超強力台風に備えて

我が家のベランダにあったアイテムを室内に避難。

怖いのは断水と停電。ってことは・・・、と

お風呂にお水を溜めて、浄水を専用のポリ袋に溜めた。トイレは固める薬があるのでそれを使い、それでも足りなくなったらお風呂の水を使う。お風呂の水は台所の洗い物にも使い、浄水はそのすすぎと料理用に使う予定。ペットボトルのお水はたくさんあるので、飲料用には困らないはず。いままで地震を想定して防災グッズを揃えていたけど、まさか台風でこのような品を使うことになろうとは〜。非常食はそこそこああるし、冷凍庫はパンパン。主人のお弁当用の冷凍食品は自然解凍でも食べられる調理済みのものも多いし、お刺身用の魚もあるので、冷凍庫の食品を先に消費して、その後で非常食の缶詰やアルファ米などに手を付ける。

冷蔵庫に残っていた野菜で、副菜を作り置き。野菜は全部洗って冷蔵庫に入れてあるから、いざとなったらキュウリをマヨネーズでかじるとか（苦笑）、できるかな。カセットガスコンロ用のガスは4本あるので、まぁどうにかなるかなぁ〜

携帯を充電し、充電器を充電し、ラジオの電池を確認し、停電にはそれ以上の備えようがないけど、その頃には台風が通過しているだろうから、避難所に設営される（であろう）充電所に行って充電するしかない。

テレビで防災の専門家が、「タイムラインが設定されているニューヨークでは地下鉄は台風が来る１日前から営業を中止して、全ての車両を地上にあげることになっている。だから地下鉄構内にも雨水が溜まっても、1週間で運転再開が可能だった。東京の地下鉄もそういう計画を持っているべきなのに、’大したことにはならない’という根拠のない希望的観測だけで動いている。何か起こって重大なダメージにならない限り、未然防止策を打つカルチャーがない」と嘆いていた。まったく持って同感。公共交通機関がやるべきことは、ギリギリまでサービスを提供することではなく、一旦台風が去ったらいち早く営業を再開できるための対策のはず。じゃないと経済的なダメージが何倍にも増幅される。

計画運休に国民が慣れてきたら、次は予防的運休と電車の陸上避難、に進むべきだと思う。

そしてなによりこれを機に、発電するためにCO2を出して地球を温めていること、にもっと危機感を持つべきだと思う。政府も、国民も。日本が石炭火力発電を国内でも依存していて、海外に輸出していることについて、海外からどれだけ批判の目で見られているか、これを機にに知るべきだと思う。自分たちで地球温暖化をないがしろにしておいて、今までにないような強い台風が来たと大騒ぎすることが、いかに滑稽か恥じるべき。

1箇所で集中的に発電してそこから送電するという電気供給システムが、国民の生活や命や経済活動を自然災害から守る上で、どれだけ脆弱なシステムか、そして原発があること自体も、国防上どれだけ日本を脆弱にしているか、ちゃんとした議論をしないのであれば国会議員も国家公務員も何のためにいるのかわけわからん。自衛隊をスタンバらせて会議開いてるだけで、15号の被害を帳消しにしようと思ってる浅はかな人たちが国会議員をやってて、記者クラブ制度にあぐらをかいてそういうのばっかり垂れ流している報道機関が幅を利かせている限り、日本っていい方向に変わっていけると思えない。


とにかく今は台風の雨や風で大きな被害が出ないように、福島第一発電所にダメージが出ないように、祈るばかり。そして、こんなこと国民に祈らせるな、と永田町と霞ヶ関方面を向いて呪ってやるぅ〜と思ってるところ。