higher ground

甘いものと政治の話

世界の中心で命を叫ぶ

2021-01-26 19:08:52 | 日記

先週から通常国会がはじまっている。これだけ非常事態なのにも関わらず、昨年、とっとと国会を閉じ、議論することを避けてきた政府。決めなくてはいけないこと、話し合わなければいけないことがたくさんあるなかで…

よーやく国会が開いたなーと思ったら、こんどは居眠りする国会議員もいる

菅さん(総理)のお話し中に爆睡していたひとを、一応あげておくと…黄川田仁志(自民党・埼玉3区)、森山裕(自民党・鹿児島4区)、渡辺孝一(自民党・北海道ブロック)、佐藤正久(自民党・比例区)、河野太郎(自民党・神奈川15区)、音喜多駿(日本維新の会・東京都選挙区)…ちなみに前総理の安倍さんはそもそも欠席だったみたいで…家でおとなしく寝てたんですかね?

まあ、菅さんの話は確かに眠くなりそうですけどねw。同情はします…。でもみなさん、仕事ですからっ!しっかりしましょー!あなたたちの給料は私たちが払っているんですよー!

さて個人的に今回気になっているのは、予算のなかに「GO TOトラベル」1.1兆円がはいっていること。野党もそこらへんは「いまやること?」と攻めていて、菅さんは「医療に対する予算が少ないようなことを言ってますが、医療従事者に対する予算もきちんとだしています」的なことを言っていた。でもさ、いやいやそーじゃないんだよ、その「GO TO」の予算も医療のためにまず使うべきじゃねえ?といってるわけですよ。

「GO TO」はコロナがきちんと収束した後でいいわけでしょ?というかきちんと収束させなければ、何回も同じことの繰り返しだよ。ずーーーと自粛だぜ。今度の予算のなかに「GO TO」が入っているのはみんなに対して間違ったメッセージをだすことにもなると思う。宿泊業者には直接的な支援に切り替えるべき。

東京オリンピックにしても、今の状況を考えたらやれる状態ではないでしょう?何を優先するべきかをきちんと考えていかないといけない。オリンピックを目指してきたアスリートのみなさんの気持ちは計り知れないものがあります。でもいまやるべきことはここなのか。それは私たちがきちんと判断しないといけない。

コロナウイルスを克服していくためには、世界的なルールづくりが必要だと思う。だってどこかの国が克服できても、また違う国からウイルスが運ばれてくれば意味がない。ワクチンも先進国では接種が進んでいくかもしれない。しかし発展途上国では、ワクチン自体が手に入らない可能性もある。そこでひとの移動が続けば、ウイルスは拡散し続ける。さらなる変異ウイルスも生まれるかもしれない。自分の国だけという考え方でコロナを克服していくのは不可能ではないだろうか。感染対策もワクチン接種も、世界全体としての対策が求められている。こういったときに、日本がリーダーシップをとって世界的ルールづくりをしていってほしい!と切に願う。個人的には世界的に膨れ上がった軍事費(世界の軍事費は204兆円←2019年)をすべての国で削減し、コロナ対策へ使えるようにプールしてほしい。そしてすべての国でワクチン接種、感染対策がすすめるようにしていかなければならないと思う。