JRA GIポスターのサインを暴く

地震被災のさなかJRA競馬開催に大きな疑問?競馬の体裁は博打でありギャンブルであり社会悪でありそのDNAは変えようもない

日経新聞が斬る JRA競馬の今!!!

2008年09月18日 | 馬券コラム
(前略)

新潟、小倉の開催が始まった7月19日以降の7週間で実に17人。

騎乗停止者が出なかったのは8月の第4週だけで、

あとは毎週、処分が出ていた。

(中略)

17件のうち、4件は馬の悪癖が主な原因で、停止期間も2日だったが、

一方で9件は小倉で起きたため、JRA審判部は16日のレース後、

騎手を集めて注意を喚起した。

同部では「悪癖以外の13件は大半が不注意による」と見ている。

裁決を巡っては、

オークスで勝ったトールポピーの池添謙一が斜行で騎乗停止となりながら

降着がなかったことが物議を醸した。

JRAは「基準は一貫している」と強調するが、厳格化と見ているファンも多かろう。

GI級のない夏場の騎乗停止は、春秋と重みが違う。

秋になって際どい事例がセーフになれば、不信を買うこともあり得る。

ファンに理解してもらうことは、厳正な処分と同程度に重要である。

平成20年9月5日 日本経済新聞 夕刊 ぱどっく より抜粋




私はこれを読んで流石は日経新聞と頷いてしまった。

その視点が、今日のJRA競馬の歪みを的確に表現していると思われるからだ。

小さな記事ではあるが、その内容は現在JRAが抱える問題を浮き彫りにしている。




以下は平成20年8月6日にアップした記事である。
⇒ JRA総合企画部・職員のミッションとは(下)



そう、

JRA総合企画部職員が織りなす事前の着順決定管理は限界を向かえている。

彼等がどんなに素晴らしい物語を描こうとも、

それを形にするメインキャストである騎手たちには不満が蔓延しているのだ。




お上に対する不満、各々の騎手の心情を理解できない自己満足管理。

ガチンコ勝負が許されぬ、JRA競馬の実態。

自ずとラフなプレーと知りつつ、お上を無視した騎乗を堂々と観衆の前でやってのけるのだ。

そんな新人類騎手が多い今日、

対して古典的な管理を繰り返すJRA総合企画部職員の手法に落差を生じている。



オークスの池添騎手の扱いを見るまでもなく、

彼等JRA総合企画部職員は、自ら製作した台本を頑として変えない偏屈な集団である。

過去にこのような事例はいくつもある。

参考 平成20年8月8日アップ
⇒ 第75回東京優駿 危うかった演出。。。




独裁者が支配する集団はやがて内部から崩壊していく。

10年後JRA競馬は存在しているのか??