
ストレートで飲むジンが、こんなに女性的で穏やかで優しいなんて想像もしませんでした。
これまでジンと言えば、どこの店でもだいたい買えるビーフィーター、タンカレー、ゴードンなどを、値段も手頃に買うことが多かったのですが、これらドライジンは、トニックウォーターで割ったり、ライムを搾ったり、気が向けばリキュール類と一緒にシェイクしたり、夏場は「アイスボックス」に注いでみたり、あまりストレートで飲んだりしませんでした。
エギュベル・ジン(Eyguebele Gin)は、南フランスはプロヴァンス地方、トラピスト派エギュベル修道院で造られているジンです。もともとジンは解熱・健胃・利尿に効く薬用酒として誕生したものですので、修道院で作られていたのはそうした理由からでしょうか。エギュベルは、甘みが強く、40度もありながらアルコール刺激がほとんど感じられないマイルドなジンです。甘みで言えば、タンカレーTENも甘いジンに属しますが、エギュベルはその比ではありません。エギュベルの場合、ジュニパーベリーの香りの強さが特徴的ですが、そこにオレンジの皮、クローブの香り、さらにはバラのような香りの余韻が長くて、とても華やかな印象を受けます。圧倒的にストレートかロックで飲んだほうが幸せな気持ちになれるジンです。
先日にとあるバーで、マティニをいただいたときに、ジンとベルモットが指定できるとのことでしたので、エギュベルをベースにしてもらいました。黙ってるとドライなマティニが出されることが多いだけに、嬉しい心遣いでした。夏場はキリリとしたドライなマティニがぴったりなのですが、これからの寒い季節は、香りが豊かで華やかなマティニのほうが味わい深いのではないでしょうか。
ラベルをよく見れば「アペリティフ(食前酒)」の文字が。うっかりナイトキャップのお楽しみにしてました。自分の注意力の低さに反省。
<新書版「泡盛なかゆくい」。売り切れご免 or 2007年12月31日ご注文分までで販売を終了します>

これまでジンと言えば、どこの店でもだいたい買えるビーフィーター、タンカレー、ゴードンなどを、値段も手頃に買うことが多かったのですが、これらドライジンは、トニックウォーターで割ったり、ライムを搾ったり、気が向けばリキュール類と一緒にシェイクしたり、夏場は「アイスボックス」に注いでみたり、あまりストレートで飲んだりしませんでした。
エギュベル・ジン(Eyguebele Gin)は、南フランスはプロヴァンス地方、トラピスト派エギュベル修道院で造られているジンです。もともとジンは解熱・健胃・利尿に効く薬用酒として誕生したものですので、修道院で作られていたのはそうした理由からでしょうか。エギュベルは、甘みが強く、40度もありながらアルコール刺激がほとんど感じられないマイルドなジンです。甘みで言えば、タンカレーTENも甘いジンに属しますが、エギュベルはその比ではありません。エギュベルの場合、ジュニパーベリーの香りの強さが特徴的ですが、そこにオレンジの皮、クローブの香り、さらにはバラのような香りの余韻が長くて、とても華やかな印象を受けます。圧倒的にストレートかロックで飲んだほうが幸せな気持ちになれるジンです。
先日にとあるバーで、マティニをいただいたときに、ジンとベルモットが指定できるとのことでしたので、エギュベルをベースにしてもらいました。黙ってるとドライなマティニが出されることが多いだけに、嬉しい心遣いでした。夏場はキリリとしたドライなマティニがぴったりなのですが、これからの寒い季節は、香りが豊かで華やかなマティニのほうが味わい深いのではないでしょうか。
ラベルをよく見れば「アペリティフ(食前酒)」の文字が。うっかりナイトキャップのお楽しみにしてました。自分の注意力の低さに反省。
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