の雲も、もうすぐ晴れそうに見えた。
パラソルの下で小休止。
ケショウヤナギの葉影が映り素敵。
河童橋の下の河原。くつろぐ修学旅行生。
河童橋を渡って右岸を少し下る。
河童橋付近で唯一の山小屋、西糸屋山荘へ。
山荘の昼食処、グリーンポット。
名物、山賊焼き定食を頂いた。アップルパイも美味しい。
右岸をさらに上流へ。
サルノコシカケ。前より成長していた。
ユキザサに似ているが花が緑色。ヤマトユキザサ。
雌雄異株(雄花と雌花の株が別の植物)。これは雄花のようだ。
岳沢湿原に到着。
ヤマドリゼンマイ。若葉の中心に茶色の胞子葉が直立する。
いつ見ても素晴らしい風景。
岳沢から流れ下る清流が湿原を潤す。
ここもレンゲツツジの開花はこれから。
明神岳方向。
霞沢岳の方向。
カモのつがいが現れて、採餌を始めた。
照り輝くマイヅルソウの若葉。
クルリとめくれた花弁が可愛い。
木道の下にツルシキミの花(雄花)を発見。これも北海道から日本海側に分布する多雪地帯に適応した植物。
ミネカエデ。カエデの花はぶら下がるものと思っていた。
小さな、見たことのない花を見つけた。
その名もノミノフスマ。
花の付く小さな葉を「蚤の布団」に見立てた命名。
ネコノメソウ。
花の後の果実の細い隙間に見える茶色の種子。
これを、明るい所での猫の目の縦長の瞳孔に見立てた命名。
タヌキノチャブクロ(の枯れた個体)だそうだ。
木道の下の湿地に生えていた。カンムリタケ。
水没した針葉樹の腐食に生える水生キノコ。
小梨平まで戻ってきた。清水川のバイカモ。
キジムシロの可愛い花。
ビジターセンターの入口の看板。
こちらで、不明の生物の名前を尋ねた。
ハクサンハタザオ。
今の時期、このハタザオの仲間が何種類か咲いている。
アマドコロ。
オオカサモチ。花が広がる前。
上高地を代表する木ズミ(コナシ)。沢山あったから小梨平。
ノビネチドリ。雨の中で探し歩いた。
ハシリドコロ。
アルカロイドの一種を含み、食べると幻覚など錯乱状態に陥り、苦しみ走り回る所から命名。
結局この日、稜線の雲はかかったままだった。
キャンプ場。今日の夕食は焼きそば。
丹生川のACOOPそばの店でナラ材(ミズナラ?)の薪を手に入れた。
火力があり火持ちがする。空澄み渡り星空美しく気温低下が半端なかった。
4日。寒すぎて、いつもは朝やらない焚火を起こした。
天気は最高だ。
ベッドに寝転んで樹冠を見上げる。
少し離れたトイレに行く時見つけたツマトリソウ。
珍しく1本の草に2つの花が付いていた。
テントサイト撤収完了。今日も予定変更。
清酒『元文』を求めて白鳥の原醸造所へ。
無事酒二升を購入して、長良川を西へ。
始めて白鳥の道の駅へ。昼食はこの朴葉寿司と、
鮎の炊き込みご飯。どちらも美味しかった。
軒下に巣立ったばかりの燕の若鳥が沢山いた。
人間を恐れない。
158号線で山を越えて越前大野へ。
麦秋の景色が美しかった。中央の山が百名山の荒島岳。