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誕生日の花、俳句など

毎日が日曜日の私が、その日、その日の出来事や、世間話のなかで、悲憤慷慨何でもあり、想いのままを、書き撲ています

躑躅

2015-03-23 07:15:43 | 日記

ツツジ;躑躅(ツツジ科;ツツジ属)花言葉は、節制。単に躑躅という植物はない。多くは常緑性であるが、落葉性もある。ツツジの名は花びらのが葉の部が基で癒着して筒状をなすので筒咲きの花のツツザキがツツザイ、ツツジとなったという説がある。わが国の山野にもっともふつうに見られる山躑躅を昔は躑躅といっていたらしいが、日本には20種類以上の野生種があり、それから出た園芸品種は枚挙にいとまがないほどたくさんある。欧米で改良された品種にアザレャという一種がある。蓮華躑躅と三葉躑躅は、有毒。躑躅類の材は緻密で細工物などに用いられている。なお躑躅の一種で皐月というのがあり、その名のごとく、6月ごろ紅紫色の美しい花を開く。花色はほかに白.淡紅などさまざま。『万葉集』柿本人麻呂の歌に「つつじ花 にほへど娘子桜花 栄へ娘子』とあり古くから親しまれてきた。「旅籠屋の夕くれなゐにつつじかな 蓼 太」「死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり 臼田亜浪」「十人は居る寺男白つつじ 岡田日郎」「花びらのうすしと思ふ白つつじ 高野素十」「眦につつじの色のかたまれる 上野 泰」「満山のつぼみのままのつつじかな 阿波野青畝」「牧牛の真昼ちらばり山躑躅 石橋辰之助」「牛放つ蓮華つつじの火の海へ 青柳志解樹」「花すぎて寂しかなりけりつつじの木 日野草城」「つつじ照る只中に田を墾く 飯田龍太」「つゝじいけて其陰の干鱈さく女 松尾芭蕉」「きりしまや葉一つなき真盛り 富安風生」「躑躅野に塩くれて牛放つなり 渡辺文男」「日の昏れてこの家の躑躅いやな色 三橋鷹女」「真白き船の浮める躑躅かな 中村汀女」「ままごとふと躑躅の底へきえてゆきぬ 渋谷 進」「過ちの一つに昼というつつじ 津吹マサ子」「躑躅山燃ゆる一斉射撃かな 石塚まさを」。(齢重ね 白き躑躅に なりたるは夢 ケイスケ)