くまがい桂子 の  エッセイ  「木もれ日あびて」

「民報ゆうばり」に隔週で掲載している
エッセイ「木もれ日あびて」です。

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イラク攻撃から2年

2005年03月29日 | Weblog
「米国の新しい映画よ。無料であげるから見てね」とDVDを差し出した。中身は「9・11ボーイングを捜せ―航空機は証言する」と題するドキュメンタリーだ。

米国のラジオキャスターが制作し、きくちゆみさんが日本語版を監修した。ボーイング757型が突っ込んだ国防総省に開いた穴が小さ過ぎること、どこにも見当たらない機体の残骸や乗客らの遺

体、世界貿易センターに航空機が突っ込む寸前にビル内で光る白い閃光、「まるでビル解体のように次々と爆発が起きた」と証言する現場の消防士たち…。事件直後のニュース映像を検証し、米国政府の公式発表との食い違いを指摘する。

多くの映像は一度だけ生中継された後、放送されなくなったという。きくちさんは「9・11テロ」は巨大な軍事産業を維持するため、戦争をしたかった米国の自作自演の疑いがある、と指摘する。沖縄タイムス05.3.19付

「しんぶん赤旗」のコラム「風の色」の筆者、きくちゆみさんの記事です。
また、「テロリストは誰?」は米国政府が第三世界に対して仕掛けてきた「数々の戦争と政権転覆の真相」を描いた十本の映像によるオムニバス作品。

アカデミー賞をとったドキュメンタリー映画『嘘まみれのパナマ戦争 Panama Deception』も収録。

 このビデオに納められている数々の映像からは、多くの人が知らない驚くべき真実が迫ってくる。そして「国家としてテロを行ってきたのは、実は米国自身なのではないか」という疑問が湧き上がる。

アメリカの最大の問題は、海外で米軍が本当は何をしているかをアメリカ人自身が知らされていないことにつきる。そう考えたフランク・ドリルは、十本のドキュメンタリー映画を二時間に編集してこのビデオにまとめた。 全米でおよそ百万人が観た衝撃のドキュメンタリー集。

日本各地でも上映会を開催。見てみたいと思いませんか?
夕張でも上映会、計画しませんか? (DVDなので格安です。)

夕張 「君が代」元年…

2005年03月15日 | Weblog
「これより…中学校卒業式を始めます。卒業生が入場します。ご起立の上、拍手でお迎えください。」

「歓喜の歌」が合奏される中、卒業生の入場が終わると、「国歌斉唱」の声とともに「君が代」歌唱入りの曲が流れたとたん、生徒のほとんどが着席!

 私の席から見るかぎり立っていた生徒は2~3人のようでした。
保護者席でも職員席でも着席者は少なからずいました。

それも、堂々と着席する人、周りを見渡して着席する人、起立し続ける人…様々な人間模様です。
こうなると、憲法で決められた「内心の自由」の中でも、「内心を表明しない自由、表明を強制されない自由」が侵されていることが気になります。

東京都では、高校の校門付近で「日の丸・君が代に反対しよう!」というビラを静かに配っていた市民活動家たちが、(校長が警察に通報)逮捕されるという事件が数件おきました。

「警察のほうから、“ビラ配りが来たらすぐ連絡して欲しい”とうるさく言ってきた」という情報もあり、“「言論の自由」を警察がまさに弾圧している!”のです。

“ナチスドイツの旗と同じ時期に同じ役割をした「日の丸」”と“天皇の世がいつまでも続くようにと歌う「君が代」”を納得できない人が多数いるのは当然なのに、国民の議論を待たずに数の力

で、あっという間に「国旗・国歌」と決めてしまい、国会では「強制しない」と決めたのに、憲法で決められている「内心の自由」「言論の自由」を踏みにじって、教育の現場に導入する自民・公明の政府、小泉内閣です。

救いは、先生と生徒たちが「日の丸・君が代」の問題点を真剣に考えるきっかけになり、改めて現代の日本が抱えている問題を見つめなおし、大多数が起立を選択しなかったことでしょうか。

十五の春を「日の丸・君が代」で迎えた子どもたちを、「二度と再び戦場に送らない!」
この強い決意をお互いに再確認し、固く手を取り合って、「平和憲法」を守り抜く「決意」と「行動」が今、求められています。

メール応援団募集中!

2005年03月01日 | Weblog
突然見ず知らずの方からメールが届きました。
「革新・民主陣営のHP(ホームページ)応援サイトを計画しています。あなたのHPをサイトの中で紹介させていただきました。」という内容です。

 「IT関連に詳しい支持者」の方たちによるボランティアで運営されるらしく、“このサイトは、闘いの為のIT活用です。いうならば「近代兵器」を利用するための応援ページです”と書かれています。

そこで、返信メールに「私のHPはまだ個人サイトで、今現在議員としての公式HPは準備段階です。」と送ったところ、次のメールには何と、

「・・・このサイトの編集委員になってくれませんか?」
「私はHP作成に関しては、超初心者です。それで現在の“goo簡単ホームページ(普通に文字を書き込むだけでOK!)を使っています。

質問だらけの生徒役でよければお引き受けします。」
「熊谷市議が初心者と心得て依頼しました。このサイトには初心者の視点が不可欠です…」

こんなやり取りが先月中旬にあり、メールでわからないところを質問しながら、ようやく、トップページ(HPの表紙のようなもの)のテスト版が出来上がりました。

内容は3月議会の後、少しずつ充実させていき、4月中には開設予定です。
そこでみなさんにお願いです。

メールを使った通信員になっていただけませんか?(携帯からも歓迎!)みなさんが思ったこと、目にとまったことを「ちょっと一言」「写真に添えて」など送っていただけると、内容も豊かになり、交流の場にもなり、見てくださる方も楽しめるページになると思うのです。

若者だけでなく、中高年や、退職して時間にゆとりのできた高齢者にも広がり始めたインターネット。

たくさんの方に正しい情報を伝え、楽しんで見ていただけるものをつくっていきたいと思います。
みなさんの参加、待ってます!

mail@kumagai-keiko.jpまで。