という事は2年半経ってもまだまだある。
超高級なところに行かない限り質の良いサービスは受けられない。
驚く事に、その質の良いサービスを日本ではコンビニやその辺のスーパーで受けられてしまう。
って、逆の視点になってくるわけですよー。ほんとびっくりだよ。
日本だとさーとりあえず悪くなくても店員は客に謝る、ってとこあるじゃないですか。「申し訳ございません!」
そんな言葉こっちでは滅多に・・・いや聞いたことないっす。
Hair salon に働いてた友達の友達の話。
日本ではお客さんがいなくてもその辺を掃除したり、シャンプーとか補充したり、、、つまり何か仕事をしていなくてはいけなかったそうな。
うん、わかるわかる。もう既にめっちゃきれいなのにどっか汚れてるところ探して掃除とかしてたもんね。
こっちでも(NYで)そのやり方で仕事をしていたら、ある日文句をつけられたそうだ。
「ちょっとあんた、そんなに働いてる事アピールして。Tip弾んでもらおうとしてるの?」
愕然。となったそうです。
こっちの人と言えば、店に客がいようがそれが自分のお客でなかったらなんのケアもしない。
気にもせずガム噛みながら空いてる席で雑誌読んだり。そしてお客さんも別にそれを見て何も言わない。
一生懸命働いている、いや何かしていなくては仕事にはなっていないと思っている日本人の行動はほんとに意味がわからないそうな。
ほとんどの店では(超高級店以外では)、店員と客は同等。
レジでは「Next!」とだるそーに並んでいる客に呼びかけて、「おまえもうちょっとパパッとやれるだろう!」と言いたくなる様な動きで、時には他の店員としゃべったりしながらバーコードをピッピッ。
はぁ~~っってため息でますよ、ほんま。
お客さまは神様です!!
なんて言葉日本にあるって知ったらびっくりするだろうな~。
今日はうちのバスルームが水漏れしていて今修理の人が来てくれてるんだけど、ふっつーに携帯で友達としゃべってます。
でも、彼はどっちかっていうと感じの良い部類です。
つまり、それが普通なのです。
タクシーに乗ってもほとんどの運ちゃんは携帯で(あ、ヘッドセットね。普通の携帯でしゃべってるとこっちでも捕まります)、でっかい声でずーっと誰かとしゃべってます。
最初は何か言われたんだと思って、「え?」とかって聞き返したりした事もありました。
ちきしょー。なんでこっちが気つかわなあかんねん!!!!
と何度か負けた気になりました(笑)
つまりこっちは徹底的に自分の仕事しかしないのです。
サロンだって、自分のお客さんにはちゃんとサービスする。
タクシーは目的地まで客を送り届ける。
レジはレジ打ちする。
それ以外のサービスは契約にありませんけど。
ガムかんでようが携帯でしゃべってようがあんたには関係ないでしょー。
ってなところ。
しかーし。
慣れてくればこれはこれで楽な部分もあるのだ。
こっちも気つかわなくていいもんねー。
でもね、やっぱり
腹立つんじゃー!はよせい~~~っ!
どんだけ待たして平気やねん。
あほかボケー。
って言いたいの!言わして!
「そんなに丁寧な挨拶いらんから、さっさとレジ打て!!!」
って言いたくなります(^^ゞ
こっちはね、無愛想なヤツでもちょっと何か聞いたりすると結構丁寧に教えてくれたりするのよ。丁寧だけどマニュアル化されて心が無い感じがすることも良くあるよねー。
イタリアはもうちょっと愛想よかった気が…
パートナーと一緒に居ようが居まいが女性なら99%男の店員がナンパしてきますけど…