絵や写真をクリックすると、そのページに行けます 2010年5月5日 ![]() 今後の長期間のレベルで見るとインフレ突入が必至です。 こうなった時の対処方法がまたもやうまく行かないのでは? と心配になります。 過去のインフレは富の移転が国内で行われたので、日本全体としては収支はそんなに変わりませんが、グローバル時代に入っている今では、何かあると国富が海外に流出してしまいます。 江戸末期に、金が銀より相対的に安かった日本から、金がどんどん海外に流出したことを連想する状況です。 最近の民主党を見ていると何か思い当たることがあって、何かと考えてみれば、民間企業で言うと立上 ![]() こう考えると民主党の行動は良く理解できますが、日本という現時点では世界第2位の経済規模を持つ巨大企業を単に力ずくの売上だけで何とかしようと言うのはあまりにも乱暴だと思います。 やはり理念を掲げる、第2ステージに入ったのならそれなりの理念に書き直す。 マニュフェストはあまりにも細かすぎるので、方向を示す理念を3つから5つ示すことが重要だと思います。 松下政経塾出身者が多く居るので、何で松下幸之助の著作を読まないのか不思議です。 全員よく読んでみる必要があります。 ![]() 今回のテーマはオープントップの自動車です。 理想的なパーソナルカーとは何かと考えてみるに、価格の制約はあるものの、他の制約を外してみると、オープントップの車が考えられます。 これをオープンカーと言うのですが、我々の世代ではあんまり良いイメージが無くて、フレームががんがん入って重い、それにエンジンが追いつかず鈍重とかのイメージがあって、大相撲の優勝パレードとかを思い出します。 他の言葉では、カブリオレと言うのがあって、これは主にヨーロッパで使われていますが、これになると女の子がワイワイ乗っている感じで少しは良いイメージです。 他にはロードスターとも呼ばれ、これは主に2シーターに使われるようです。 初期の特に小型のものは幌式で夏暑く冬寒く喧しいと居住性は最悪のもの、現在では金属のハードトップが主流で、自動で開閉出来て居住性も普通のクーペと変わりません 最も初期のオープンカーはルーフが無かったようです。 ハードトップは重いので、最近では硬くて遮音性の良いソフトトップも出現してきています。 パワフルでしかもオープントップと言う理想的な車種を探したのですが、これがなかなかありません。 理 ![]() またルーフが無いということは、自動車の構造上、ボディ強度を持たせることが難しく、補強財を多く使用しなければならない、つまり重量が大幅に増えると言うことになります。 実際に、運転してみるとルーフを開けると、重量が後部に移ったことがすぐに分かり、お尻が重いという感覚になります。 また、段差を越えるとボディがしなったり、振動したりと言う事を感じます。 従って、このようなボディに高い馬力のエンジンを積んでも車全体のバランスが悪くなって、使い物にはならないと言う事だと思います。 ヨーロッパの自動車のラインアップには必ず、オープントップがありますので、ヨーロッパの自動車会社はいろいろ開発に苦労しているようです。 概ね同じ車種でも、実態はまったく別の設計と言う事が良くあります。 ![]() 【レクサス SC430】 元ソアラと言った方が分かりやすいでしょう。 完全な2+2シートで、後部には子供すら乗れないという話です。 この車種は収束で、最後の特別車が200台作られて、夏から秋に生産終了となります。 あまりにも古すぎるということでしょう。 以前にアメリカのフロリダで借りて、キーウエストまで往復しました。 当時のルーフはハードトップですが、完全手動取り外し方式で、突然雨が降ってくると、車を止めてトランクから屋根を取り出して、上に乗せて、レンチでボルト締めします。 これを一人でやるのは結構大変でした。 この時に日本車らしく、右方向に「シメル」、左方向に「アケル」と刻印してあったことを良く覚えています。 【ベンツ Eカブリオレ】 4月にやっと日本で売り出されたものでソフトトップ。 走行しながら開閉できるそうです。 Eシリーズとなっていますが、ベースはCとの事で大きさも小さい。 ただし値段はEクラスで 900万ぐらいし ![]() 【ベンツ SL】 ベンツのパーソナルカーのトップ車種。 流石に存在感があってすごいですが、値段も1200万以上します。 少し古いので中古車を探すのが良いかもしれません。 でかい車なのでスタイルは開けても閉めても流石に良いです。 一度隣に停まっているのを見たことがあります。 【BMW Z4】 安価なロードスターで2シーター。 2つ折れのハードトップ。 エンジンは2500と3000+ターボの2つ。 2500でも十分に走ります。 流石にBMWで、運転の楽しみのツボをキチンと押さえている感じです。 またパワーとオープンの両立が高度に両立していますが、いかんせん荷物がほとんど積めません。 ルーフを開けるとトランクにはほとんど何も入らないし、後部座席も無いので置き場所がまったく無いのが欠点。 一番安いものは500万を切りますが、装備がほとんど無いので見せかけの価格です。 まあまあのもので600万はしますが、びっくりしたのは、頭から30万ほど値引きすると言うことで、輸入車の値引きは思っていなかったのでびっくりしました。 ただし日本に在庫している車種だけで、これを年度末にディーラーに行けば値引きがあるようです。 ![]() 【アウディ TTロードスター】 走りではアウディに期待したのですが、TTクーペはスタイルも良くBMWをしのぐ運動性ですが、ロードスターは何かダイハツのコペンを大きくしたようなスタイルで、おまけにソフトトップ。 どうせ乗るならクーペだと感じました。 【ニッサン フェアレディ ロードスター】 フェアレディは、学生のころから一度は乗ってみたいと思っていましたが、アメリカマーケット向けになってしまったので、非常に残念ですが好みではなくなりました。 クーペは3700ccで10モードが8kmと言うのも今日の時点では選択しにくいですね。 もっと大変なのは、ロードスターの試乗車が日本には無いと言う事で、いざ買うとなったら目を瞑って買うことになります。 【ボルボ C70】 昨年10月の大阪のモーターショーで見かけたのが最初で、それまでは剛健で鳴らすボルボにオープントップがあるとは思っていませんでした。 ボルボなだけに相当重いと思ったのですがそうでもなかったのですが、センターコンソールがペラペラのパネルを曲げただけの安物に見えました。 別の機会に営業と話したら、こう言う形にするには相当の技術とお金がかかりますとの事でしたが、どうみても安物にしか見えなかった。 中国企業にたった1800億円で買収されてしまいましたが、これは良い買い物だったのではないでしょうか。 ![]() 【小型の国産ロードスター】 まずこの分野の先鞭を付けた【マツダ ロードスター】 幌式だが最近ではハードトップも出てきたようです。 ベンツSLKはこのロードスターに刺激されて開発したとの事です。 最近でも路上で良く見かけて、古い割にはスタイルもまあまあで日常の足代わりに乗るには便利でしょう。 【ダイハツ コペン】 時々見かけます。 若い女の子が足代わりに乗るのは良いと思います。 【その他の車種】 少し高いですがポルシェ。 近所のお医者さんはベンツのCLSからポルシェ(車種不明)に乗り換えるそうです。 もちろん新車。 ロータスが意外に安くて 800万ぐらいで買えるみたいです。 アルファロメオとかもありますが、ディーラーが近くにないので詳細は不明です。 今月の読み物は休みです。 |