『ながの』って かける♪

瑠菜の初恋の相手は、たぶんよく行くお店のスタッフのながのさんです。
「ながのさんにはいつも良くしてもらっているから、お手紙書こうか？」と誘うと、「『ながの』って　かける♪」と言って、便箋に（たぶん）ながのさんを描き、横に『ながの』と呼び捨てで書いていました。
「『ありがとう』とも書いてみれば？」「そうだね。『と』って　こうだっけ？」
母の日のためにばーば宛に書いた手紙では、『と』を左右逆転して書いてしまい、そこをハートで上書きして消した瑠菜。
ばーばに渡すときも「ここ、『と』をまちがっちゃって　ハートで　けしたー。」と自慢？していました。
実はそのトラウマか、『と』には慎重です。
ひらがなシートを見せて、「『と』を見ながら書けば？」
無事、『ありがとう』とも書けて、封筒に封をしていました。

さて・・・いつ渡そうか？