泉を聴く

徹底的に、個性にこだわります。銘々の個が、普遍に至ることを信じて。

高知へ

2024-02-21 18:59:11 | 
 高知に行ってきました。
 写真は高知城です。
 初めての四国でもありました。
 行きは新幹線とバスで。
 岡山から「龍馬エクスプレス」という高速バスに乗り換えます。
 今かな今かなと地図を見ながら、お目当ての一つであるものがついに現れました。



 瀬戸大橋です。
 写真は瀬戸大橋から見た瀬戸内海。
 不思議ですよね。
 山なのです。なのに海。
 後日少し調べました。
 今から約1400万年前、「瀬戸内火山活動」と呼ばれる短期間の激しい火山活動がありました。そのとき噴火したものが山となって残っている。
 さらに約300万年前、四国を南北に分ける中央構造線が横に動いたため、横ずれの「しわ」として隆起したところが後で島になった。
 今の瀬戸内海となったのは約1万年前と言われています。
 瀬戸大橋を渡っていよいよ四国の香川県へ。
 山々を縫うように西へ。
 愛媛県に入って、大きく左折。それが高知自動車道です。
 その道も、よくぞ拓いた、というような山道の連続。四国の山々は険しいのです。
 これも後日調べました。
 南東からフィリピン海プレートが、ユーラシアプレートの下に沈み込んでいるのですね。そのための隆起と言われています。
 南海トラフ地震が懸念されている所以です。
 険しい山々を越えると、ぱっと開けます。
 山が山だけに、開放感も大きい。そこが高知でした。



 高知駅から路面電車に乗ってはりまや橋へ。そこから歩いてすぐ中央公園があり、「高知龍馬マラソン」の受付をし、ホテルも近くにあったのでチェックイン。
 路面電車だけでなく街のあちこちにアンパンマンがいました。
 作者のやなせたかしさんのご両親が高知県の香美市出身ということで香美市立アンパンマンミュージアムがあります。
 来年春のNHK連続テレビ小説「あんぱん」も決まっています。バイキンマンとドキンちゃんの銅像もありました。
 で、商店街を少し歩けばもう高知城。



 こちらは天守閣から見た高知駅方面です。
 遠くには山。
 川が3本流れて浦戸湾で合流しています。そして海に流れる。
 太平洋に広く面して、そのへそに当たる場所が高知市。
 古くからカツオとクジラの漁が盛んでした。それに材木。
 海と山に恵まれていたから。行ってみて納得です。
 その日は「ひろめ市場」という屋台村で夕食。
 カツオのたたき丼は外せません。ニンニクはおろさず、スライスしたものをつけるのが高知流でした。それとネギとミョウガ。薬味との相性が抜群でおいしかった。
 あとはクジラハム、ウツボのたたきもいただきました。そんなにうまい! というものでもありませんでしたが、話のネタに。
 翌日はフルマラソンです。温泉に入ってから早めに就寝。
 フルマラソンの話は、また後日。

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