徒然なるままに・・・

映画よりJAZZにシフトチェンジ中・・・。

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0 ★★★☆

2008-07-17 | 【映画感想・カ行】
ストーリー:
西暦2029年。
高度な情報化ネットワーク社会の中で、
より高度に凶悪化していくコンピューター犯罪や
サイパーテロに対抗するため、政府は隊長・草薙素子を始めとする
精鋭サイボーグによる非公認の超法規特殊部隊、
公安9課/通称“攻殻機動隊”を組織した。
ある日、某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。
EC圏を中心に出没し、株価操作・情報操作・政治工作などで
国際手配中のテロリスト“人形使い”が
日本に現れるという情報をキャッチする。草薙たち攻殻機動隊は、
犯罪の中に見え隠れする“人形使い”の影を追う。
(goo映画より引用)

声の出演:
田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、仲野裕、大木民夫、玄田哲章、榊原良子

監督:
押井守

8月に新作『スカイ・クロノ』が公開される押井守監督。
押井監督が、13年前に製作した『攻殻機動隊』。
サイバーアニメの先駈けの作品として、
『マトリックス』シリーズに大きな影響を与えたことは有名。

実はこの作品、全くもって未見。
映像・サウンド面でのリニューアルされてたこともあり、
劇場鑑賞へ足を運びました。

映像は2D世界に3DのCGが挿入されているのは違和感を覚えましたが、
サウンドはスカイウォーカーサウンドを採用されたせいか、
奥行きと重低音が印象的な聴き応えがありましたね。

ストーリーは、少々小難しい・セリフの押収が強烈でありましたが、
何故かグイグイ引込まれてました。さすが近未来アニメの傑作です。
草薙素子とバトーとの微妙な関係、人形使いが語る生の論理。
そして、リアルなバトルシーンでの緊張感。
世界観に熱狂し、哲学的なストーリーと悲恋的要素が、
『攻殻機動隊』が愛されている所以のように思われます。

押井監督は、『パトレイバー2』も傑作の呼び声が高いので、
早速DVDにて確かめたいと思います。

(ミッドランドスクエアシネマ スクリーン2にて鑑賞)


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