くまがい桂子 の  エッセイ  「木もれ日あびて」

「民報ゆうばり」に隔週で掲載している
エッセイ「木もれ日あびて」です。

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今度こそ…

2005年09月23日 | Weblog
今回の衆議院選挙戦で、選挙カーに6日間乗り込み、アナウンサーを務めました。
 北海道10区は空知・留萌の2支庁、面積10,578km、人口45万人の全国でも有数の広大な選挙区です。

 夕張など南空知、滝川など中空知、深川などの北空知、そして増毛、羽幌、幌延の留萌支庁を走り回りながら、「憲法9条を守り、平和な日本を守る共産党」「庶民増税・消費税の増税に反対し、大企業に欧米並みの負担を」「郵政民営化に反対」「若者や女性の二人に一人がパートやアルバイトです。サービス残業を止めさせるだけで160万人の雇用を作れます。」など、精いっぱい訴えてきました。

走行中の選挙カーからの政策スポットに、運転手さんたちが手を振ってくれたり、クラクションを鳴らしてくれたり、大きな反響があり、ワクワクしながらの6日間でした。

この間、3人の若い女性(いずれも20代半ば)が交替で乗務してくれたのですが、三人そろって「今、仕事がなくて実家に戻っている状態」と聞いては、喜びも半分。

我が家にも派遣社員で自活している長女と、数ヵ月後には就職活動を控えている二女がいます。

若者の雇用を、私たち庶民の生活を破壊する増税はやめてほしい、郵便局は今のままで、そして何より平和を!

日本共産党は492万票を獲得し、9議席を守りましたが、自民党は48%の得票で73%の議席を獲得!

しかし、憲法9条を守りたいというのは国民の多数意見です。そして庶民大増税や消費税増税に反対する人も多数、郵便局に税金は一円も使われていないとわかれば、郵政民営化反対も多数でしょう。 
 
一国の総理大臣が争点を隠し、嘘で固めた48%。
しかし、次の選挙には騙された国民の怒りが爆発です!


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