あ ど れ な り ん

主にブルベを中心に趣味と日頃の鬱憤を晴らすために書こうと思います。

BRM325 あおば200km伊豆:認定

2017-03-28 08:37:24 | ブルベ

さみー。さみーずら。
朝の気温は5度。
1週前の土日月と暖かかったから、寒さが身に沁みた一日だった。

コースは藤沢市湘南台発着で、小田原、熱海を経由して、山伏峠、国士峠、冷川峠と3つの峠を矢継ぎ早にクリアーし、伊東に出たら来た道を戻る。
最初の山伏峠が距離5㌔平均斜度10㌫となっており、このブルベのヤマとなっている。

目標は11時間。
もしくは平均移動時間を17km/h以上。
そして、休まず走ることも課題とした。
補給もなるべく車上で走りながら行う。
そうすることで時間短縮に務める。

前日の準備中に、使おうと思っていた反射ベストが無いのに気づいて、ちょっと焦ってしまった。
引っ越しの際にどこかに閉まってしまったらしい。
2つ持っていたので事なきを得たが。
また、出発の直前まで
スタートに近い海老名SAで車中泊しようかとずっと迷っていたが、結局は家で寝て、3時半頃起きて湘南台に向かった。
本当は自走したかったんだけれど、最近良く眠れないのでそれは避けることにした。
さらに、直前までシューズを積むのを忘れていた。
危なかった(汗)。

スタート地点の桐原公園にはブリーフィング直前に到着した。
いつも早く着き過ぎるので、15分くらい前を目指したが、ちょっと遅かった。
ブリーフィングでは、先日亡くなられたオダックスジャパンの稲垣会長に黙祷を捧げた。
当日は初ブルベの人が多かったので、レシートを忘れずにというお馴染みの注意があった。
「試走で最初のPCのレシートを忘れて認定されなかった人が居ました。その後のレシートは持って帰ってきたんだけどね。」
一同「わっはっはっ(^□^)(≧▽≦)(´∀`)」
「自分ですけど」
一同「…」

スタート前に4つもトラブルを発見。
まず、心拍センサーを身に付けてない。脇によってコソコソと着けた。
その二。心拍計(ガーミンVivoHR)のセンサー起動したままになっていて、電池残量ほぼ無し(泣)。
いーみなーいじゃーん(;´д`)トホホ…
スタートから50㌔程は記録を取っていたが、心拍の表示が81から変わらないよ…。
3つ目のトラブルは、スピードセンサーが反応していない。
スポークに取り付けてある磁石があさっての方向を向いていた。
5㌔も走ってから気づいたので、メーターの方は宛にできなくなってしまった。
さらに、4つ目。
サドルの位置が5㍉前に出たまま!
2台目とはシート角が違うので直す必要があったのに直し忘れている。
サドルを取り付けた時、直そうと思ったのに(ノД`)ウアー
いろいろと焦って準備した影響と経験不足を露呈してしまった。
サドルはチョット前でも走れる。
そのまま走ることにした。

国道1号線では小集団で走った。
前から2番目で走っていたら、途中から自分が先頭になってしまった。
登りになると、ガクンとスピードが落ちる自分だけれど、集団から自分を抜かす人が現れない。
結局、20㌔近く先頭で走ったと思う。
海岸に出たら後ろにいた人達を先に行かせて、自分は走りながら補給食であるパンを頬張った。


最初のPCは ローソン西湘江之浦店だが、トイレが混むのを予想して、手前の公衆トイレで済ませた。
ここでウィンドブレークパンツを脱ぎ、常薬を飲んだ。
コンビニではおにぎりだけ買って、速攻で再出発した。

熱海を通過。


熱海は伊豆の踊子の舞台でした。

途中、トンネルを迂回しなければならないところで、直進しようとしてしまった。
直ぐに戻って迂回した。
さらに、国道へ復帰する所でも別の方向へ行こうとしてしまい、数メートル戻った。

国道へ復帰すると、おやおや?さっき抜かして後ろを走っていた人が前に居る?
うーん、おかしいなぁ。抜かされたはずはないんだけど…。
すると次の赤根トンネルで、その人は迂回せずに直進して行った。
ん?ブルベやってる人じゃないのかな?
キューシートを見れば、トンネルを3回迂回するのは明白なんだけどな。。。
もしかしたら、ブルベをやっている人ではないのかもしれない。
声を掛けるのは怖いので、そのまま走った。
こういう場合は声を掛けた方が良いのかなぁ?

海岸線を走っているにも関わらず、小田原から伊東に向う方が登りが緩やかで、下りが多くラクに感じられる。
逆方向は疲れているせいもあると思うが、登りがキツいように感じる。
程なくして、山伏峠までの登りの入り口のコンビニに着いた。
予定していなかったが、尿意が有ったので、またトイレに行った。
自分は本当にトイレが近い。50㌔に1回、3時間に1回は行かないとダメだ。
この日は空気が冷たかったのもあって近かった。
汗はどうなってるんだか…?。
小休止していると思うしかない。
小さいスニッカーズが有ったので、それを購入して、頬張り、登りに備えてウィンドブレーカーを脱いだ。

聞いていたとおり、最初の1㌔にキツい坂が集中していた。
こういうのはルートラボでは再現出来ない。
先行者の知識が頼りとなる。
また、月曜に和田峠を走った経験も生かし、斜度がキツいところではわざと蛇行してしのぎ、緩いところでは踏まずに休憩しながら登った。
中盤で押し歩きをしている人が居たが、よく見たらトンネルを迂回しなかった人だ。
やっぱり、参加者なんだ?
うーん………。えーっと、無言でパスしました…。


途中の橋のところが眺めが良かった。



いやー、ツラかった。

「ツライですねー。」と他の参加者の方と少し声を交わした。
「息が白い」とその参加者は嘆いていた。
峠で休んでいると体が冷えてしまう。上下ともウィンドブレーカーを着て、すぐに下った。
日が少し陰っていた事もあって、峠を越えた内地は少し寒かったから、パンツも履いたのは正解だった。
下りきって、斜度が緩くなったところで、買っておいたおにぎりを走りながら食べた。
やっぱり、おにぎりは食べにくいぞよ。

暫くすると第2PCのセブンイレブン湯川天城店に到着した。
この時間だとちょうどお腹も減る頃で、この時間でこのPCに着いていれば少し余裕がある。
しっかり食事をする人が結構居た。
自分はトイレを済ませ、おにぎりだけを購入し、Iさんに寒いとLINEを飛ばしてから、すぐに出発した。
Iさんはグンマーで200に参加している。
後で朝が凄い寒いと返信が有った。

この時点で理想タイムから5分遅れだった。
このペースだと11時間は無理だ。
可能な範囲で早く移動することだけを考えるようにした。
後で分かることだけど、体力が有っても小田原から先は信号地獄に交通渋滞が重なるので
自分の走力を考えると到底無理な話だった。

PC2を出ると直ぐに国士峠の登りが始まる。国士峠もキツい。キツいにはキツイが、やはり山伏峠に比べたらラクだ。
着実に進み、時間は掛ったが、登り切った。


峠に有る碑


途中のわさび田


きれいな梅とか桜とか

下りきってから程なくすると、冷川峠の登りに差し掛かる。
ところで、「冷川」て普通に読んだら「ひえかわ」と読むと思うけど、自分は何故か「れいかわ」と読んでしまう。
きっかけも、よく思い出せない。
なんでだろう?と思いながら登ったのだった。
ここの登りは余り記憶に無い。という事は余り苦労はしなかったということだと思われる。
両脇の苔むした石垣が印象的だけれども、この峠は特に何が有るという訳ではなかった。


特に何も無い。

峠を越えて暫くすると、伊東の海岸線が見えてくる。山をウロウロしていたので、海に近いことを忘れていて、海が見えたときにはっとしてしまった。
そうだ海側に戻ってきたんだという感慨が有った。
景色を楽しむために、少しの間だけ眺めの良い所に停車した。

PC3でも休憩は最小限。


トイレに行ってからカロリーメイトを購入。
海岸線に出たら少し暖かくなったので、ウィンドブレーカーを上下とも脱いだ。
此処でも座ったりせずにすぐに出発した。


あれは初島かな?

早速、カロリーメイトをもぐもぐしていて、ふと気づくと、サングラスをしていない。
ヘルメットに手をやると、サングラスが刺さっていないではないか!
さてはさっきのコンビニに忘れてきたな?
もう、5㌔くらいは走ったので戻るのが面倒だ。
戻っても有るかわからないし、一瞬、そのままゴールを目指そうかと思ったが、やはり勿体無いので戻ることに決めた。
一応、メットに変なふうに刺さっていないかを確認しようと脱いでみたら…

あったッス(;´Д`)
後ろに刺さってたっス。

普通は前から刺す。
そんなことした覚え無いのに、なんで後ろから刺した?
無意識こえー。
200㌔でこれだったら、300、400はどうなってしまうことか。

登りが結構有って大変だったが少し暖かくなっていたので、その分楽だった。
対して、交通量はとても多い。
時折、信号待ちでゆっくり進む必要が有った。
もう、その時点で11時間内は無理だったし、11時間半も怪しくなって来ていた。
目標はクリアできそうにないが、時間には余裕が有る。
お尻も痛くなってきたので、湯河原のコンビニでサドル位置を修正することにした。
直した方がやっぱり調子良いみたい。
平地の巡航がラクになった。

最後の真鶴の登りは過去に苦しんだ経験が有り、その時は夜で先が見えず、まだ登らされるのか!という感じだったが、
急な登りが待っている訳ではないし、今回はこの坂の最高到達点が見えるので、落ち着いて登った。

根府川の駅でまたもトイレに寄った。
これでコンビニに入らずに済む。
駅前の自販機に、好物のレモンスカッシュが有ったので迷わずそれを購入した。

小田原からは、さらに信号及び交通渋滞と戦わねばならなかった。
追い風だったので、幾分かラクだったが、スピードが乗ったところで止まってしまう。
途中、薬を飲むのに止まったりしたが、それとは関係なく思ったより時間が掛かってしまった。

結局、スタートから12時間ジャストで帰ってきた。
路面速度でギリギリ平均移動時間が17㌔となり、なんとか最低限の目標はクリアした。
しかし、久しぶりのブルベで走り込みの期間が短かった、コースが大幅に違うとはいえ、初めてのブルベのタイムより遅いのは、うう〜ん…と、首をかしげ唸ってしまう。
休みの時間だってかなり節約したのに。
やはり、登りの遅さはいかんともしがたい。
ファストランと呼べるレベルになるには、遥か彼方だなあと。
もっともっと走る時間を作らなくてはなあと。

受け付けを済ませたら、挨拶をして早々に立ち去った。
比較的寒い一日だったが、これだけ走れば普通に汗をかく。
近くの風呂施設を探したが、どこも900円なり。高杉。
諦めて自宅に戻ることにした。 

まとめ
良かったところ
・ペース配分は良かった。
・休みを減らして走る走り方も、上手くいった。
・直前にペダルを変更したが、ペダリングしやすく、問題なかった。
ただし、開放の強さの調整は必要ぽい。
・試用はしてあったが、Bridgestreetのサドルバッグに問題が無かった。

悪かったところ
・ハートレートセンサーの着け忘れ
・ロガーの操作ミス
・サドル位置の修正忘れ
・前の方に座ると、股の間が痛くなる(革サドルが馴染んでない?)。
・スピードセンサーのずれの確認忘れ
・キューシートホルダーがダンシング時、足に当る。

すぐに修正出来るものばかり。
問題はサドル。RevetのIndipendentはノーズが細身で、穴開き部の革の角が立っている。その部分に股の間が入り込んで痛くなる。あそこは坐骨みたいに固くないので、革もなかなか馴染んで来ない。
既に1000㌔は乗ったが、もう、1000㌔は乗らないと駄目か…。


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