もういいです

お払い箱のルーロ。

うちはフローリングの上に絨毯を敷いている箇所が何ヵ所かあり、そのフリンジにひっかかって動けなくなる、フローリングと絨毯の段差のところのゴミを吸い残す、比較的薄い絨毯でも登っていけず止まる。

ルーロを買うときには、ルンバさんは1世に比べて2世の本体機能劣化が著しく、3世はないなと思ったし、自動の掃除機なんて、そんなものさと割りきっていたつもり。だけど、ルーロはその下げた期待値すら満足できなかった。

薄い絨毯すら超えられないって、一体どういうインテリアのお宅を想定した設計なんだろうか？フローリングの上になんのラグもないうちが、ルーロのようなものを使うだろうか？それだったらダスキンやクイックルワイパーで十分じゃないか。

かなり我慢してきたし、かなり手入れもしてきた（こことか）。最初は隅にたまった猫砂も取れてる気がして評価してたけど、ルンバさんを使ってたときにはここまで隅に吸い残しがたまるなんてあったっけ？な状態が散見されるようになった。

物にぶつからない性能は確かにルンバさんを凌ぐけど、掃除機に求められる能力のなかでの優先順位は低い。段差の認識もルンバさんに勝る、でも、落ちないように何か置けばルンバさんだって問題を起こさなかった。そもそも寝室の段差はちゃんと認識してたし。

そうなると、使ってもキレイにならない上に、絨毯に引っかかるたび止まったルーロのボタンを、何度も入れ直すのが面倒になり、だんだん使う頻度が少なくなってきた。そして今ではもう、この「使えない」道具を使う気力は、微塵も残ってない。

というわけで、フローリングの上に何も敷いていない環境で使う人に貰ってもらうか、再びビックカメラのリサイクルゴミに出すか、ってことにした。よくわかんないけど、夫婦が離婚するときってこんな感じ？みたいな(苦笑)。

11月2日から3ヶ月とちょっとでお払い箱。だったらルンバさん3世にすればよかったな、その方が安かったし。フラストレーションだけが残った、お金を無駄にした買い物だった。

今後は、中途半端なお掃除の助手は雇わないことにする。その代わり、紙パックレスのマキタのスティッククリーナーを買って、あたしが掃除する。その方が気が楽だ、という悟りの境地。離婚した人が、「もう男はこりごり」っていうのと同じ状態(笑)？

写真のようにお片付けしただけ、でももうこいつとはおさらばだ、と思うだけ気分がスッキリした。あとは、突然掃除機を頻繁に使い始めたあたしに、「やっぱりうるさいのよね、あのシモベは」と、猫たちが迷惑がらないことを祈るだけじゃ～