補聴器購入補助を
70歳以上の高齢者の半数は、加齢性の難聴と推定されています。難聴になると、家庭の中でも、社会的にも孤立しやすく、人との会話や人と会う機会が減ってしまう場合が少なくありません。難聴者への聞こえの支援・拡充は〝生活の質〟を向上させる上で、重要な課題です。
難聴になったら、なるベく早い補聴器の使用が聞こえの改善にとって大切です。しかし、補聴器は15万~30万円ほどと高価で、年金暮らしの高齢者には手が届きません。日本共産党は、補聴器の 購入補助や、相談体制の拡充などを求めています。
近隣区はみんな補助がある!
補聴器は、3万円~20万円が多く、40万円、50万円の例もあります。こういう中で、自治体で高齢者の補聴器購入に助成を行うところが増えています。東京23区では9区が助成を行っています。
特に江東五区(墨田・江東・江戸川・葛飾・足立)では足立区以外、すべての区で助成しています。
足立区でも助成をの声が高まる
足立区議会には「補聴器購入に助成を」と求める陳情が提出されていましたが、自民・公明が結論を引き延ばし、審議未了で廃案となりました。すべての人が年を重ねることで難聴となる可能性がある今、待ったなしの課題です。
上のように、国や都の姿勢も変化しています。難聴で困っている方の現状を把握し、補聴器等への公的助成の創設、相談体制や医療としての支援を充実すべきです。難聴に苦しむ方々への公的支援を前に進めるため、私も全力で頑張ります。