
あまり飲み慣れないのに、いろんなご縁で集まってしまったグラッパが3本。今回は、2本を飲み比べてみることにしました。
グラッパとは、イタリア特産のブランデーの一種とも言える蒸留酒。ブドウの搾りかすを発酵させてアルコールを作って、それを蒸留したものになります(ちなみにブランデーはワインを蒸留して作るもの)。グラッパに似た酒としてフランスのマールというのもありますけれど、マールも同じブドウの搾りかすを蒸留して作るものの樽熟成する工程があるというのが大きな違いと言えます。
飲み比べたグラッパは、山梨の白百合醸造で作られた「内田葡萄焼酒」と、父からイタリアみやげでもらった「アレキサンダー・ウーヴェ」の2本。アレキサンダーの方は紹介の紙が入っているもイタリア語がまったくわかりません。せめて英語の解説があればもうちょっと何か判るんですが、ちょっと情報不足。
白百合醸造は、昨年に山梨を訪れたときに地元の泡盛マイスターが「近くにグラッパの蒸留機があるから観にいきましょう」と連れていってくれたのがはじめて。「あれ?グラッパってEUの法律でイタリア産じゃないと名乗れないのでは?」と頭をよぎるも、ここはEUじゃなくて日本。そのせいか、名称は「内田葡萄焼酒」ですから、いろいろ考えた末のネーミングなのでしょうね。
さて、肝心の飲み比べですが、まず開けてみてどちらも香りの芳醇さにびっくり。食後酒たる所以が、いきなり身体で理解できるというか。アレキサンダーは干しぶどうとプラムのような優しい香りで、飲んだあとに鼻に残る微香の余韻が長い。一方、内田葡萄焼酒はやはり干しぶどうのような香りですが、味わいは甲類焼酎のようなアタックでちょっとびっくり。度数が高いのには慣れているのでぜんぜん抵抗がないのですが、やや尖ったアルコール感で香りと味がバラバラな感じがしました。同じグラッパでもかなり違うなぁと思っていたら値段がぜんぜん違うみたいで、つい比較して可哀想なことをしたようです。
2本に共通して言えるのは、ブランデーなんかと比べて野趣な感じがあるところ。グラッパは、時間をかけて香りを楽しむお酒としては抜群といったあたりでしょうか。
残るもう1本のグラッパは、やはり父のイタリアみやげですが、樽で寝かしたグラッパのようです。例によってイタリア語がまったく読めないのでよくわかりません(笑)。今回の2本のどちらか1本を飲みきったあとにでも開けてみたいと思います。
グラッパとは、イタリア特産のブランデーの一種とも言える蒸留酒。ブドウの搾りかすを発酵させてアルコールを作って、それを蒸留したものになります(ちなみにブランデーはワインを蒸留して作るもの)。グラッパに似た酒としてフランスのマールというのもありますけれど、マールも同じブドウの搾りかすを蒸留して作るものの樽熟成する工程があるというのが大きな違いと言えます。
飲み比べたグラッパは、山梨の白百合醸造で作られた「内田葡萄焼酒」と、父からイタリアみやげでもらった「アレキサンダー・ウーヴェ」の2本。アレキサンダーの方は紹介の紙が入っているもイタリア語がまったくわかりません。せめて英語の解説があればもうちょっと何か判るんですが、ちょっと情報不足。
白百合醸造は、昨年に山梨を訪れたときに地元の泡盛マイスターが「近くにグラッパの蒸留機があるから観にいきましょう」と連れていってくれたのがはじめて。「あれ?グラッパってEUの法律でイタリア産じゃないと名乗れないのでは?」と頭をよぎるも、ここはEUじゃなくて日本。そのせいか、名称は「内田葡萄焼酒」ですから、いろいろ考えた末のネーミングなのでしょうね。
さて、肝心の飲み比べですが、まず開けてみてどちらも香りの芳醇さにびっくり。食後酒たる所以が、いきなり身体で理解できるというか。アレキサンダーは干しぶどうとプラムのような優しい香りで、飲んだあとに鼻に残る微香の余韻が長い。一方、内田葡萄焼酒はやはり干しぶどうのような香りですが、味わいは甲類焼酎のようなアタックでちょっとびっくり。度数が高いのには慣れているのでぜんぜん抵抗がないのですが、やや尖ったアルコール感で香りと味がバラバラな感じがしました。同じグラッパでもかなり違うなぁと思っていたら値段がぜんぜん違うみたいで、つい比較して可哀想なことをしたようです。
2本に共通して言えるのは、ブランデーなんかと比べて野趣な感じがあるところ。グラッパは、時間をかけて香りを楽しむお酒としては抜群といったあたりでしょうか。
残るもう1本のグラッパは、やはり父のイタリアみやげですが、樽で寝かしたグラッパのようです。例によってイタリア語がまったく読めないのでよくわかりません(笑)。今回の2本のどちらか1本を飲みきったあとにでも開けてみたいと思います。
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