今日は私の友人のお見舞いに行って来ました。
私の友人と言っても、その方は御年81歳。
人生の大先輩であり、心優しきおじいちゃんであり、大切な私の理解者でもあり。。
世代が違えど、通じる心に距離はなく、なんというか・・・そう馬が合う。
もともとピアノが好きだったそのおじいちゃんは、娘さんに連れられて私のライブに一度来て下さった以来、「決めた!あんたのライブなら多少遠くても行くぞ」と、その言葉に嘘はなくあちこちの会場に足を運んでくださった。
話していると本当に面白い。
説教じみた事は一切口にしない。「今日も楽しかった」といって、必ず褒めてくれる。自分の失敗話を面白おかしく話してくれて、楽しませてくださる。
引き際がまたカッコよくて、いつまでも私を引き止めたりはしない。
「うーん!」と思わず唸らされる。
大したお人です。
すごく苦労した時代を経て会社を創立され、勢力的に活動されてきた。
銀座が一番華やかだった時代のお話や、テレビや映画でしか見た事のない私が産まれる前の昭和のお話は、本当に面白い。
そして、会話の中に必ずハッとするような一言が出てくる。
それらの言葉は、生きた教訓の言葉として私の心に刻まれる。
パソコンは出来ないんだ~、というそのおじいちゃんと私は文通している。
手紙を書こうと思うと、漢字が出てこないのにほんとに焦るよね~。
パソコン恐るべし・・
そんなおじいちゃんが、昨年末に入院した。
JEROのツアー中で、しばらく会ってなかったので、ふと気になって電話をしてみたら、いつもとは全く違う弱々しい声で「入院したんだ」
東京に戻ってすぐにお見舞いに行って来た。
電話の時よりは元気そうで、ちょっと安心。
その後も何度かお顔を見に行って、そして今日。
しばらく時間が空いちゃったけど、、、、良くなってるといいな!と思いながら会いにいってみると、顔色も良くて、すごく元気そう。
なんと、来週には退院出来るとのこと!
いやっっった~~!!!
よかったよかったよかった!
本当にうれしい
今日は、エレベータのところまで歩いて見送ってくださいました。
「絶対よくなって、あんたのライブまた聴きに行くんだ」
と言ってくれてたおじいちゃん。ほんとにすごい!
人生色んな事があるけれど、いやな事は考えずに、前を向いて歩こう!と改めて教えてもらった。
私も、「必ず出来る」と信じて、とりあえず今の仕事を頑張ろう。
6曲のピアノ曲の作曲・・・・
できるのか・・・・・。
いや、できる!
かな。
できる!
頑張るよ、私も