ぬかが和子の想い

区議会議員ぬかがかずこ(額賀和子)の日々の活動や出来事、感じたことを綴るページ

佐賀市の総合窓口

2014年10月28日 | 日記

区民委員会の地方都市行政調査で佐賀市に来ています。

九州は、「総合窓口」などのワンストップサービスが進んでいる自治体が多くあります。
佐賀市もその一つです。

委員会室で担当の方からじっくりとお話を伺いました。

総合窓口とは、
●届出コーナー 住民異動・戸籍の届け出・印鑑登録等、住所の変更に伴う国民健康保険、国民年金、後期高齢者医療、小中学校の指定、乳幼児医療、児童手当の手続きを一括して行う

●証明コーナー 住民票・戸籍・印鑑証明・課税証明・納税証明 等を一括して取り扱う

これらを総称したものです。


窓口全体を上から撮影。
窓口を曲線にすることで、窓口の数を多くとれる、柔らかさもある などの利点があり、進んだ自治体では比較的取り入られているやり方です。
足立でも戸籍・住民窓口のフロア改修を昨年行う時に、私はこういったことが必要と求めましたが、
結果はそうならず、戸籍の外部化で税金はかけたけど、サービスは低下、法令違反の状況になってしまいました。

たくさんの資料をいただくと、その中に「富士ゼロックス」の文字が…。
でも足立と違い、システムの改修で打ち合わせをしていたのでした。

足立と違い、余分な税金を毎年つぎ込むのではなく、住民サービスも実際に向上して、待ち時間もへる、素晴らしい内容でした。

こちらが証明の窓口。フロアマネージャーは、精通した係長で、本当に丁寧に問い合わせに対応できる体制になっていました。


こちらが届出の窓口。


申請書を書くのも、高齢者や弱者に配慮して、座って書けるようになっていました。これなら車いすでも大丈夫。

聞いた話の内容は、本当に素晴らしく、全国にも例のない外部委託に突き進む足立区の管理職の方々に聞かせてあげたいと思いました。
区民委員会での質疑が楽しみです。