久しぶりにお千代保稲荷へ行きました。
1時間くらい地道を走ったところで、雪を被った美しい伊吹山が目の前に現れました。
今年6月に、あのドライブウエイを走りグンナイフウロを見に行ったばかりです。
こんなに雪が積もったのですね。半年後の冬の姿です。
お千代保稲荷から見た伊吹山。
伊吹山の右方にも雪山が見えます。白山に連なる山々でしょうか。
伊吹山の左方には養老山地が見えます。
お千代保稲荷に到着。
左側の店で、アゲとろうそくを買います。
参道は、日曜日しかも年末であることから参拝客は普段より多いようです。
熊手がいっぱい並んでいます。商売の神様と言われる所以でしょうか。
こちらの小さい社は新しく建て直されています。
昔は古いトタンで囲っただけの粗末なものでした。
家出した子供が帰ってくるように、子供が使っていた下駄(履物)を釘で板に打ち付けて、帰ってくるのを願うそうです。
板に打ち付けられた古い履物を見た時、それを打ち付けた親御さんの気持が不憫でした。
今回は、辛いので見ずに通りすぎました。
裏側に回ると小さな神社がありました。
村社と刻まれています・・・歴史を刻んで来た昔の儘の社と、その社に寄り添うように生きてきた、葉が落ちた古い木々の、昔から変わっていないだろう風景が郷愁を誘います。ホッとする風景です。
お昼は、お千代保に来た時は大抵立ち寄る、お値打ちと評判のウナギ屋さんへ。
定番の鯉のあらいとウナギ丼です。
お千代保は、私が子供の頃から、家族で度々訪れた懐かしいところです。
数十年前の元気だった両親の姿が今なお昨日のことのように色褪せず思いだされます。