MSC-685とよしま MS-686うくしま ともに佐世保地方隊下関基地隊第43掃海隊に配属される掃海艇 機雷戦任務に従事します。
磁気を嫌うために木造の掃海艇です。金属に反応する機雷から守るため。
木造というのが分かりやすい風景はこの写真だと思います。
JM61-M 20mm機関砲 艇首甲板に装備されるのは浮流機雷や、係維掃海により浮揚した機雷処分用の機関砲・・対空戦闘などのためではないので人が操作します。機関砲の下には排出された薬莢を回収する袋があります。
掃海艇うくしま が配属される下関基地は関門海峡で発見される不発機雷の処理にも従事しています。
掃海艇は小回りが利き乗員数が護衛艦に比較して少なく燃費がいい(ガスタービンでなくディーゼルエンジン)ため本来の掃海任務のほか哨戒任務や災害派遣にも派遣されています。
基地内の史料館前に展示されている機雷(模型)
今後 掃海艇はその数を逓減していくといわれています。(もがみ型護衛艦がその任を引き継いでいくようです)
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