カタクリ の花です。
春の妖精のようです。
なかなか近場ではお目にかかれません。
都立薬用植物園で咲いています。
説明をお聞きしたら
花が咲いている株は7~8年たっている株だそうで
種が蟻によって運ばれ
芽が出た時は 葉が一枚
二枚になり、
花が初めて咲いた年は 一輪
二年目から複数輪咲くそうです。
カタクリの根茎を片栗粉として使用していたのですが
今は この植物事態が希少植物になっていますので
この根茎から片栗粉を取ることは無くなっています。
また、葉も山菜として食べられるのですが
昔の人は 株がダメにならない採り方を知っていたそうですが
今は 株ごとみんな採ってしまうので
群落も少なくなっているのだと
教えていただきました。
下の写真の真中あたりに
首を少し曲げた
黒いごまのようなものがあります。
これが種だそうです。
初めて認識しました。