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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

ヒヤシンス(続)

2015-03-27 17:46:06 | 日記
日本では江戸時代にしきゆりという名で珍重されましたが、明治になると漢字「風信子」と書き、ハヤシンスと呼ばれるようになった。春風揺れるさまが目に見えるようです。誕生花で紫のヒヤシンスは花言葉が「悲哀」。でもピンクや赤花になると「スポーツ」と変わります。これはアポロンとアキントスが円盤投げをしたことにちなんだものです。ギリシャ神話では、この花は美しい少年ヒヤキントスが太陽神アポロと円盤投げをしていると、ふたりに嫉妬した西風ゼフリスが強風を吹かせ、円盤は少年の顔に当ってしまいました。このとき流れた少年の血のなかから生まれた紫色の美しい花。それがヒヤシンス。華やぎとともにそこはかとない淋しさのある魅力的な花です。花言葉は悲哀。「園丁や胸に抱き來しヒヤシンス 島村 元」「水にじむごとく夜が来てヒヤシンス 岡本 眸」「ヒヤシンス医師の前なる廻り椅子 三尾莫山」。(ヒヤシンス しつと認めし 夕陽かな ケイスケ)

ヒヤシンスイ

2015-03-27 06:52:57 | 日記

ヒヤシンス;風信子;夜香蘭;錦百合(ユリ科)花言葉は、控えめな愛。小アジア、シリア原産の球根植物で、オランダを経由により日本に渡来した。直径5cm位の球根から水仙に似た多肉の剣状の葉を出し、早春葉の間から20cm余の太い花茎を伸ばして、その周囲に百合に似た多くの小花をつける。花の色は、紫、白、紅、黄、ピンクとさまざまであり、甘美な香り、可憐な姿と三拍子そろって美しく愛好者に喜ばれている。花壇に植えられ、鉢植えにもされるが、ガラス壺で水栽培の場合、十分に発根させ節分を過ぎてから暖かい場所に出すと、四週間位で満開になる。「園丁や胸に抱きしヒヤシンス 島村 元」「ヒヤシンスひしめき咲きて三株かな 星野立子」「ヒヤシンス莟むとみれば蟻のみち 篠田悌二郎」「ヒヤシンス鞄重たき中等生 川崎展宏」「喪のわれの影の中なるヒヤシンス 土岐錬太郎」「病みて細き手の清潔にヒヤシンス 大林和子」。