絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() 気候もやっと秋らしくなり、秋晴れの日が多くなってきました。 最近は気候不順が続き、夏から突然冬になるような事も多く、この様な秋晴れは貴重なものとなりました。 経済も中国の変動で雨空になるかと思いきや、薄曇り程度で済むようです。 物価上昇2%の目標はほど遠く、生鮮食料品とエネルギー関係を除いていた日銀の指標でも、目標にはほど遠いのが実態です。 原油価格の下落は物価上昇には逆行しますが、日本経済全体には良い方向に働くので、時間はかかりますが、最終的には物価上昇に寄与してくるのではないかと思います。 株価も18000円を挟んで、乱高下はするものの、落ち着いてきた感じがします。 日銀金融緩和は期待しているのですが、おそらくアメリカの公定歩合の利上げに絡んで実施されるのではないかと思います。 上げるのも上げないのもどちらも問題があり、いっそのこと9月に上げておけば良かったと言う意見もあります。 年内に上げるのは確定していると思いますが、遅くなるとだんだんあげるのが苦しくなってくるような気がします。 ![]() 同じような事が日本の消費税の10%へのアップにも言えると思います。 上げることのダメージは実証済みですが、さりとて上げないわけには行かない、上げないと次に挙げるのが難しくなる、と言うジレンマに陥ってしまうと思います。 3%アップ時には5兆円もの万全の対策をしたにも関わらず、あれだけの落ち込みをしましたので、次回の2%アップはもっと大きな対策を打つのかも知れません。 オリンピック前と言う状況もあるので、これで緩和されてしまうのかも知れません。 いずれにしても3%時よりは、上げないと行けない条件が揃ってきていると思います。 最近のITと言うか技術絡みの話題で何と言っても大きいのはフォルクスワーゲンのエンジン不正ソフトでしょう。 あのカチカチのドイツ人がやったと言うのも衝撃は大きいものがあります。 しかし良く調べてみると、過去にはアメリカのメーカーを含めて同じような問題があったと言うことです。 今回は台数も多いし、ドイツの車と言うことで話が大きくなったような気がします。 そもそも排ガス規制は試験方法が指定されて、その結果で判断されるので、今回のケースは、全体としてはおかしいのですが、法律違反にはならないと思います。 そもそも実車では計測が出来ないので、テスト台に置いて決められたテストをして、合格したら良いと言うことではないでしょうか。 何故今まで皆少しおかしいと思いながら、問題にならなかったかと言うと、実車で計測できる車載用の検査機が無かったと言うことです。 ![]() この小型の車載出来る計測器を作ったのが、この業界では有名な京都の堀場製作所だそうです。 この小型検査機が昨年に出来て、それを使って実車で試験したら、ピークで規制値の40倍の値が出たそうです。 意外なところで日本の中堅企業が貢献していると言うことです。 ちなみに、堀場製作所の創業者の堀場さんは、先日亡くなったばかりで、生きておられたら、コメントが沢山新聞に載ったのではないかと思っています。 地元のEUやドイツでは分かっていたらしいので、それはそっちの責任として、問題発覚のアメリカでは、ディーゼルはあまりはやらなくて、50万台くらいしか無いそうです。 不正ソフトを元に戻すと燃費が一気に悪くなるので、いっそのこと新車に交換したらどうか、と言う話もあり、下手に制裁金を払うより、この場合でも、新車の原価は200万円ぐらいと言われており、50万台台でも1兆円で済むと言う計算もあります。 ![]() 最近のネット関連の話題で大きなニュースでは無かったが、面白かったのは、善玉ウイルスの話。 セキュリティ企業のシマンテックが、奇妙なマルウェアを発見したと公式ブログで報告しました。 ウイルスの作成者の意図は不明ですが、Linux.Wifatchと呼ばれるそのマルウェアは、感染しても害はなさず、むしろセキュリティを高めてくれる働きをするのだそうです。 ルーターに感染して、そのルーターを最新のセキュリティアップデートをやってくれるとのこと。 人間が感染しているウイルスも大半は無害で、一部は必須のものも有るようで、一説によると進化の大きなステップもウイルスがDNAの断片を持ち込むことでなされると言う話もあり、ウイルスというとひどい病気になると言う印象が強いのですが、意外に役に立つというか生きる上で必須でも有るようです。 同じようにコンピュータでもウイルスは外を及ぼすだけでなく、この様に役に立つようなものは出来ないのかと思います。 偽装されたらダメですが、特別の標識を持った善玉ウイルスをどんどん作ってネットに放ってはどうかと思うくらいです。 今月の読み物は、「瀬島龍三―参謀の昭和史」 文春文庫 保阪正康著 ¥605 ![]() ★☆☆ 別の面から戦後史に興味ある人には読み応えあり。 瀬島龍三は、太平洋戦争時には大本営作戦参謀。 ソ連抑留、東京裁判に検事側証人として出廷、高度経済成長期には企業参謀、伊藤忠商事会長、そして中曽根政権下の行政改革では臨調・行革審の政治参謀として活躍した昭和史そのものの参謀ともいえる人物。 どういう人が、あの戦争を実際に作戦を作り指導したのか、またその後がどうなったのか、を知りたくて読みました。 筆者の正確もあるのかも知れないですが、全体的に公平というか、冷徹な記述が多いので、良くあるような持ち上げるような人物描写ではないです。 実際に読んでみると、本当に数奇な運命と言う感じと、サスガに大本営の作戦参謀は、良い悪いは別にして優秀なんだと感心しました。 抑留先のソ連でも、それなりの能力を発揮し、戦後は伊藤忠商事に入社して、単なる繊維商社から、世界的な商社に押し上げた原動力でもあります。 いわゆる上に立つ人で無く、根っからの参謀タイプの人物伝の、現代に生きた人なので、その詳細を読むことが出来ました。 内容(「BOOK」データベースより) 陸大を優等な成績で卒業し、太平洋戦下の大本営作戦参謀を勤め、戦後は高度成長期に商社の企業参謀、さらに中曽根行革で総理の政治参謀として活躍―。激動の昭和を常に背後からリードしてきた瀬島龍三。彼の60年の軌跡を彩る数数の伝説を検証し、日本型エリートの功罪と歴史に対する指導者の責任を問うノンフィクション力作。 著者は、綿密な取材によって瀬島が語らない昭和の裏側をかなりの部分明らかにしている。しかし、瀬島自身に対するインタビューを終えた感想は「知りたかったことになにひとつ正確には話してくれない」ということだった。おそらく、瀬島が語らなかったことは、そのまま昭和史の闇の中へ消えていくのだろう。ただ一つ、瀬島の大本営参謀としての本音がもっとも正直に吐露されていると思われる『北方戦備』という自らが記した大著は、一般の人間は閲覧することのできない、防衛庁戦史室という密室に寄託されているということである。(杉本治人) |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2015年9月1日 とうとう株価の大調整が始まりました。 2-3ヶ月前に、変調があって ![]() ちなみに世界の株式市場の時価総額を世界地図の面積で表したものがあります。 こう見るとアメリカが大きいのは当然としても、中国が如何に小さく、日本やイギリスが大きいことに気がつきます。 安保法制は何でこんな事になってしまったんでしょうか。 60年安保のように多少の国会デモもやむを得ないと言う慢心ににた気持ちがあったのでは無いでしょうか。 防衛大臣の答弁も稚拙で、舌足らずなところもあって、確かに国会の議論を聞いていても議論がかみ合っていないところもあります。 また野党は戦争法案とかのレッテルを貼って、まともな議論がなされていないような気がします。 こう言うプロパガンダに、日頃はほとんど政治活動らしい事をやらない若い人が人が巻き込まれているような感じがします。 中国などに比べて、何があってもデモらしいデモもないのが物足りませんでしたが、若い人にもこう言うエネルギーがあったのだと、少々安心する気持ちもあります。 60年は知りませんが70年安保の時は大学に居て、何が起こるのかと見ていましたが、何も起こらず、安 ![]() 70年安部談話は非常に良かったと思います。 確かに左右に気を遣いすぎて玉虫色になった印象はありますが、逆にこれが功を奏して、バランスの取れたものになったと思います。 敵対する状況では無いこともあって、中国も韓国もまともな反論が出来なかったですね。 あまり報道され居ませんが、談話発表直後の両国の非公式のコメントでは、非常に良く設計された、良く出来た談話だとの評価でした。 確かにどっかを突っ込むと、どっかが自分に跳ね返るようになっています。 私が以前から思っていたように、キーワードを適当にちりばめておく、と言う戦略も当たりました。 本来は甘利意味の無い用い方だったのですが、単にキーワードをカウントしている方からすると、カウンターが1度上がったと言うことでしょう。 ![]() 最近のIT分野の話題はあまりないのですが、たまたま目にした車載用のミリ波レーダーのモジュールの話題。 20年ほど前にミリ波レーダーをモノにすべくイスラエルまで行って、イスラエル空軍の司令官とも面談して、技術導入を図ったのですが、当時は高価で大型で、トラックに搭載するのがせいぜいだったと思います。 最近は主要部分がチップ化されて、77GHzミリ波レーダーモジュールが安価に作られるようになりました。 ちなみにスズキのミリ波レーダーによる自動ブレーキは、35000円と極めて安価に設定されています。 ![]() 前車との距離を測っての自動速度調整と車線の逸脱警報で、一般道路はともかく、少なくとも高速道路における自動運転は、現時点でも可能だと思います。 一番心配した、自動運転の時とそれを外したときの運転の感覚、つまり自動運転だと思ってブレーキは自動でかかると思っていて、ブレーキを踏まないで居ると言うような危険はないのか? と言うことですが、意外に混同はなくて、一番の違和感は自動ブレーキ時の勝手にブレーキがかかると言う感覚がなじめず、ついつい足でペダルを踏んでしまうと言うことぐらいです。 思ったより人間は順応性が高いと感じました。 ![]() オススメ度 ★★★ 是非読むべし 電力に関しては、マスコミを含めて誤解や中傷や当たらない非難など、何が本当に問題かと言うことが良く分からず、一度電力会社内部の人の意見を聞いてみたいと思っていました。 先日のNHKの番組で、ハッキリした物言いと主張があり、物言いの端が少し韓国人評論家の金慶珠に似ていたので面白かったが、珍しく女性だと言うので興味を持って著書を読みました。 立場が環境保護に傾いているので、少々値引きして考えないと行けないですが、単純に再生エネルギー礼賛ではなかったです。 全体にバランスの取れた、冷静な分析が良いです。 本書では触れられてはいませんが、原発事故では福島第一しか取り上げませんが、同じ敷地内に5号炉と6号炉の原子炉があり、福島第2も4基の原子炉が同じように津波に襲われ、第1と似たような状況になったのですが、こちらは何とか事故に至らなかった。 さらには同じく津波に襲われた女川原発の3基の原子炉。 こちらは被害が少なく再稼働を計画している。 原発事故の広範な偏見の無い現状も知りたいものです。 内容紹介 自由化されると電気料金が下がる、再生エネルギーで自給自足が可能、原子力発電所がなくても電気は供給されるし、支障はない……など、電力に関する話題にはとかく誤解がつきものです。本書ではこういった誤解を解くことからはじめ、電力や電力業界の問題のほか、エネルギー問題など、電力にまつわる様々な問題点を、元東京電力社員の著者が丁寧に解き明かした1冊です。 序 エネルギー政策の理想と現実 第1部 エネルギーに関する神話 (再エネ神話の現実 ドイツ神話の現実 電力会社の思考回路にまつわる神話) 第2部 エネルギーに関する基本 (電気はどこでどう作る エネルギーを語るなら知っておきたい常識 キレイごとでは済まない温暖化問題 東電福島原子力事故による3Eの変化) 第3部 電力システムの今後 (考えなければならない問題 原子力事業は誰がどう担うのか 今後電力システムはどうあるべきか) 補論 電力システムと電力会社の体質論 <著者プロフィール> 竹内純子(たけうち・すみこ) NPO法人国際環境経済研究所理事・主席研究員、21世紀政策研究所「原子力損害賠償・事業体制検討委員会」副主査。 慶応義塾大学法学部法律学科卒業。1994年東京電力入社。2012年より現職。国立公園尾瀬の自然保護に10年以上携わり、農林水産省生物多様性戦略検討会委員や21世紀東通村環境デザイン検討委員等歴任。その後、地球温暖化国際交渉や環境・エネルギー政策に関与し、国連気候変動枠組条約交渉にも参加。著書に、『みんなの自然をみんなで守る20のヒント』(山と渓谷社)がある。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2015年8月4日 日本の景気回復もイマイチです。 今まで調子の良かった安倍政権に逆風が吹き荒れているようです。 基本的には経済を好調にしておいて、安保法案などを通そうと言うことでしたが、少し時間切れで、経済の方が先に息切れしてきたようです。 3年越しのTPPも、アメリカがTPAを可決して、やっと本格的な交渉に入ることが出来て、これで大筋妥結かと思われたときに、思わぬダークホースのニュージーランドの強硬姿勢でずっこけている状況です。 流石のフランケン甘利大臣も怒っているのは、これがずれると来年の参議院選挙に大きな影響が出て、政治シナリオが狂ってくるからです。 アメリカは大統領選挙と絡んでくるので、ややこしいはずですが、どうも熱意がないですね。 あのフロマン通商代表も、本来は頭から湯気を出して怒る場面ですが、そうでも無い。 アメリカは与党の民主党が反対の方向ですし、政策的には共和党とねじれているので、本腰が入らないのではないでしょうか。 結局、3本目の矢でTPPしかのこっていないアベノミックスが抜き差しならないところに来ていて、日本が最後に貧乏くじを引いたと言うことになるのでしょう。 これで交渉が不利にならないことを祈ります。 足下を見られて押し込まれるのではないでしょうか。 ニュージーランドの要求もこの臭いを感じます。 東芝は大問題に発展しましたね。 しかし、どこの会社も程度の差はあれ似たような事はやっていると思います。 年度末の代理店への押し込みなんかは日常的ですし、だから役所に関係ないどんな会社でも年度末には多少は売上げと利益が伸びるものです。 また、決算をすっぴんでは無くて多少のお化粧するのは、経営者とし ![]() 東芝は一線を越えてしまった。 やり過ぎました。 どこまで、何とかOKで、ここまではダメと判断するのは経営者の基本的な判断力ですが、ここに社内政治が絡んでるんですね。 しかし、まずいと思ったら引けば良いのであって、辞めるつもりならいろいろ摩擦はありますが、何でも出来ると思います。 オリンパスの英国人社長を見習えば良い。 社内政治のせいにするのは、言い訳でしかないです。 利益を圧縮して、いわゆる節税につながるものに関しては、税金を取りたい税務署がうるさくチェックするので、そんなに問題にならないです。 なるときは脱税として、金額が大きければ、刑事事件になり、服役することにもなります。 粉飾決算のように利益が出る方向は、税務署としては税金が多くなるので、基本的なチェックは入りません。 おのおのの法人の責任として自律しないと行けないところです。 ここで監査とか内部チェックとかの必要性が叫ばれるのですが、本来(アメリカ式で)は、取締役は執行部つまり社長を取り締まることが仕事で、良くあるように部長と社長の間の、社長の部下みたいな事はあってはならないと思います。 日本の場合は、この取締役の役割がハッキリしていないので、監査役を設けています。 しかも公認会計士による決算の監査があり、どこまで監査したら気が済むというか、問題がなくなるのか、と思います。 取締役が本来の役割を果たしても、社外取締役を強制するとか、こう言うことをどこまでやっても意味が無いと思います。 ![]() まずやるのは取締役を本来の取締役の役割にして、社長以下の執行部のチェックをキチンとする。 しかし社長以下が、本気で確信的に不正をして、それを覆い隠そうとしたら、これは誰にも分かりません。 もっともバランスシートを年度ごとにすーっと見ていけば、粉飾をするのは大きな額で無いと意味がないですから、良く見れば分かると言う専門家も居ます。 しかしオリンパスのように簿外で徹底的にやれば誰にも分からないです。 オリンパスも外人を社長にしたのでバレましたが、日本人だとあそこまで暴露することには非常に躊躇したと思います。 いずれにしても取締役がキチンと監視する。 また監視できる体制を作ることを含めて、もし不正がバレたら、一生刑務所の外には出れないような刑事罰を科すべきです。 日本の経営者のほとんどは結構な年寄りですから、少し刑期を長くすれば出てこれません。 アメリカのように全ての罪の刑期を積算すると言うような荒っぽい手も考えないと行けないと思います。 アメリカの経営者と話していると、そんなことをしたら Go To Jail だと冗談を含んでしょっちゅう話題になります。 東芝の場合はトップが細かく指示を出しすぎだし、プレッシャーを与えすぎた。 お化粧も1年で落として、次の年は別の化粧をすれば良かったんですが、厚化粧すぎて、化粧を落とせずに、さらに上に化粧をしていった結果だと思います。 今回は、内部通報で不正が明るみに出て、自社内ので調査がまず始まったのが唯一の救 ![]() 最近は悪い話題の東芝ですが、8ビットや16ビット全盛の時代に12ビットのマイコンを作るなど、ユニークな会社だと言うイメージがあります。 またディスクの世界では、常に世界をリードしていて、今月は、東芝のディスク技術の話題です。 半導体メモリによる記憶媒体の容量アップが大きいので、従来型の円盤に情報を記憶するディスクドライブの出番が少なくなってきていますが、東芝はディスク容量を10倍にする多層記録方式の実証試験に成功したとのことです。 それで思い出したのが垂直磁化記録方式。 1970年代に提案され、それ以降30年以上に渡って研究開発が行われてきましたが、最近はその名前を聞かないとおもっていましたが。どっこい、現在のディスクドライブには必ず使われているそうです。 ディスクの容量がどんどんと上がったのは、垂直磁化方式と磁性層間にトンネル電流を流すことが出来るTMR/PMR磁気ヘッドの貢献によるものです。 今回はさらにこの記録を多層に渡って行おうと言うもので、マイクロ波磁界を使って磁化層を選択するものです。 高密度化の限界を超えた10テラビット/インチ2の記録密度に達することができるとのこと。 2025年以降の実用を目指していますので、オリンピックが終わってしばらくすると、1ペタ(1テラの1000倍)バイトのディスクが登場するかもしれません。 ![]() ★★☆ 関心のある方は読むべし。 ギリシャ危機のおかげでヨーロッパの情勢に詳しくなりました。 やはり遠いせいで、よく知らなかったと思います。 中国までしょっちゅう来ていたメルケル首相が突然やって来て、何をしにきたのか良く分からないうちに帰って行きましたが、ヨーロッパはドイツ中心で動いているようです。 言われてみれば、最近はフランスの影が薄いです。 本書は、オリジナルがインタビュー記事のせいか翻訳がおかしいのか、少し読みにくく、論旨の流れもバラバラですが、フランスから見たドイツと言う風景が見えてくると思います。 日本とドイツとの類似性とか差とかもあり、少し離れたヨーロッパから見たらこうなるのか、と興味深く読みました。 内容紹介 冷戦終結と欧州統合が生み出した「ドイツ帝国」。EUとユーロは欧州諸国民を閉じ込め、ドイツが一人勝ちするシステムと化している。ウクライナ問題で緊張を高めているのもロシアではなくドイツだ。かつての悪夢が再び甦るのか? 出版社からのコメント 人口動態から、ソ連崩壊と米国衰退をいち早く予見した歴史家の新たな「予言」の書。冷戦終結とEU統合によって生じた「ドイツ帝国」は、当初もっぱら経済的だったのが、今日ではすでに政治的なものになっている、とトッド氏は指摘します。そしてウクライナ問題で緊張を高めているのも、ロシアではなくドイツで、「ドイツ帝国」がこのまま拡大すれば、いずれアメリカとも衝突しうる、と。インタビュー形式で読みやすく、しかも『悪童日記』の名訳者、堀茂樹さんによる素晴らしい翻訳で読める、日本オリジナル版です。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2015年7月1日 ![]() 2転3転したギリシャがとうとうデフォルトに陥りそうな状況です。 しかし返済期限が6月30日ですが、これを過ぎたからと言って何かが起きるわけでは無いようです。 IMFの理事会に返済できませんでしたと報告して、ああそうですか、と言うだけらしいですね。 過去の類似の例でも、返済不能即デフォルトとはならないようで、この件ではIMFがいつデフォルト宣言するかがポイントですが、宣言しても現時点では良いこともなく、そのまま返済不能状態が続くようです。 結局7月5日の国民投票の結果が賛成と出て、結局現政権が退陣して、IMFの提案を受け入れると言うシナリオになるのだと思います。 それを見込んだのか市場は29日こそ600円近く下げましたが、昨日は徐々に上がって、引けてみれば100 ![]() 月曜日29日の後場の下落の要因の一つになった、バブル崩壊と言われている中国上海株はおそらく政府のPKOみたいな手段かも知れませんが、今日は上昇に転じています。 しかし金利を下げても市場は反応せず、いずれは下落に転じるでしょう。 ギリシャは今回の問題を先送りしても、7月20日を始めとして、返済スケジュールが目白押しなので、いつまでも突っ張っておけないでしょうし、中国はこのままバブル崩壊となると中国自身への影響が大きすぎるので、政府が一丸となってソフトランディングを目指すのではないでしょうか。 この辺が独裁国家の良いところですね。 一昨夜は土星と月のランデブー(古!)が見られましたが、土星の新しい写真が撮られたようです。 この画像は今年2月4日、探査機カッシーニ(Cassini)が土星から約250万キロメートル離れた位置から、広角カメラで撮影したもの。 写真右上には土星の衛星ミマス(Mimas)がごく小さな白い点のように写っていますが、良く見ないと見えません。 宇宙関連の話題は惑星協会が先日打ち上げたソーラーセイル宇宙船の実験機「ライトセイルA」が、低周回軌道で太陽帆を展開するテストミッションに成功したとのこと。 このソーラーセイルは以前に本欄でも取り上げましたが、私の好きなプロジェクトです。 広大な宇宙を光の圧力だけで航行すると言う壮大でロマンあふれるプロジェクトです。 光の圧力は微々たるものですが、長時間に渡ってわずかですが加速し、どんどん速度が上がると言うわけです。 何より夢がある。 2016年には「完全なソーラーセイル航行」を行うようで、わずかでもドネーションしようかと思っています。 今世紀に入っての大発明はディープラーニングだと思うようになりました。 これで人工知能の能力は飛躍的に伸びました。 実際にその成果を実感できるのは、以前に本欄でも取り上げましたが、音声認識です。 以前の音声認識技術の開発に関わって、その能力を知っていたが故に、旧来の技術の音声認識を使っても、使い物にならないと言う印象が強かったのですが、その後ディープラーニングを使ったと覚しきスマホを使ってビッ ![]() アップルのSiriを使った宣伝の場面は、最初は話者を限定した条件の良いところでの話だと思っていましたが、本当なんだと実感しました。 ディープラーニングの開発者も最初は刈る気持ちで試してみて、こんなに効果があるとは思ってもみなかったようです。 今後いろんな分野に応用されていくと身の回りが一気に便利になっていくでしょう。 かな漢変換のIMEに早く応用して欲しいと思います。 写真のリンク先には、これまでの人口知能研究の歴史が描いてあり、エキスパートシステムなんて、懐かしい言葉も出てきます。 ![]() ★★☆ 関心のある方は読むべし。 中国の発展はめざましいですが、どこにその限界があるのでしょうか。 GDPでアメリカを追い抜く日は近いと入れていますが、本当にそうなるのでしょうか。 本書は特に経済面から中国の問題を洗い出し、将来を占うものです。 通産官僚OBが書いているためか、視点がしっかりして、妙なネトウヨ的な中国否定論では無く、淡々と経済問題、社会問題などを取り上げています。 内容(「BOOK」データベースより) 中国が「今後も7%以上の成長を続け、GDPで米国を追い抜き、世界ナンバーワンの大国になる」という見方は楽観に過ぎる。いまのままでは遠からず成長が失速し、深刻な停滞を迎えることになる。中国の経済・ビジネス事情に通暁した著者が説き明かす経済大国の真実。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 津上/俊哉 現代中国研究家、津上工作室代表。1957年生まれ。東京大学法学部卒業。通商産業省入省。中国日本大使館経済部参事官、通商政策局北東アジア課長、経済産業研究所上席研究員などを歴任後、東亜キャピタル株式会社社長を経て現職。著書に『中国台頭』(サントリー学芸賞受賞)等がある。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() 日経平均が12連騰で、なかなか落ちなかったですね。 13日目も寄付きは高く始まったのですが、最後は落ちて記録は終わりました。 5月には落ちると言われながら、少し下がると買いが入って、なかなか下がらないですね。 円も125円台に入ってきて、何となく未知の世界に入ってきたような気がします。 実質賃金もプラスになったようで、やっと日本経済も立ち直るのではないでしょうか。 お隣の中国・韓国情勢にも変化が出てきて、中国は最近急に優しくなって来たような気がします。 韓国は、自国の経済にも問題が大きく出てきて、日韓関係を改善したいと言う気持ちはあるのでしょうが、なかなか行動には出にくいと言う感じです。 ここに来て米国のケリー国務大臣が自転車に乗っていて負傷するなど、アメリカもなにやってるの? と言う感じです。 ![]() 社保庁時代の組合との関係も取りざたされていますが、やはり現場の管理者をキチンと教育して、日常的なセキュリティの向上を図らないといけないのですが、まったくITが分からない管理者が多いような気がしますので、非常に心許ないです。 マイナンバーでも、回線は専用線を使っているので問題ないようなことが言われていますが、結局最後の操作者のところで尻抜けになるとどうしようも無いです。 また、マイナンバーでアクセス出来る情報は、それぞ ![]() ロジテック社のブロードバンドルータの脆弱性により、中国からの不正アクセスが行われていると言う報道がありました。 先日、東京のプロキシーサーバーの運用会社が摘発された報道がありましたが、これだけだと何だか分かりませんが、ロジテック社の無線ルーターの情報が使われていたそうで大騒ぎになっています。 そもそもこの問題は2012年に発覚して対応のファームウエアも出ているのですが、そのバージョンアップをしないままのルーターがたくさんあると言うことで、警視庁も注意勧告を出しています。 ![]() 今月の読み物は、「白熱日本酒教室」 星海社新書 杉村 啓著 \886。 ![]() ★★☆ 酒好きは是非読むべし。 たまたま本屋で見つけたもの。 日本酒というのは麹を発酵で作って、さらに発酵させて酒にすると言う、非常に難しい作り方をします。 世界でも他の例が無く、繊細な日本人しか作れない酒だと思っています。 最近は海外でも評価が高くなり、それなりに知っているつもりでしたが、本書を読むとまだまだ知らない事が多い事に気がつきました。 イラストも多くて読みやすい構成です。 内容紹介 古い知識はおさらば! 日本文化の最先端「日本酒」を味わおう! 今、世界一面白いお酒、それは間違いなく「日本酒」です。近年では、スペイン料理やフランス料理にあわせるための日本酒や、芳醇なワインを思わせる香り豊かな日本酒、ほんの少し温度を変えるだけでがらりとその味わいを変える日本酒……、お米だけで造られているとはとても考えられないほど様々な日本酒が登場しています。これらは、日本各地に存在する蔵元の伝統と創意工夫、そして最新の醸造技術の結晶です。今や日本酒は、世界から注目を集める面白いお酒に進化したといっても過言ではありません。「難易度が高いお酒」と思われがちな日本酒ですが、それはもはや昔の話。さぁ、今こそ日本酒の魅力を存分に味わいましょう! 内容(「BOOK」データベースより) まずは知りたい日本酒の基本!日本酒の味を決める造り手の技術!日本酒の変化を楽しもう!日本酒との出会い方を知ろう!今、“世界一面白い酒”は日本酒だ!醸造技術大国・日本で生まれ、未だ進化の途上にある「日本酒」をとことん知り尽くそう!! |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() 株価は連休を前に想定通り落ちましたね。 それまでも下落場面があったのですが、ズルズルと行かないのは、従来の相場とは異なります。 日経平均が2万円を超えたとか、切ったとか言っても、日経平均に使われている銘柄、その中でも値がさ株のユニクロとかソフトバンクとかの株価の上下で決まってきますので、個別に見ていくと少し下がったとか、大幅に上がったとか、日経平均では分からない上下があります。 サスガに日経平均が大幅に下がったときは、下落傾向はありますが。 早々に日経平均の2万円超を迎えてしまったので、さあこれからどうなるか? と言うのが最大の関心事でしょう。 原油価格の下落のせいになっている物価の下落傾向で今年度の2%物価上昇は夢のまた夢と化し、昨年に早々にやってしまった金融緩和で、早期の再度の金融緩和はもう出来ず、日銀総裁の古巣のADB(アジア開発銀行)には、中国がAIIBと言う強烈なカウンターパンチを食らわせ、無責任で身勝手なヨーロッパがイギリスを筆頭になだれ込み、文字通り四面楚歌の状況になって来ました。 期待された企業決算も来期の見通しは、保守的と言われてきたのですが、結構そのままの姿ではないか ![]() 中国はAIIBに余程困っているんですね。 中国中心で、東南アジアを中心に細々としかし自分勝手にやりたいのに、急に参加国が増えてしまって、本当はもの凄く困っているのではないでしょうか。 日本やアメリカの参加で、国際金融のノウハウも得たいし、何より中国が勝手にやることに対してのお墨付きが欲しかったのでしょう。 そのせいか、安倍首相のバンドン会議での演説、米国議会で演説には大きなクレームは付けていません。 バンドン会議後の中国報道官の発言はほとんど何もなかったですからね。 その後これではメンツに関わると思ったのか、少しはクレームを付けていますが、本気では無い。 これで梯子を外された形の韓国は、国内問題もあり火だるまです。 AIIBに関しては、当初は外交失策と言われていましたが、結果オーライの参加見送りとなりました。 たまにはこう言うことも無いとね。 安倍首相の議会演説は、単語を並べただけとボロクソに言う人も居ますが、中身はともかく、もう少し流ちょうに話して欲しい。 相手が演説の名手のオバマだから、ますますそう思います。 発音の練習に気を取られて、 ![]() 英語でやりさえすれば、名演説になるかと言うと、安倍首相の演説でも分かるように、自動的にはそうはならないようです。 企業のトップのスピーチを聞く機会が多かったので、良い調子で聞こえていたのですが、肩書きが下のあまり慣れていないというか、練習をしていないクラスのスピーチは、良く分からないものが多かったです。 やはり練習とか訓練だと思いました。 流石にオバマはうまいです。 ブッシュも英語が単純な分だけ分かりやすいというか、うまかったです。 日本語は、どうしても情緒が勝つので、いわゆる演説とかプレゼンテーションには不向きだと思います。 最近の話題の中で、一人気を吐いているのがアップルウオッチを出荷したアップルです。 ジョブズ亡きあと、その経営が心配されていましたが、現在の経営の方が業績は遙かに良いようです。 良きにつけ悪しきにつけ、ジョブズはカリスマであり、経営者と言うよりはプロダクトの革命者なんでしょう。 アップルウオッチを分解して、その部品原価をはじいた記事がありましたが、その部品原価率は24%ぐらい ![]() ジョブズの初期アップル時代を除いて、始めて作ったNextコンピューターは主要な部品の原価のみで、売価になると言うとんでもない値付けがされていました。 当時としては革命的な光学ドライブが格納されていましたが、これとディスクドライブ、お金のかかった筐体、ディスプレイだけで、軽く売価を超えていたと思います。 最初に衝撃的な値付けをして、その後は数の力に任せて驚異的な部品コストの低下をすると言うのが基本的なやり方です。 Nextコンピュータはそれほど数が出なかったので成功とは言いがたいですが、Appleに戻ったあとの、iTune、iPad、iPhoneなどは、この戦略にバッチリはまりました。 今回のアップルウオッチで分かったことは、アップルが普通の製造で、普通の事業計画を持った普通のものつくり企業になったと言うことでしょう。 これだけ巨大な企業に成長したのですから、ある意味ではもの凄く良いタイミングでジョブズが去ったということでしょう。 ![]() オススメ度 ★☆☆ 興味があれば読むべし もっと技術的な解説を期待したのですが、それは少ししかなくて、ほとんどが通貨とは何か、通貨として通用するのか、に力点があります。 そもそもどうしてビットコインを「発掘」するのかと言うような点にも触れられていて、ざっと読むには便利なものです。 【内容紹介】 「通貨の未来」を徹底的に考える――。 「国家の後ろ盾がある法定通貨」は、じつは完全無欠ではない。 為替リスクを抑え、送金手数料も安い暗号通貨は、 「欠点だらけの現行通貨」を革新する可能性を秘めている。 シンプルな暗号が、なぜおカネになるのか? 電子マネーやクレジットカードとどうちがうのか? 偽造される心配はないのか? 私たちの生活に、どんな影響をおよぼすか? 投資家たちを震撼させても、なお進化を続けるビットコイン。 その背後に潜む数学や暗号技術と、経済へのインパクトをくわしく語る。 内容(「BOOK」データベースより) 「国家の後ろ盾がある法定通貨」は、じつは完全無欠ではない。為替リスクを抑え、送金手数料も安い暗号通貨は、「欠点だらけの現行通貨」を革新する可能性を秘めている。シンプルな暗号が、なぜおカネになるのか?電子マネーやクレジットカードとどうちがうのか?偽造される心配はないのか?私たちの生活に、どんな影響をおよぼすか?投資家たちを震撼させても、なお進化を続けるビットコイン。その背後に潜む数学や暗号技術と、経済へのインパクトをくわしく語る。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() 株価は、年度を超えるとサスガに大幅ダウンしましたが、これでズルズルと行かないのが、アベノミックスのおかげです。 4月1日も前場は落ちましたが、後場は盛り返しています。 アメリカも上がってきましたので、19000円を割ることは無いようで、いつ2万円に到達するかがポイントです。 賃金もなんのかんの言っている内に少しずつ賃上げが浸透して来ているようです。 物価上昇2%は風前の灯火ですが、歳入も大幅に増えて、実体的に景気が上がればそれで良しと言うことでしょう。 しかし、国の債務残高の上昇が止まらず、これに如何に歯止めを掛けるかがポイントになります。 消費増税では限界がありますから、社会保障関連の歳出カットが最大の問題となるでしょう。 中国との関連もいよいよ山場を迎えている感じがしますが、中国共産党の機関紙である人民日報の国際版・環球時報(電子版)は、さまざまなジャンルで世界のトップ10を選出しているサイトを引用して、世界の人びとが選出した「世界でもっとも聡明な国」として日本が第1位になったと報じました。2位は韓国、3位は米国で、中国はトップ10に入らなかった。 最近は、この様な日本を悪く言わない記事が増えたように思います。 ちなみに http://www.omgtoplists.com/ には様々なトップ10が掲載されていますので、ゆっくり見ると面白い事が多いです。 ![]() 日本が1位になった理由は、「技術、文化、自然のバランスに加え、ガンダムのような戦闘兵器を有しているだけでなく、ハイレベルな宇宙探査技術も兼ね備えているから」だという。 中国人ネットユーザーからさまざまな感想が寄せられていて、「当然の評価だな」、「日本は確かに不思議な国だ。あんなに小さい国で人が少ないのにミラクルを起こす」など、日本が1位であることには多くの中国人が納得のようであった。 「オレは中国が一番賢いと思ったけど」、「中国がランキングに入っていないのはおかしい」、「IQは中国人が一番高いんじゃなかったか?」など、中国人こそ賢いとの主張も少なくない。 さらに、もっとも多く寄せられた意見は「韓国が2位だったこと」についての反論で、「韓国は金でも渡したか?」、「韓国を皮肉っているんだろ」、「明らかに韓国への風刺だ」など違和感があったようだ。 以前から報道されていた「ATD-X 心神」が公開され、7月からの初飛行に向け準備が進んでいます。 ゼロ戦の系譜を継ぐ三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所において開発中で、実際の量産はともかく、俗にF3と言われている開発中の第5世代戦闘機の実験機が完成することになります。 ちなみに写真にリンクを張ったサイトは中国のサイトです。 キチンと伝えている。 ![]() 共同開発したF2ですら、最終的に1兆円近くの開発費がかかり、F3だとその3倍ぐらいかかるとすると、国の防衛費の半分ぐらいをつぎ込まないと完成しませんし、一機当たりのコストも跳ね上がると思われます。 いずれにしても、共同開発になるとしても、その交渉能力はあげておかないと行けないと思います。 技術の進歩と言う点では、無線通信技術の向上には目を見張るモノがあります。 必要は発明の母とはよく言ったモノで、ビデオデータを扱うようになって、一気にCPUやディスクの容量そして通信、中でも無線通信の技術が大幅に向上しました。 戦争で技術が発展すると言いましたが、今ではIT機器の開発が戦争みたいなもので、逆にここで開発された技術が、戦争に応用される時代になりました。 NTTドコモは、第5世代移動通信方式(5G)の屋外実験で、受信時4.5Gbps以上のデータ通信に成功したと発表しました。東京オリンピックまでに5Gサービスの提供を目指すとのことです。 スウェーデンEricsson社とのと共同開発ですが、屋外に設置された基地局(光張り出し構成)と測定用車両に搭載した移動局装置(携帯電話機に相当)を使って実験。15GHz帯の高周波数帯を用いて、最大受信速度4.58Gbpsのデータ通信に成功しました。 低い準ミリ波帯をつかうので、電波は遮断されやすく、見通しでないと高速は無理でしょうが、いずれにしても無線技術でギガオーダーの通信が出来るのは、夢のようです。 さらにさらに高い周波帯のミリ波で、屋内で5Gの移動通信を行う実験をフィンランドの会社との共同実験も行っています。 ![]() ★★★ 是非読むべし ジャーナリスト殺人事件で一気に浸透したいわゆるイスラム国はどうやって誕生したのか、そもそもイラク戦争以後はどのような経過になっているか、これを知りたくてこの本を選んでみました。 アジ的にもならずに、淡々とイスラムの特にイラク、イラン、シリア、ヨルダン、トルコなどの地域の歴史的な説明を含めて、解説してあります。 ここでやっとシーア派とスンニ派の区別を付けることが出来るようになりました。 今まではニュースを聞いていても、その区別はほとんど出来ませんでした。 現在ではこの手の本は必読だと思います。 【内容紹介】 パリ「シャルリー・エブド」襲撃事件に続き、 日本人人質事件も勃発。 2015年の世界は、イスラム過激派に振り回される。 2014年6月、イスラム過激派の一組織が「イスラム国」の樹立を宣言。 西欧社会がアラブに押しつけた国家の枠組が突き崩されたことで、 国際社会に大きな衝撃が走った。 数々の残虐な行為が非難されているが、 彼らは単に恐怖政治によって勢力を拡大しているわけではない。 なぜ資金提供者が現れるのか。 なぜ世界中から志願兵の若者が集まるのか。 7世紀ムハンマドの時代を理想と掲げる彼らが目指すものは何なのか。 中東問題の第一人者が複雑な中東情勢を徹底的にわかりやすく解きほぐし、 その正体に迫る。 第1章 イスラム国、急拡大の背景 第2章 イスラム国とは何なのか 第3章 イスラム国出現までの100年史 第4章 イスラム過激派とは何者か 第5章 イスラム国と国際情勢 第6章 イスラム国はいつまでもつか 内容(「BOOK」データベースより) 2014年6月、イスラム過激派の一組織が「イスラム国」の樹立を宣言。西欧社会がアラブに押しつけた国家の枠組が突き崩されたことで、国際社会に大きな衝撃が走った。数々の残虐な行為が非難されている。だがイスラム国は単に恐怖政治によって勢力を拡大しているわけではない。なぜ資金提供者が現れるのか。なぜ世界中から志願兵の若者が集まるのか。7世紀ムハンマドの時代を理想と掲げる集団が目指すものは何なのか。中東問題の第一人者が複雑な中東情勢を徹底的にわかりやすく解きほぐし、その正体に迫る。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2015年3月1日 ![]() いよいよ春になります。 先頭を切って伊豆の河津桜が満開になったようです。 我が家の河津桜も、昨年は遅かったのですが、今年はタイミングが合って咲きました。 来年はもう少し大きくなって見頃になると思います。 いつも使っているカメラで写真を撮ったら、ゴミが移っているのに気がついて、ネットで調べたら、このカメラはゴミが入りやすいようです。 繰り出し式の鏡胴が出入りするときに一緒にゴミも入り込むようです。 ゴミがセンサーのところにあるので、修理も大変で、結構細かくバラさないと駄目なようで、早々に諦めて、このカメラの後継機種を注文しました。 少しサイズが大きくなって重量も少し増えているようですが、外形的に余り変化は無いようですが、機能的には大きく進化していました。 また液晶画面の保護シートも別途売られていて、同時に買って貼り付けました。 以前から不満だった、カメラ下側からのUSBコネクタは、想定通り、横の蓋のついた、元のHDMIコネクタのところに移動していました。 滅多に使わないHDMIは底面へ。 フラッシュも強制発光がオートモードでは出来なかったのですが、これが出来るようになったし、フラッシュが自動で飛び出ることも無くボタン操作になりました。 ![]() 一番驚いたのは、Wifiを使ったクラウド機能が大幅に進化したことです。 スマホと同じように有料アプリがダウンロードできて、新しい機能を追加できます。 早速やってみたのは、無料のリモコン。 スマホとアドホックの接続をして、スマホ画面でモニタを確認しながら、シャッターが切れます。 人通りを気にしながらセルフタイマーを使っているのとでは段違いの使い良さです。 ズームもあったら良いなと思っていたら、バージョンアップ後にはズームも可能になりました。 ビデオも可能となっているのですが、何故か現状ではボタンが現れません。 有料アプリでは一定の間隔をあけて撮影した静止画をつなげて、動画のように見せるタイムラプス撮影が1000円ほどでダウンロード出来ました。 他にもいろいろ撮影アプリがあり、思ったよりクラウド化が進行していました。 ![]() 有線の約10分の1と言うのが通信速度の大体の相場でしたが、今回の実験は、その逆で10倍になります。 回線の制約がある地上とは異なり、制約の無い空中では無制限なのでしょう。 しかし、シャノンの定理を思い出して、そのエネルギー密度が心配になります。 この技術のポイントは明確ではありませんが、基本的には、データを無線に載せる変調の技術と、チャンネルを多数使う、要するにどちらも周波数の帯域を広げる技術だと思います。 デジタル多重でも結局高速で多重すると、帯域は増えると思います。 ![]() 過去の5G技術を使用した通信としては、Samsungが7.5Gbpsでの通信に成功していましたが、今回の技術ではSamsungの130倍以上の高速通信が可能になるようです。 また。このチームでは 5Gサービスをサポートするための新技術を開発中とのことで、モバイル通信におけるブレイクスルーとなるような技術を現在10個以上開発しており、そのうちのひとつが1Tbps超えの高速モバイル通信を可能にした。 1Tbpsという数値は光ファイバーでの通信と同じレベルだが、それがモバイルで可能になる。 テスラーのEVの、パナソニックのパソコン用リチュウム電池を何千個も使った「MODEL S P85+」の評価が高いようです。 第1弾のロードスターは、あまり評判が芳しくなかったのですが、これは良いみたいです。 ダッシュボードには17インチのタブレットが置かれ、GoogleMapでのカーナビも可能で、車の設定も全てこのタブレットで行えるようです。 これに刺激を受けたのか、i3 i8 を次々と出してきたBMWが、今度は クーペの i4 セダンの i5 も開発中との噂が出ているようです。 i5 はトヨタの燃料電池を搭載すると言う噂まであります。 さらには あのポルシェも600馬力の EVを計画しているとの噂もあり、いよいよ電気自動車の時代に突入しそうです。 ![]() Kindle版 ¥1,512 単行本(ソフトカバー) ¥1,836 ★★★ 是非読むべし、面白い。 暗殺と言うと非現実的な話だと思いがちですが、実際の担当者は意外に粛々と任務をこなしていると言う感じです。 家庭問題も、良くあるビジネスマンの家庭問題と同じようなもので、先日観た映画の「アメリカンスナイパー」とも共通しています。 アメリカンスナイパーの主人公は、帰国後殺されてしまい、劇的な結末となりましたが、この本の筆者は、そう言うこともなく淡々とすごしているようです。 本のなかでも、このプロジェクトは将来は映画になるはずで、その時の俳優は誰かと言う冗談が話されていると言うことです。 CIAが5年以上の情報収集の結果で、パキスタンに侵入し、最後の場面ではヘリコプターが墜落したのですが、臨機応変に対応して、敵を追い詰めます。 ビンラディンとその息子はほとんど抵抗らしい抵抗をしないで殺されたようです。 この辺りの銃撃戦は、映画で良く出てくるような場面ではなかったかと思います。 いずれにしても、SEALSの実相に迫ることなど、なかなか面白いです。 【内容紹介】 2011年に突如決行された「オサマ・ビンラディン暗殺作戦」。その作戦に加わった米海軍対テロ特殊部隊DEVGRUのチーム・リーダーが、真相をすべて明かした、全米大ベストセラー ついに翻訳版登場! ビンラディンはどうやって追い詰められたのか? 暗殺作戦に関わった特殊部隊の正体は? はたしてビンラディン「最期の夜」はどのようなものだったのか? なぜアメリカは彼の殺害に狂喜乱舞したのか? |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2015年2月3日 ![]() 年明けから一拍おいてのISILで大波乱でした。 もどかしいが打つ手はなし。 早速、中国からは日本は救出に失敗したとの論評でした。 アメリカでもどうしようもないので、しょうが無いと思いますが、情報の入手が重要視される中、先日の国会中継の佐藤正久参議院議員の質疑によると、中東には駐在武官が一人も居ないようです。 まずこの辺りから改善していく必要があるでしょう。 写真をクリックしてリンク先に問題の写真あり。 政府がアッサリ殺害を認めたワケが分かる。 ただしショッキングです。 株価も行ったり来たりで、羊辛抱です。 しかしJ-REITは落ちることも無く、一本調子であがっています。 中には2倍以上になった銘柄もあり、日銀の買い支えが非常に効いている感じです。 また日経平均は値がさ株でほとんど決まりますので、見かけほど上下しているわけでは無いと思います。 いずれにしても値動きが大きいので、時間のある人はデイトレで大きな利益が得られるのではないかと思います。 ![]() マイクロソフトは、失敗したらすぐに直しにかかりますのが、過去になかなか学ばないようです。 NTが成功したのに、その後の VISTA で大失敗。 その反省で XP が出来て。これは大成功でした。 その後の 7 でも問題なかったのですが、その後と言うか同時と言うかの 8 が大失敗で、慌てて 8.1 を出したのですが、基本的に駄目なので、9 を飛ばして 10となったようです。 ![]() 大成功のあとの大失敗という 「The Second System」 を絵に描いたような展開です。 ちなみにこの「The Second System」と言うのは、30年近く前のIBMのシステムの教科書に出ていたのですが、非常に印象深くて、この教科書はこの部分だけ良く覚えています。 要するに大成功したあとは、資金などのリソースが豊富にあって、ついつい大変革したシステムにしがちで、これは大失敗につながると言うことです。 成功の後は、営業部門からのプレッシャーも大きいし、開発部門は自信が出来てしまうので、マイクロソフトのように、顧客の都合を忘れて、 W8 で見たように、PCそっちのけでタブレットを優先したことで、失敗につながりました。 マイクロソフトのエラいところと言うか、底チカラのあるところは、この失敗にもめげずに(精神的なことでは無くて、財政などのリソースのめげかた)、リカバリーショットを打てるところでしょう。 普通の組織ならへたってしまうところを盛り返す余裕 ![]() STAP捏造事件は、昨年の発表以来1年を経過して、ほぼその全容が解明されたようです。 結果は、10年前に樹立された ES細胞であると言うことが明確になりました。 これで、ベル研の超伝導、韓国のヒトES細胞 と並んで世界3大捏造の一つとして数えられることになりました。 韓国のヒトES細胞は、一部成功している部分もあり、100%の捏造とは言えないところもありますが、超伝導とSTAPはほぼ100%捏造であり、日本としては不名誉な結果となってしまいました。 論文そのものの不正も更に2件ほど見つかり、第3者による検証委員会は良い仕事をしたと思います。 反面、理研による検証は非常に不十分で、理研の世界的な学者が、論文は不正でもSTAPは存在すると言い続けたことも、その権威を大いに傷つけました。 いろいろ総合すると、やはり焦点の笹井副センター長は最後までSTAPを信じていたようです。 さらにこれを信用した竹市センター長も信じていたようで、最後まであるはずと言っていました。 若山教授は途中からおかしいと感じだしたようですが、何でノーベル賞クラスの副センター長が信じたのか、これが不思議です。 それで駄目だと思った時に自死したのではないでしょうか。 昨年の1月の発表のビデオを何回見ても、疑いを持っている様子はまったく有りませんでした。 ![]() 論文を書いている内に、不足のデータをあれこれ小保方氏に要求して、それが要求通りに出てきたことで、信じてしまったのでしょう。 この要求を満足させるデータが捏造されていました。 写真が不鮮明と言うことで、以前に撮った博士論文の写真を出したのだと思います。 またこの時には、あんまり厳密に考えて無くて、雰囲気があれば良かろうと言う感じで、特に悪意は無いと言う意識だと思います。 今月の読み物は、日経サイエンス「STAPの全貌」 \1440。 ★★☆ 理系なら読んでおくべし いわゆるSTAP現象の検証です。 一般の読み物は筆者が良く分かっていないせいもあるのか、イマイチ具体的なことがわからないのですが、サスガに日経サイエンスで、ちゃんとした研究者が書いているので、内容は難しくて、この手の論文には良く出てくる略号がどんどん出てきますが、概略は良く分かります。 4月ごろからサイトを良く見ていた遠藤高帆氏の解析では、ES細胞らしいと言うことしか分からなかったのですが、途中から手がかりがあり、最後に由来のES細胞を突き止めることが出来ました。 これで理研の再現実験も11月で早期終了したのだと思います。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() 昨年は異常気象が相次ぐと共に経済でも大きな出来事がありました。 10月末の異次元金融緩和第2弾と、それに続くビックリの衆議院解散であれよあれよという間に年が暮れたような気がします。 大義なき解散とか言われましたが、金融緩和で攻勢に出た税務省を筆頭にする財政再建派に対抗する戦略であったことは間違いないでしょう。 消費税先送りと共に、年末ギリギリには、野田さんが自分の力不足と認めたように、念願の法人税減税しかも先行減税と言う従来ではまったく考えられなかった減税に成功しました。 これも解散のたまもので解散が無ければ成功しなかったでしょう。 これほどまでに政府の中の政府と言われる財務省の壁を突き崩すことには大変な政治エネルギーを必要とするのです。 、どこかの政党が政治を変えると言っているのですが、また政権時代の民主党に戻るだけで、政治主導と言うことは、考えるより、もの凄い政治力を要するのであって、簡単には変えられないと言うことです。 次は岩盤規制の突破ですが、これは相手の姿がハッキリと見えにくいので、余計に大変だと思います。 今年は未年。 相場格言は「羊辛抱」だそうで、そのためか大納会の日は下落しました。 アベノミックスも最後の胸突き八丁でこれからが真価を問われます。 しかしこれがうまくいかなかった場合のBプランは存在しないに等しく、打つ手がなくなってしまいます。 そう言う意味では日本浮上のラストチャンスと言っても良いでしょう。 来年の正月がどうなっているのか、楽しみと共に心配でもあります。 ![]() 一足先にITの世界の初夢を3つ4つ紹介したと思います。 以前は人工知能と言われていた分野が急速に進展しつつあります。 自動車の自動運転や長らく実現は不可能と思っていた言語の自動通訳が実現しつつあります。 完全な自動運転は不可能としても、衝突を和らげる自動ブレーキとか、高速道路におけるレーン逸脱警報、オートクルーズなどは、技術的な問題も少なく、すでに実用域に達しているとおもいます。 一般道路ではまだまだですが、少なくとも高速道路における完全自動運転は可能だと思います。 完全自動運転が良いのか、アシスト的なものが良いのかはまだ議論のあるところですが、個人の好みによるものが大きいと思います。 最近のスマホの音声認識には目を見張るものがあります。 検索ワードなども一部認識できないのはあるものの、認識にしにくい地名なども一発で認識します。 1970年代から音声認識技術開発の大きな努力が払われ、隠れマルコフ過程を使ったものなど一部で成果はありましたが、十分な結果を出せませんでした。 ![]() この多層的なニューラルネットワークは、現在Deep Learningとして手法の体系化がなされています。 この手法は発案者も驚くほどの結果を出し、現在のような不特定多数の音声認識が実現できたのだと思います。高性能なシステムでは、議場の速記録に代わり、録音したデータからの書き起こしに大きな力を発揮してるようです。 今までは挫折の連続だった人工知能技術もここ数年で大きな進歩を見せるものと期待しています。 その一つが、マイクロソフトのリアルタイム音声翻訳機能「Skype Translator」です。 以前には夢見ていたリアルタイム音声翻訳機能「Skype Translator」をプレビューとして公開しました。現時点で翻訳できるのは英語とスペイン語だとのことですが、動画を見てみると、英語とスペイン語を話す少女が異なる言語で自由に会話をしています。 Skype TranslatorはWindows 8.1やWindows 10 プレビュー版で動作します。相手の話した言語を翻訳し、テキストとして画面に表示すると同時に音声として出力することが可能です。 ![]() 気になるのは日本語と外国語の翻訳機能が今後提供されるかどうかです。日本語には語順の違いや助詞、同音異義語などの理由で機械的に西欧語に翻訳するのは難しいとされていますが、近いうちに日本語で世界中の人たちとPCやスマートフォンを通じて気軽に会話できる日がくることは間違いないでしょう。 もう一つは無線技術の実用的な実際に販売されているモジュールです。 株式会社アプリックスが開発した「Bluetooth Smartモジュール」。 タカラトミーのバンダイの「チョロQ」に使われており、スマホからチョロQを操縦できるとのこと。 価格も安く、これ以外にもいろいろ応用が出来そうです。 スマホ側のアプリソフトを簡単に作れるのであれば面白いと思います。 さらにもう一つは、3Dプリンターで食べ物が作れるとのこと。 通常の3Dプリンターはプラスチックを積層していくのですが、これはタンパク質を積層して、ハンバーグなどを作れるそうです。 ただし現時点ではもの凄く高価について、実用的ではないですが、お皿に盛りつけられた状態で、食品が作れると言うのは発想の転換としては面白いと思います。 ![]() お勧め度 ★★★ 日本人だったら是非読んでおくべき。 今年も初詣に行かれたと思いますが、行った先の神社は何故あるのか? どんな由来があるのか? お寺との違いは? など考えれば考えるほど分からないことが多くあります。 神道は教義があまりないので、余計にややこしいです。 神様も仏になるために修行する? 生身の人間が神社に祭られることはあっても、お寺には祭られることはない。 神様の方が余程現世の人間と近しく、仏様は遠い存在であることに今更ながら気づかされました。 【書評より】知らなかった! 神社の神さま。 あなたの好きな神社、近所の神社の神様はどんな由来があり、どこがすごいか? 日本全国の神社の数は約8万社。初詣、宮参り、七五三、合格祈願、神前結婚……と日本人の生活には切っても切り離せない。また伊勢神宮や出雲大社などの有名神社ばかりでなく、多くの旅程には神社めぐりが組み込まれている。かように私たちは神社が大好きだが、そこで祀られる多種多様な神々について意外なほど知らない。数において上位の神社の中から11系統を選び出し、その祭神について個別に歴史と由緒、特徴、信仰の広がりを解説した画期的な書。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() あっと驚く異次元金融緩和第2弾と衆議院解散。 良くも悪くもフットワークが軽いと言うか、決断が早いと言うか。 黒田金融緩和で、これで消費税アップは決まりと思って、本欄でも紹介し、黒田さんもそう思っていたはずで、これでダメ押しと言う感じでしたが、どっこい安倍政権と言うより安倍総理が大技でひっくり返したと言うことでしょう。 消費税3%アップ時から安倍総理は迷っていたし、2%は更に迷っていた。 迷っていたと見えるより、本人は夏頃から上げない方向になっていたんではないでしょうか。 黒田2次金融緩和で、これは財務省の方向に乗ってしまうと言う危機感で、それに対抗するのが解散だったわけです。 世の中では大義の無い解散とか言ってますが、内実は対財務省プラス日銀に対する解散なのですね。 法律に経済条項があるから、それで増税を延期したら良い、と言う評論家も居ますが、これは政府の中の政府と言われる財務省や自民党内の増税派の力を過小評価したものだと思います。 1年半後の増税時の経済条項外しは、海外の評価では無くて財務省や自民党増税派への約束です。 ![]() それにしても公明党は、軽減税率にこだわりますね。 逆進性の是正にもならない上に手間はかかるし、何で固執するのか分かりません。 2%アップで結局は1%は軽減税率の財源になるなら、最初から1%アップにしておけば良いと思うんですが謎です。 そんなこんなで株価は急上昇し、そのまま時々利益売りで下がるものの、アメリカ市場が好調なこともあって、17000円をキープしています。 年末には18000円になるとの見方も多いようです。 総選挙の結果が見逃せません。 結果次第では株価は大きく動くでしょう。 前回の総選挙は自民党の大勝でしたが、得票率はその前の大敗した時とあんまり変わらずで、与党と野党の選挙テクニックの差が現れただけでしょう。 今回も野党はまったく準備が出来ていなくて、本来は野党は政権を取るために解散を求めていくはずが、今回はそれに反対と言う、奇妙なと言うより野党の準備不足、不甲斐なさがハッキリしたと思います。 ![]() このところの円安で、日本のGDPは中国の半分になり、一人当たりGDPではとうとう24位まで下落しました。 北欧の国に次いで3位だったころが夢みたいです。 円安は世界の中の国や個人の価値が下がると言うことです。 力が落ちてるので、お金をばらまいたり、輸出がやりやすくなったりで、がんばって自国通貨を上げてね、ということですから、円安の今が頑張りどころ。 日本が復活して、名実ともに円高を享受したいと思います。 水素で動く自動車が市販されました。 トヨタが発売した燃料電池車(FCV)「ミライ」は、政府の補助金を入れると500万ぐらいで買えるそうです。 しかし燃料を入れる水素ステーションがほとんど無いので、実用は無理かも知れません。 本欄でも紹介したように水素を液体に反応させてしまって、ガソリンを入れるように水素を入れる方法もいずれは実用化されて、この時 ![]() 最初に水素の話を聞いたときには、水素を発生させるために莫大なエネルギーが必要で、結局その時にCO2も発生し、単に問題が自動車から水素発生場所に移動しただけでは無いかと思ったのですが、水素は原油の生成過程で大量に発生し現在は捨てているようですので、これを集める。 また、石油製品から大量に、ガソリンをなどを生成するより効率よく発生できるようです。 さらには検討中だが、現在の状況では実現が難しいと思われる原子炉の一種の専用のガス炉で大量に作ることが出来るようです。 いずれにしても完全にCO2フリーではないですが、原理的には原発なみのCO2フリーが実現できます。 今月の読み物は、「反日」中国の文明史 (ちくま新書) 平野 聡著 Kindle版 ![]() お勧め度 ★★☆ 時間あったら読んでみてください。 反中国を煽るような本も沢山ありますが、ここは冷静に歴史を振り返ってみたらどうでしょうか? 意外に中国の歴史は知ってるようで知らない事も多いです。 漢字にしても、何故漢字のような表意文字がこの地域で残ったのか? 多民族国家である中国や日本のような周辺国は、ヨーロッパなどとは異なり、言葉が全く違っていて、それを統一的に意思疎通するために、漢字が発達したと思います。 文字は同じで意味は取れるが、それぞれ別の発音、喋り方をしていたと思います。 日本でも音読みと訓読みを分けることで、いわば中国語と日本語の相互乗り入れが可能になりました。 高校時代の漢文の授業は苦痛で、何故こんな読み方をしないといけないのか分かりませんでしたが、要するに中国語をリアルタイムで日本語に翻訳して読んでいたんです。 こう言う観点でも、中国が膨張主義で、南蛮夷敵の発想をするのかが良く分かります。 こう言う極めて深い底流のなかに、共産党の自己保身が重なっているのではないかと思っています。 現中国政府の言う歴史は、本当の歴史と意味が全く違いますが、本当の歴史を勉強して未来に繋げていくべきですね。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます ![]() 驚きましたね。 世界中が驚いて世界同時株高。 サスガは黒田マジックで、完全に裏をかきました。 たまたま外出していたので、夕方にチェックしてみると、手持ち残高がエラく変化している。 何かの間違いだと思って、日経平均を見てみると750円以上のアップしている。 この時点でも何が起こったのかが、分かりませんでした。 金融緩和だけにしてはおかしいと思いましたが、以前から話の出ていたGPIFの投資組み替えも同時に出たのが効果的だったようです。 株式市場への直接インパクトはNISAどころでは無いです。 アメリカのQE3の終了と、日本の経済状況が少し底を打ったタイミングとで、絶妙でした。 おまけに3連休に入る直前で、エコノミストの誰かが予測していてもおかしく無いと思いますが、誰も想定してなかったようです。 本欄の昨月号でも次のイベントは消費税増税の判断と書いていたように、金融緩和はその後だと思っていました。 しかし逆に見ると、物価上昇2%にはほど遠く、景気は足踏み、原油価格も下がってきて、この状況では消費税増税の判断はしにくく、もしやってもその反動は大きいものとなるでしょう。 いずれにしても今回の金融緩和は積極性と言う点では最高の ![]() この緩和によって消費税増税は固まったと思います。 こんな短期間に2回も増税するのは世界でも例がないですが、ことここに至ると、引き上げざるを得ないでしょう。 私は増税延期論ですが、黒田総裁の狙いの一つに、増税消極論を封じる狙いもあったと思います。 2%の消費税アップで、何としても力ずくでも2%の物価上昇を実現させると言う意思表明であり、これで一部にくすぶっていたデフレ脱却懐疑論とも言うべき消極論を一蹴する効果があると思います。 アメリカはQE3を終了。 日本はこれと消費税で何とかデフレ脱却。 残るはECです。 ドイツが大変身して財政規律と少し緩めると話は異なると思いますが、今のままでは、日本と同じデフレ突入です。 日銀の動きを一番気にしているのはEC、ドイツでしょう。 他では、むしろ中国が問題ですが独裁の国のメリットで、金融政策などは自由自在ですのでリー ![]() 科学分野の大きな話題は、何と言ってもLED関連特に青色発光LEDに関するノーベル賞受賞です。 ブルーレイディスクのブルーはこの場合は青色レーザーですが、同じ技術の上に出来上がったのです。 LEDそのものの発光出力も大きくなり、電球や蛍光灯を置き換えるエジソン以来の革新的な発明となりました。 LEDそのものの発明やその後の高出力化に貢献した人も居ると思うのですが、大きな貢献をした人が見当たらないのか、今回の受賞には含まれませんでした。 LEDは消費電力が極めて少ないとされていますが、照明に使われるような高出力のLEDは結構電力を食います。 フィラメント敷の電球は点灯していると触れないほどの熱を発生しますが、これが発光効率の悪さを示しています。 要するに消費電力のほとんどを熱として消費し、ごく一部のエネルギーが光となって輝いているのです。 LEDでも状況は同じで、一部は熱として消費されます。 ![]() 熱として電力を消費するLED照明器具には、大きな放熱板が付いています。 LED電球で半分ぐらいは光っていない部分があるのはそのせいです。 確かにLED電球は発光効率は良いのですが、熱になる分が結構多いので、常時15Wぐらいは必要なようです。 最近蛍光灯タイプのものが安価に出てきたので、試してみました。 ただ蛍光灯には安定器と言う回路が入っていますので、少し手間が必要です。 、安定器を外してしまう方法と、グロウスタータ球を外すだけと言う2つの方法があります。 安定器を外す方法は、手間がかかりますが、LED蛍光灯も安くて、良い方法ですが、何かの都合で元の蛍光灯に戻そうとすると、また安定器をつなぎ直さないといけないと言う問題があります。 2番目のグロー球を外すだけなら、元の蛍光灯に戻すのも手間は少ないと思います。 もっともこの場合はLED蛍光灯の値段も少し上がります。 試したLED蛍光灯は海外製品ですが、2ヶ月ぐらいで半分が消えてしまって無料交換しました。 新しいのは少し暗くなったような気がします。 いずれにしても、LEDそのものの寿命以外に、特に海外製品は安価ですが初期不良が結構多いようで、注意が必要です。 ![]() お勧め度 ★★☆ はまるか、はまらないか、両極端 大阪出身の作家自身はあまり好きでは無いので読まなかったのですが、たまたま読むものがなくなって、買いました。 如何にも作ったと言う感じの時代小説ですが、それなりにストーリー性もあり、最初の部分は面白くなかったですが、後半になるに従って面白くなりました。 いずれにしても話が出来すぎなので、しらけてしまうかも知れません。 Amazonの書評でも号泣した人から、読むのが苦痛で途中で止めた人まで賛否両論。 内容説明 光があるから影ができるのか。影があるから光が生まれるのか。国家老・名倉障蔵が追った竹馬の友・彦四郎の不遇の死、その真相とは。 内容(「BOOK」データベースより) 頭脳明晰で剣の達人。将来を嘱望された男がなぜ不遇の死を遂げたのか。下級武士から筆頭家老にまで上り詰めた勘一は竹馬の友、彦四郎の行方を追っていた。二人の運命を変えた二十年前の事件。確かな腕を持つ彼が「卑怯傷」を負った理由とは。その真相が男の生き様を映し出す。『永遠の0』に連なる代表作。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2014年10月1日 ![]() 株価は一気に活況を呈してきました。 IT関連では短期間に2倍になった銘柄が珍しく無いようです。 香港が騒ぎになったり、御嶽山が噴火したり、いろいろ切っ掛けはあるようですが、総じて上昇傾向にあることは間違いないようです。 御嶽山で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。 次の株価の大きなタイミングは消費税の増税判断でしょう。 上げるにしても上げないにしても、その影響は大きいと思います。 各種の経済指標は良くない数字が出てきていますので、ますます判断に迷うところではありますが、大勢は上げる方向となっています。 一つの政権で2回も立て続けに、しかも倍増すると言うのは前代未聞の事です。 これで政権が倒れなかったら、20%への道は開けたと言うことになると思います。 しかし例えこうなっても政府の債務残高は減らずに、1%の利率アップで10兆円が飛ぶと言うリスクは抱えたままです。 民主党などは無責任に批判しますが、経済成長率を金利上昇率より常に上回る(通常はあり得ない)と言う、非常に難しいナローパスしか日本には残されていません。 成長は無理だと言う論調もありますが、成長以外に財政赤字への処方箋は無いと思います。 もしくは少なくとも国民が持つ国債の利率をゼロにするか、残高をゼロにしてしまうと言う、戦後の悪夢を実現しない限り答えは無いと思います。 ![]() ヨーロッパもかなりおかしくなってきて、日本化が囁かれていますし、中国も地価の下落が止まらず、日本からの投資も大幅に減って、習政権としては、これ以上対日本に強硬になって、事態が悪化するのを防ぎたいでしょう。 APECと言うタイミングで何とかしようと言うことで、対韓国とは言え朝日新聞のいわゆる従軍婦問題の取り消しもあって、主導権は日本に移りつつあります。 安倍政権の粘り勝ちと言うことでしょう。 最近話題のiPhone6に目もくれず?、GoogleのNexus7 を購入しました。 7インチが適当だと言うのと、電話機能はガラケーにとどめを刺すので、タブレット機能に絞り込みました。 結果的に、単体の値段ではiPhone6のフリーSIM版の方が安かったのですが、他のデータとの互換性などで同じAndroidにしました。 初期に買った10インチのタブレットに比較して、速度はもの凄く速くなったし、Andriod 4.4のおかげで使い勝手も良くなりました。 フ ![]() 格安LTEは容量制限をかけることで、料金を安くしているのですが、会社によっては、1日制限だったり、3日制限だったり、ちなみにIIJは少し高いですが、クーポンになっていて、使わなかった分は繰り越しが出来るようです。 同じような値段でもOCNは電話関係会社らしく050の電話番号が付いてきます。 ![]() このタブレットで何をするかと言うと、電子書籍を読むことにあります。 本は紙と決めていましたが、最近は老眼になって、夜寝るときに読むのがつらくなってきましたので、照明が不要な文字を大きく出来る電子書籍にトライしてみました。 タブレットを横にしても、電子書籍リーダーでは自動回転が効かずに横に寝て読めました。 一応音声に変換して読んでくれるので、目が疲れたら、耳で聞くことも可能ですが、システムに付属の音声変換はレベルが低く、耳障りです。 青空文庫では、著作権の切れた読み物を無料で読むことも出来ます。 夏目漱石などはほとんどここに収録されています。 本は紙と決めていましたが、週刊誌的に読み飛ばすものなら、電子書籍の方が後に本が残らずに処分する手間が省けます。 また他の同じIDのスマホやPCでも読むことが出来るので、場所に応じた読み方が出来そうです。 ![]() ★★★ 幕末に興味のある人は是非読むべし 吉村文学の最後の歴史小説だそうです。 タイトルは知ってましたが、あまり面白く無さそうと今までは読んでみませんでしたが、読む本が無くなったので、渋々? 読んでみました。 結果は、もの凄く面白かった。 筆者も言っているように、彰義隊そのものは読み物にはなりにくく、面白くないのですが、戊辰戦争の盟主となり、皇族でありながら朝敵になってしまった上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王の生涯を描いたもので、幕末の歴史の別の断面を見ることが出来ます。 和宮の婚約者で、婚約を破棄された有栖川宮の徳川に対する思いが慶喜に対する態度に現れていると思います。 和宮降嫁で、結果的に幕府は損をし、和宮も不幸になり、良いことは無かったのはなかったのでしょうか。 西郷と和宮を通じた朝廷軍と幕府のパイプになったことは間違いなく、慶喜の嘆願も和宮が仲介しています。 しかし、これを受け取った元婚約者の有栖川宮の気持ちはいかばかりだったのか。 東京の特に上野界隈の地理には疎いのですが、この辺りの事をよく知っている方には、輪王寺宮の逃避行の跡を詳細に追うことが出来ると思います。 逃避行の経路は、この小説の取材時に明らかになったものだそうです。 【Amazonの書評より】 皇族でありながら、戊辰戦争で朝敵となった人物がいた──上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王は、鳥羽伏見での敗戦後、寛永寺で謹慎する徳川慶喜の恭順の意を朝廷に伝えるために奔走する。しかし、彰義隊に守護された宮は朝敵となり、さらには会津、米沢、仙台と諸国を落ちのびる。その数奇な人生を通して描かれる江戸時代の終焉。吉村文学が描いてきた幕末史の掉尾を飾る畢生の長篇。 |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2014年9月1日 ![]() 日本でも同じ現象は見られますが、中国を見ていて分かるように、剥き出しの市場・資本主義では格差がどんどん拡大します。 この拡大により、資本主義を支えていた中間層が居なくなり、単純な資本家と労働者という、マルクスが考えた状況になりつつあるのではないかと思えるくらいです。 ひょっとするとマルクスが指摘した資本主義の欠陥はやっとこの状況で顕在化してきたのではないかとも考えられています。 マルクスの時代と今ではグローバル化の程度も全く異なるし、状況は違いますが、一歩遅れで、あの時代の状況になって来たのかも知れません。 ![]() 従来は通信速度が遅いので、暗号鍵をお互いに送って、その暗号鍵で暗号化したデータを通常回線で送ると言うものでしたが、速度が上がってくると、そのままのデータを送れるようになります。 量子暗号信号を使って、実際にTV会議を実験したと言う話もあります。 いずれにしても、通信速度と通信距離はトレードオフにあり、今回の記事の通信距離は不明ですが、数百kmの通信に成功しているケースもあります。 オリンピックの2020年に向けて開発が加速すると見られています。 住基ネットやインターネットなどに使われている現在の暗号技術は数学計算の困難さを利用しています。 数 ![]() 皮肉なことに量子暗号と兄弟関係にある量子コンピュータを使うと、すぐに解読できると言うことで、幸いなことに量子コンピュータより、量子暗号の方が先に実用化されるようなので、この心配はあまりいらないようです。 しかしながら、通常のPCも進化していますので、何年かの間には、普通のPCで現在の暗号が簡単に解読できるようになるかも知れません。 実際に無線通信の世界では、開発初期では無理だと思われたWEP暗号の解読はほぼ瞬時に行えるようになり、WEPはいわばおもちゃの鍵になってしまいました。 一番安全なのはAESですが、これも長時間のデータ収集で解読できるようなので、短時間でのキーの更新が必須と思います。 ![]() 2002年に発覚、2004年にNHKがドキュメンタリーにした超伝導に関する捏造事件です。 本書は、このドキュメンタリーをベースに書かれているので、中身は濃いです。 このドキュメンタリーは見たような記憶があり、マジックマシンと言うのも思い出しました。 この捏造時間のすごいのは、1年以上も再現実験に誰も成功していないのに、捏造が発覚しなかったこと。 さらには実験データも、全くの捏造だったと言うことです。 発覚しなかったのは、超伝導材料の上に酸化アルミの層を付けると言うアイデアでしたが、どちらの領域にも精通した専門家が居なかったと言うことです。 しかし少し考えると、酸化アルミの蒸着がそんなに簡単に出来るとは思えないのですが、所属したのが、あのトランジスタで有名なベル研究所だったので、部外者はみんなベル研究所が組織を上げて、半導体製造ノウハウを駆使して作ったのだと思い込んだのが発覚を遅らせた理由ではないかと思います。 捏造した本人は存在していて、捏造発覚後も単分子トランジスタなどの論文、これも捏造だったのですが、を発表しています。 今回の、STAP事件と似ているとよく言われるのは、この超伝導でも実験した本人とその上司の関係が非常に似ている。 上司は現場を見ずに、どんどん自ら発表している。 所属組織もベル研と理研と言う超有名であることです。 データ捏造が発覚したときの言い訳も、どこかで打ち合わせたと思うほど同じです。 曰く、データを単に取り間違えた、データが沢山あったので取り間違えた、PCの容量が少ないので、データは削除した云々。 STAPのケースと異なり、上司部下とも現存し、上司は大組織の長に収まっているようで、STAPの上司は自殺をする必要は全くなかったと言う感じです。 そのまま理研の理事ぐらいに収まっても、批判は出るでしょうが、そのまま居座れたと思います。 単なる読み物としても面白かった。 久しぶりに半日に一気に読了しました。 ★★★ 特に理系は、是非読むべし |
絵や写真をクリックすると、その関連ページが参照できます 2014年8月2日 ![]() 日本は遙か以前から、アメリカもこのQE3まで、膨大な金融緩和を行ったので、その副作用はどうなるのかと思っていましたが、これは想定通りに経済バブルを生じさせました。 効果と副作用を天秤にかけると、やはり効果の方が高いと言うことでしょう。 日本の20年近くの金融緩和にしては意外に副作用が出ていないです。 銀行が抱え込んでしまって、国債の形で政府に貫流されて、市中にはあまり出回っていないのでしょう。 これを良いというのか悪いというのかですね。 効果があまりなくて、国の債務残高だけ積み増したカタチになっています。 アベノミックスのおかげで、予想を上回る物価上昇で、民間の見込みはすべて外れて、黒田さんの一人勝ちみたいになっています。 さてこれからどうなるか? 需給ギャップが結構縮まっているので、サプライサイドの強化とインフレ対策が重要になりますが、インフレ期待とは裏腹に長期金利が上がるどころか下がっています。 ![]() 最近では「ニューノーマル」なる言葉が発明されていて、以前もニュー何とかは結局何も新しいことは無かったと言うことになっているので、結局、新しいことは何も無いと言うことになるのでしょうか。 最近の特に長期金利や中国の参加などを見ていると、ひょっとして今回は「ニューノーマル」なのでは? と思ってしまします。 それはいつも裏切られますが。 いずれにしても日米の直近の7-9月期の経済状況が全てを決めると思います。 消費税アップも絡んで、よくよく眺めていきたいと思います。 今日の読売新聞のトップに、家庭用のルーターによるDNSアンプ攻撃で、容易にインターネット接続プロバイダがダウンさせられると言う記事が載りました。 以前から言われていたのですが、ここ数ヶ月でその攻撃が急増したとのことです。 もっとも家庭用ルーターと言っても少し高級なもので、全国で54万台とのとこと。 心配な方は、確認サイトがありますので、ここで確認すると、自分のルーターと接続先のプロバイダのサーバーの両方が該当しているかどうかが確認できます。 ![]() 新聞記事によれば今年5月末以降、この攻撃による通信障害を明らかにしたプロバイダは、ジュピターテレコム(JCOM東京都千代田区、利用者282万世帯)、ケイ・オプティコム(大阪市150万世帯)、アルテリア・ネットワークス(東京都港区56万世帯)、DTI(渋谷区)などで、昨年8月には、NTTコミュニケーションズ(千代田区)が運営する最大手のOCN(815万世帯)でも、約40分間にわたってネット利用ができなくなった。 とのこと。 この攻撃方法を要約すると、ドメイン名を実際のIPアドレスに変換するDNSサーバーは、インターネットの基本中の基本の機能ですが、このサーバーのキャッシュに大容量でしかも更新期間がやたらと長いエントリーを設定して、この設定元のIPアドレスを偽装して攻撃先のサーバーにしておきます。 ここで新たな問い合わせをDNSサーバーにすると、応答として最初に設定したキャッシュの大容量のデータが、偽装したIPアドレスつまり攻撃先のサーバーに送られる仕掛けです。 少しの問い合わせデータで大量のデータが返信されるので、アンプ(増幅器)と言う名前が付いています。 これを対策がなされていない54万台のルーターの一部でやれば、プロバイダの接続サーバーへの分散DoS(DDoS)攻撃が簡単に出来、機能が停止してネットにアクセスできなくなります。 ウイルスを使って、面倒なBOTを作る必要もないようです。 ![]() 原因はDNSサーバーを何の制限設定も無しで立ち上げた事に寄ります。 通常は、プロバイダが運営しているので、設定はキチンとされている場合がほどんどですが、家庭用のルーターは盲点になっていて、DNS機能が付いているとは知らずに、何の制限設定もしないで放置されているのが大半で、ここを攻撃手段に使われているようです。 20年以上前からLSIの高密度化の限界について議論されていましたが、今までは、微細化の限界と言うより、電力による発熱の問題が主で微細化は2の次でした。 電力問題も電圧を下げるとかの対策で対応してきましたが、とうとう微細化の究極である原始1個分の配線が可能になるようです。 一つの論文を元にした記事だけなので、本当に可能なのかは良く分かりませんが、少なくとも一つの限界に達したことは間違いないようです。 ![]() 最近では多層化も進展し、10層はざらで、下手なプリント基板顔負けの多層化が実現しているようで、100層ぐらいまでは行けそうです。 微細化と多層化で、半導体はますます高機能・高性能になっていくようです。 そろそろLSIのトランジスタ(ゲート)の数が脳細胞の数とおなじ水準になってきて、コンピュータが自我をもつのかどうかが議論になっています。 しかしどう考えてもいくらトランジスタの数を増やしても自我を持つ気がしません。 一つ一つの脳細胞が、それぞれ一つのコンピュータぐらいの比較をしないと行けないのかも知れませんが、世の中のコンピュータはほとんどがネットで相互接続されていますから、似たような状況は生まれつつありますが、自我をもつ気配はありません。 今月の読み物は、「資本主義の終焉と歴史の危機」集英社新書 水野 和夫著 ¥799 ![]() 在庫切れで入手するまで1ヶ月以上かかりました。 今回の主題と一致するのですが、この低金利状態をニューノーマル以上に捉えて、資本主義の終焉まで話を持って行ったものです。 出だしの部分は、共感することも多いのですが、途中からやたらと悲観的になってきて、成長否定主義者の榊原さんが推薦に名を連ねているのが段々と分かりました。 ヨーロッパの経済的な歴史を紐解いているのですが、これは水野さんのヨーロッパ時代の研究の結果でしょう。 気になるのは、時間軸の設定。 長期の話をしているのか、短期なのか、長期と言っても100-200年なのか30年程度なのか、その辺ごっちゃに議論されているので納得性が低いと思います。 さらには、資本主義の次の体系は何かと言っても、何もなく、それに備えると言う程度しか無いです。 今の資本主義を延命する努力をしないと言うことですが、その次のビジョンもなくて、現状で何もせずそのままにしておくと言うのは少し無責任ではないかと思います。 いずれにしても、経済学者でも現在の経済状況をどう捉えて良いのか分からないと言うのが本当のところみたいです。 超短期ですが、この7-9月期の状況で少しは方向性が出てくると思っています。 ★☆☆(興味のあるひとだけ読むべし) |