3月議会で市長は「市立病院の建て替え事業を白紙にする」と表明し、今日は第1回の「市立病院事業検討専門分科会」が開催されました。諮問された内容は「市立柏病院のあり方の検討及び新公立病院改革プランの策定」です。来年の8月にかけて10回の会議を開き、病院のあり方をとりまとめるといいます。「施設が老朽化しているから建て替えが急がれる」と言ってきたことと大きく矛盾するなと感じます。たくさんの労力を費やした中期構想、整備基本方針もすべて白紙に戻して議論するといいます。住民の1番の関心事である病院の場所について、分科会に決定権があるわけではありません。大いなる疑問を感じた分科会です。
