
昨年11月に初めて開催された米ASEAN首脳会議、2回目の今回は国連総会ウィークに合わせてNYで開催された。まさに尖閣事件で日中がいがみ合っている、そのまっただ中で。ASEANは、南沙諸島という領土問題を中国との間に抱えている。そのため今回の首脳会議後の声明の一つとして、急きょ南沙問題が据えられた。中国が騒ぐからよ(苦笑)。
オバマ大統領はアジアにおける指導的な役割を果たす(=中国封じ込めを目論む?)意向だそうで、来年の東アジア首脳会議からは正式メンバーとして出席するそうな。フィリピンでは米軍駐留復活を望む動きがあったり、来月ASEANがハノイで開く初の拡大国防相会議には、アメリカのゲーツ国防長官が呼ばれているらしい。そうなると、南シナ海をめぐる中国対策が話し合われるのは必至。
相手が弱腰日本だから気を抜いたのか、この際だから国境問題がある周辺の「小国」(ちなみに南シナ海だけでも、ベトナム・マレーシア・台湾・フィリピン・ブルネイとの領土問題を抱えている)にも、間接的にメッセージ送ろうと思ったのか、経済力を外交力に変換してみたかったのか、いずれにせよちょっと強気に出すぎて思わぬ副産物を生んでいる感じがしなくもない中国。アメリカっていう用心棒が「どれどれぇ~」って出てきちゃったのである、ぷぷぷ。
それもこれも、欧米やアジアの周辺諸国が抱いていた漠たる不安、つまり中国が経済力をつけると膨張(または増長)するのでは?という不安が、現実のものになったことを示してしまったのだから自業自得。「やっぱりよ、嫌ぁねぇ~」って思われたに違いない。そうすると、中長期的に失うものは「屈服した」日本より、「勝利した」中国のほうが大きい気がするけどな。まっ、争ったら両方傷つくから、早期に解決に向けて一歩踏み出すほうが知恵者だと思う。あとは、命はって頑張った海上保安庁の持ってるビデオでも公開して、「正当だけど譲った」日本を発信して、今回のことにとどめを刺してほしい。この問題で声を荒げると恥かくことを認識してもらえば、今後の海保の仕事も少しは楽になるのでは?
それにしても、撤退したフィリピンから「また来てちょ~だい」とお呼びがかかり、ルックイーストだったASEAN諸国から「一緒にやろ~よ」って。膨張する中国の盾として、「しょうがないなぁ、呼ばれちゃぁ~」って嬉しそうに出てくるアメリカ。結局キミが漁夫の利さらうんですかい(苦笑)
写真は日経新聞から
オバマ大統領はアジアにおける指導的な役割を果たす(=中国封じ込めを目論む?)意向だそうで、来年の東アジア首脳会議からは正式メンバーとして出席するそうな。フィリピンでは米軍駐留復活を望む動きがあったり、来月ASEANがハノイで開く初の拡大国防相会議には、アメリカのゲーツ国防長官が呼ばれているらしい。そうなると、南シナ海をめぐる中国対策が話し合われるのは必至。
相手が弱腰日本だから気を抜いたのか、この際だから国境問題がある周辺の「小国」(ちなみに南シナ海だけでも、ベトナム・マレーシア・台湾・フィリピン・ブルネイとの領土問題を抱えている)にも、間接的にメッセージ送ろうと思ったのか、経済力を外交力に変換してみたかったのか、いずれにせよちょっと強気に出すぎて思わぬ副産物を生んでいる感じがしなくもない中国。アメリカっていう用心棒が「どれどれぇ~」って出てきちゃったのである、ぷぷぷ。
それもこれも、欧米やアジアの周辺諸国が抱いていた漠たる不安、つまり中国が経済力をつけると膨張(または増長)するのでは?という不安が、現実のものになったことを示してしまったのだから自業自得。「やっぱりよ、嫌ぁねぇ~」って思われたに違いない。そうすると、中長期的に失うものは「屈服した」日本より、「勝利した」中国のほうが大きい気がするけどな。まっ、争ったら両方傷つくから、早期に解決に向けて一歩踏み出すほうが知恵者だと思う。あとは、命はって頑張った海上保安庁の持ってるビデオでも公開して、「正当だけど譲った」日本を発信して、今回のことにとどめを刺してほしい。この問題で声を荒げると恥かくことを認識してもらえば、今後の海保の仕事も少しは楽になるのでは?
それにしても、撤退したフィリピンから「また来てちょ~だい」とお呼びがかかり、ルックイーストだったASEAN諸国から「一緒にやろ~よ」って。膨張する中国の盾として、「しょうがないなぁ、呼ばれちゃぁ~」って嬉しそうに出てくるアメリカ。結局キミが漁夫の利さらうんですかい(苦笑)
写真は日経新聞から
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