川越だより

妻と二人あちこちに出かけであった自然や人々のこと。日々の生活の中で嬉しかったこと・感じたこと。

平和を「創る」市民になろう

2009-06-11 17:49:15 | 政治・社会
【川越だより】のアクセス・ランキング


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過去3週間の閲覧数・訪問者数とランキング(週別)


      日付     閲覧数 訪問者数 ランキング
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2009.05.17 ~ 2009.05.23 4249 PV 1327 IP 4777 位 / 1233760ブログ


川越は梅雨空です。我が家の一応庭に珍しくたくさん花をつけたツツジがあります。今朝の小糠雨で生き生きしています。
 我が家では娘につづいて妻が風邪にやられました。日曜日から連日休養中です。明日には恢復するかと思われます。
 ぼくはあちこちからいただいたニンニクのせいか元気です。体の重い日が続きましたが昨日は久しぶりに川越公園の河川敷の森を歩くことが出来ました。池の畔の花菖蒲が季節を感じさせてくれます。
 多忙な日々を過ごされている方が多いと思います。どうぞ、健康第一でお願いします。

 「北朝鮮の核実験に抗議する市民有志の声明」を2週間かかってやっと発信することが出来ました。
 
 誰かと相談して始めたことではありません。反応が乏しく不安にもなりましたがここぞというときに「核実験反対」の一言をいれてくれた上村さんなど友人達の言葉に勇気づけられました。
 ことの顛末はほぼこのブログに反映されています。舞台裏は何もありません。ぼくにとってはブログとメールを道具にして社会に共通の意志を伝えていく最初の例になりました。どういう成果を生みだしていくのかはわかりませんが、皆さんが引き続き協力くださるようにお願いします。
 ぼくの書いた声明文に違和感がある方は是非、ご自分の声明文を書いてください。送ってくだされば「川越だより」で紹介することが出来ます。

 ぼくがこういうことを通して皆さんに訴えたいことは市民の一人として政治(社会)に参加することの大切さです。

 昔の生徒の会合などぼくはどこにでも出かけて若い人の話を聞きます。それはとても楽しい一時です。デモ何かが足りません。それは一言でいえば社会とどうかかわってきたか、どうかかわっていくか、と言う視点の話が少なすぎるということです。人の親となった人たちがこれでいいのかと思うのです。

 一人一人は皆、市民として誠実に生きてきた人ばかりです。社会や政治に対してもそれぞれの考えがあるはずです。それを表に出して議論することがなぜ少ないのでしょうか。
 今回の北朝鮮の核実験は実に恐るべき現実に私たちが置かれていることを否が応でも自覚させます。麻生首相は「戦うべき時には戦わなければならない」といったそうです。首相がどんな「戦い」を呼びかけているのかはわかりませんが、私たちが智慧を結集して闘いに立ち上がらなければならないことはたしかです。
 
 どんなことがあっても日本海の対岸で三度核実験を許してはなりません。北朝鮮を核保有国にしてはなりません。それは北東アジアの生態系を破壊し、軍事的な緊張(戦争の危機)を高めます。北朝鮮の人々の飢餓状況をさらにいっそう絶望的にします。

 私たちは戦争と核を放棄した国に住んでいます。相手はなめてかかっているのかも知れません。平和を求める民主主義の市民の力がいざというときにどんなに強いか、行動で示していこうではありませんか。

 私たちがやろうとしていることはほんとうに小さなことですが多くの人がやれば力になるかも知れません。声明で呼びかけたことを一つ一つやっていきたいと思います。
 民主主義と絶対平和主義の憲法の下(もと)で生きる幸運に恵まれた私たちは市民として発言し行動する責務を負っているのです。それを曖昧にしたら国家主義と軍国主義がこの国に台頭してくることを覚悟しなければなりません。

 先月のバス旅行に参加したFさんのブログにこんな文章があります。Fさんはもっとも若い友人の一人です。元気づけられます。

 

 この度の二日に渡る旅のプログラムの中でも、最も印象的であったのが、今回の主役のひとり、高山すみ子さんを交えての交流。
高山さんは、現在木島平村在住。
高社郷開拓団集団自決事件後、奇跡的に生存した方で、さすがに言葉一つひとつに重みがある。

その夜、再びホテルに高山さんを招いての交流会。
開拓団の事、戦争の事、年齢を感じさせない流暢な表現に感心しながらも、開拓団の想像を絶する体験に、歴史の重みと戦争の凄惨さに改めて感じ入る。
「政治に関心と自覚を持って下さい」
高山さんは、しきりに力説されていた。

国民が政治に関心を持たなくなる事、それはある程度豊かな証しではあるが、同時に、自分の事しか考えられなくなる人間を多くするだけだ。
二十世紀を「世界は地獄を見た」と表した人がいるが、その地獄を再び繰り返さぬ様、平和を保つ事は我々の使命だ。
しかも、平和は当然に「ある」のではない、「創る」という意識が、政治に参加するという事なのだろう。
その事を、我々は肝に命じなければなるまい。

人は、忘れた時に、再び過ちを繰り返すと云う。
最後に、原爆死没者慰霊碑に刻まれた碑文から。

…安らかに眠って下さい。
   過ちは繰返しませぬから…

出典http://blog.livedoor.jp/ptjys132/