東京駅の特集をした雑誌を参考にして、東京駅を探訪した。
写真は東京駅の丸の内北口のドームの二階(ステーション・ギャラリーの2階の回廊部分)からみたホール。上から見ると床の大理石がだまし絵のようになっていた。床に巨大な格子状のドーナッツ状の物体が斜めに置かれていて、その上をこちらから向こうに向かって歩く人々が、途中から明るく光が当たっている(ようにみえる)真ん中から下のフロア(にみえる)に行くはずなのに、なぜだか上に戻ってきてまっすぐ進んで建物を出て行くという、不思議な動きがちょっと気持ち悪い(笑)。
サッカーのゴールポスト周辺に置いたカーペット状の広告が、テレビで観戦している人には立体的に見える、あのようなかんじ。
ギャラリーの螺旋階段も復元されたもの、灯具が美しい
フランツ・パルツァーが設計した「幻の東京駅」は和風
パルツァー帰国後駅舎の設計を担当した、辰野金吾が設計した今の駅舎が最終的に採用とになるけど、施設や構内配置(南北に改札口を置き、真ん中に皇族用出入り口を置く)は引き継がれた。富国強兵に走る欧米列強に肩を並べたい当時の政府には、オランダのアムステルダム駅を模した今の建築物の方がフィットしたようだ。
2階の回廊に展示されていた東京駅の保存・復原工事の記録は、フォトチャネルに写真をアップした。今の東京駅にも残る歴史をあちこちで見てきたので、ご紹介。
1914年の東京駅開業と同時に設置された柱
1930年浜口首相が暗殺された場所に丸い印が残る
東北新幹線改札口に至る階段の前、主人の実家に行くためとか出張に行くためとか、一体何度ここを通っただろうかという場所なのに、今まで本当に気づかなかったぁ〜
1921年原敬首相が暗殺された場所は丸の内南口の券売機横
東京駅の石碑の前で記念写真を撮る人は切れることがなかった
いや、本当に面白かった。東京駅なんて「通過点」としか考えていなかったけど、行幸通りを東京駅から見ると本当に美しかったし、多くの人たちが駅舎にカメラを向けたり記念写真を撮っていたり、ここって観光地なんだなぁとも思うと不思議な気分でもあった。
気持ち悪そう。
東京駅、確か戦時中に空襲を受けた際に救護所のような役割を担っていたのではないかしら。
たくさん人が死んでます。
私が泊まった時、ホテルの内部は人気のない楽屋裏みたいな場所もあって如何にも古い感じでした。
今は新しく綺麗になったのでしょうね。
建物から知る日本の歴史も面白いですね。
なんか大正時代の雰囲気というかレトロですね。
ライオン宰相浜口雄幸氏の銅像は近くの県立公園に立っています。
生家もすぐ近くです。東京駅には狙撃された場所まで
残っているのですね。原首相も近くで遭難しましたか。
東京駅や周辺はこうした歴史を物語る貴重な場所ですね。
だまし絵風は上から見ないとわかりません。
同じレベルにいたら単に3色のグラデーションの大理石の床です。
東京は100回以上空襲を受けているし
3/10の大空襲では10万人以上が虐殺されてますから
ぶっちゃけ都内はどこにどういう怨念があっても不思議ではありません。
その大空襲の首謀者に叙勲してる日本って
マジ植民地根性丸出しだと思います。
だかいまのそ〜りみたいなのがのさばれる
その方がよっぽど怖くて実害があると思ったりします。
あたしも東京駅で歴史探訪なんて思いもよりませんでした。
浜口首相は土佐出身でしたか、東京駅にしっかり記録されてますよ。
羽田から成田に東京駅で乗り継がれることがあったら是非。
東京はもちろん京都や奈良にはかないませんが
それなりに歴史もあるので、こういう散歩も楽しいなと思いました。
両親がまだ東京にいた頃こんなことしてたみたいなので
時々真似しようと思います。
https://blog.goo.ne.jp/kebaneco/e/6e3dfa03b1da6a1bf2b00b139903a4f7
平坦でしょ?
でも、このエントリーの一番上の写真見てみてください。
なぁんとなく真ん中の白い部分が一段下になってる気がしませんか?
でも実は平坦で、一段下に降りて行っちゃったかな?な人が
次の瞬間ドーナッツ状の格子の向こうを歩いてるの。
どういう意図で2階以上の場所から見た時しかわからないような
大理石の床の柄にしたのかはわかんないけど、
面白い遊び心だなぁとは思いました。
だから2階に回廊を設け、3階にはここを見下ろせる窓があるのねぇ〜とも。
建物から歴史を垣間見るのはなかなか面白いですね。