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ストーカー - Wikipedia
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ストーカー
ストーカー(英語-stalker)とは、特定の他者に対して執拗に付き纏う行為を行う人間のことをいう。
その行為は、ストーカー行為あるいはストーキングと呼ばれる。
概要[編集]
日本ではかつて、ストーカー行為はエスカレートになると名誉毀損罪や脅迫罪で取り締まれる事例もあるが、そこまでエスカレートする前段階では拘留や科料しか罰が規定されていない軽犯罪法違反くらいでしか取り締まりができない事例があり、それでは不十分としてストーカー規制法が2000年(平成12年)に制定された。
また地方自治体でもストーカー行為を刑事罰に規定した迷惑防止条例が制定される例もでてきた。
また、ストーカー規制法以外につきまとい行為を規制する法律としては、配偶者暴力防止法、児童虐待防止法、暴力団対策法がある。
以前から同様の行為は存在したが、『ストーカー』という呼称が定着したのは日本では1990年代に入ってからである。
それまではその他の不審者と同じく変質者、あるいは変態と呼ばれていた。
ストーカー事案の認知件数は2001年(平成13年)以降、1万2000件~1万5000件の間を推移しており、2009年は1万4823件[1]であった。
ストーカー規制法の定義[2]によれば、ストーカーとは同一の者に対し、つきまといなどを反復してすることを指し(第2条)、『つきまといなど』とは、『恋愛感情その他の好意』や『それが満たされなかったことに対する怨恨』により、相手やその関係者に以下のいずれかの行為をすることをさす(以下第2条の要約。
カッコ内は警察庁による2009年(平成21年)の認知件数[1]、複数計上)。
(1号)つきまとい・待ち伏せ等(7,607人 51.3%)
(2号)監視していると告げる行為(1,092人 7.4%)
(3号)面会・交際の要求(7,738人 52.2%)
(4号)乱暴な言動(3,069人 20.7%)
(5号)無言電話・連続電話(4,453人 30.0%)
(6号)汚物等の送付(139人 0.9%)
(7号)名誉を害する行為(793人 5.3%)
(8号)性的羞恥心を害する行為(987人 6.7%)
またストーカー規制法で規制されていない嫌がらせ行為などが294人、2.0%あった[1]。
動機については、ストーカー規正法に抵触するものでは、好意の感情(9,322人 62.9%)、好意が満たされず怨恨の感情(3,791人 25.6%)がある。
それ以外のものは非常に少ないが、精神障害(被害妄想含む。71人 0.5%)、職場・商取引上トラブル(8人 0.1%)、その他怨恨の感情(75人 0.5%)、その他(154人 1.0%)がある[1]。
年齢については、被害者は20歳代(35.0%)と30歳代(29.2%)、40歳代(16.5%)を合わせて8割(80.7%)を占め、10歳代、50歳代、60歳代、70歳代以上はそれぞれ10%未満である[1]。
加害者は30歳代(25.7%)が最も多く、20歳代(18.4%)、40歳代(18.1%)、50歳代(10.7%)と合わせて7割(72.9%)を占め、10歳代、60歳代、70歳代以上はそれぞれ10%未満である[1]。
加害者はほかに、年齢不明が16.7%ある[1]。
被害者と加害者の関係については、交際相手(元含む)の51.5%、配偶者〈内縁・元含む〉の8.2%を合わせてほぼ6割(59.7%)を占め、知人友人(10.5%)、勤務先同僚・職場関係者(8.7%)、密接関係者(3.0%)まで含めて、顔見知り、人間関係のあるものが8割(81.9%)である[1]。
その他(近隣居住者、タレントのファンなど)(4.2%)、面識のない相手によるもの(5.6%)、行為者不明(8.3%)は、合わせて2割に満たない程度(18.1%)である[1]。
ストーカーにまつわる判例[編集]
ストーカー行為規制法2条1・2項・13条1項は、憲法13条・21条1項に違反しない(最判2003年12月11日)
加害者とその両親へ計約8900万円の支払いを認めた例(名古屋高判 2003年8月6日)
桶川ストーカー殺人事件について国家賠償請求が認められた例(さいたま地判 2003年2月26日)
ストーカー殺人の加害者に両親の監督責任を認めた例(名古屋地判 2003年2月4日)
300万円の慰謝料を認めた例(大阪地判2000年12月22日)
ストーカー行為を解雇事由に該当するとした例(東京地判2001年6月28日)
裁判官が女性に匿名で「次はいつ会えるかな?」などとメールを16回にわたり送りつけた行為について、面会強要等のストーカー行為が認められたため、有罪であると認定され(2008年7月25日)、その裁判官は同年12月3日に裁判官弾劾裁判所で罷免判決が下り、罷免された。
ストーカーの心理[編集]
精神科医の福島章は、『新版 ストーカーの心理学』(2002年)にて、ストーキングを行う者の心理を以下の5つに分類して考察している[3][4]。
精神病系
精神病によって抱く恋愛妄想、関係妄想によってストーキングを行う[5]。
現実には自分と無関係の、スターに付き纏うようなタイプが多い[6]。
警察庁の統計によれば、ストーカーに占める精神障害者の割合は、0.5%である[1]。
パラノイド系
妄想によりストーキングを行うが、妄想の部分以外は正常で、話すことは論理的で[7]、行動は緻密であることが多い[8]。
現実の恋愛関係の挫折による付き纏い行為もあるが、現実には自身と無関係の相手に付き纏うタイプが多い[6]。
ボーダーライン系(境界人格障害)
性格は外交的・社交的[9]で、「『孤独を避けるための気違いじみた努力』が特徴」[9]で、病気ではなく[10]、人格の成熟が未熟で、自己中心的で、他人・相手の立場になってみてものを考えることが出来ないタイプで[10]、このタイプの人は精神医学の専門家でない人が想像するよりも世の中に多い[10]という。
人間関係は濃く[9]、相手を支配しようとするところに特徴がある[11]という。
ナルシスト系(自己愛性人格障害)
自信・自負心が強く、拒絶した相手にストーキングするものが多く、行動的な分類からは『挫折愛タイプ』に属するものが多い[12]。
現実の人間関係は深い[9]。
サイコパス系(反社会的人格障害)
被愛妄想を持つ(相手が自分を好きであると信じる)のではなく[13]、自分の感情・欲望を相手の感情と無関係に一方的に押し付けるタイプで、性欲を満たすための道具として相手を支配する[14]ものが多い。
「凶悪・冷血な犯罪者」[15]「典型的な犯罪者」[15]というイメージが特徴で、人間関係は強引で、「相手に『取り憑く』能力を持っている」[15]ことが特徴であるという。
福島章の『新版 ストーカーの心理学』(2002年)によれば、すべてのタイプのなかで、男女を問わずストーキングを受けた者が最も困難に陥れられるタイプは、ボーダーライン型であるという[16]。
DSMで、境界人格障害(ボーダーライン系)・演技性人格障害・自己愛性人格障害(ナルシスト系)・反社会性人格障害(サイコパス系)は『不安定なグループ』に分類される[17]。
福島は、ストーカー一般の特徴として、『被愛妄想(エロトマニア)』という言葉を挙げている。
福島は、自分が相手を好きという感情は、どんなに強くても恋愛感情であって恋愛妄想ではない、妄想とは、証拠・根拠がないのに相手が自分を好きであると信じる、逆に相手が自分を嫌っている証拠・根拠があっても相手が自分を好きであると信じる、信じて疑わないことである、と述べている[18][19]。
また、ストーカー一般の特徴は、拒絶に対する過度に敏感な反応であり[9]、すべてのタイプに共通するところは、相手の感情に想像力を働かせない、甘え、思い込み、欲求不満を攻撃に替えて解消する、というところだという[20][21]。
ほかにも、何人かの人がストーキングを行う者の心理の分類の試み/考察をしている。
ロバート・K・レスラーによる分類[22]。
正常なストーカー
異常なストーカー
リジェクション・センシティブ・タイプ … 拒絶に過敏な人。
ボーダーライン人格障害タイプ … ボーダーライン人格障害。
エロトマニア・タイプ … 関係妄想。
スキゾフィニア・タイプ … 分裂病質。スキゾフレニアか?[23]
町沢静夫による分類[24]。
ボーダーライン型 … 嫌われることに敏感。現代増えている。
妄想障害型 … 好かれているはずだと思い込む。昔から存在した。
影山任佐による分類[25][26]。
誇大自信過剰型 … 好かれているはずだと思い込む。
未練執着型 … 別れた恋人や配偶者にストーキングする。
ファン型 … 有名人にストーキングする。
妄想型 … 一方的な恋愛感情や被害者意識。
中核型 … 相手を支配しようとしたり、相手の心の中に『巣くおう』とする。最も現代的な型。
ストーカーが題材となった作品[編集]
映画
地獄門[27](1953年)
おとうと[27](1960年)
異常性愛記録 ハレンチ(1969年)
恐怖のメロディ[27](1971年)
アデルの恋の物語[27](1975年)
危険な情事[27](1987年)
不法侵入(1992年)
ザ・ファン(1996年)
Jの悲劇(2004年)-イアン・マキューアンの小説『愛の続き』の映画化
テレビドラマ
ずっとあなたが好きだった[27](主演:賀来千香子・佐野史郎 TBS系列、1992年)
ジェラシー[27](主演:石田純一・黒木瞳、日本テレビ・読売テレビ系列、1993年)
誰にも言えない[27](主演:賀来千香子・佐野史郎[27]TBS系列、1993年)
ストーカー 逃げきれぬ愛(主演:高岡早紀 日本テレビ・読売テレビ系列、1997年)
ストーカー・誘う女(主演:雛形あきこ・陣内孝則 TBS系列、1997年)
音楽
「ストーカーと呼ばないで」オオタスセリ(2006年)
「誰よりもあなたを」ミドリカワ書房(2008年)
漫画
うわさ(ももち麗子)
座敷女(望月峯太郎、1993年)
おそるべしっっ!!!音無可憐さん(鈴木由美子、1998年)
脚注[編集]
^a b c d e f g h i j 平成21年度ストーカー事案及び配偶者からの暴力事案の対応状況について2010年8月27日閲覧
^ ストーカー行為等の規制等に関する法律(平成12年法律第81号)
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.74-131, 全部.
^ 渋谷昌三 『面白いほどよくわかる!心理学の本』 pp.228-229. 「心の病14 相手の気持ちが理解できないストーカー」 ストーカーのタイプとして、福島章の5分類を挙げている。
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.80.
^a b 福島章 『ストーカーの心理学』 p.128.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.90.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.93.
^a b c d e 福島章 『ストーカーの心理学』 p.129.
^a b c 福島章 『ストーカーの心理学』 p.111.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.112.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.113.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.120.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.124.
^a b c 福島章 『ストーカーの心理学』 p.130.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.111, pp.111 - 113. 本書は、「最強のストーカー」(p.111)と表現している。
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.101 - 102.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.84.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.75 - 76.によれば、『被愛妄想(エロトマニア)』とは症状の名前で、タイプを問わず、すべてのストーカーが共通して持っている要素である。同 p.120.によれば、サイコパスだけ違うという。
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.134 - 146.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.139. 「ストーカーたちは、相手がなかなか自分の思いどおりにならないと、あたかも母親に乳を与えてもらえない乳児のようにいらだち、怒りや恨みの感情を抱く。そして、大切な母親の乳房を噛んで攻撃する赤ん坊のように、愛の対象を攻撃したくなるのだ」。
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.74 - 76.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 p.76.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.76 - 77.
^ 福島章 『ストーカーの心理学』 pp.77 - 78.
^ 影山任佐 『図解心理学 心の病と精神医学』 pp.160-161. 影山任佐は、2007年の『図解心理学 心の病と精神医学』では妄想型・パーソナリティ障害型・その他の型の3タイプを挙げている。
^a b c d e f g h i 「ストーカー」という定義が、社会的に認知される前の製作・上映・放送である。
参考文献[編集]
平成21年度ストーカー事案及び配偶者からの暴力事案の対応状況について2010年8月27日閲覧
ストーカー行為等の規制等に関する法律(平成12年法律第81号)
福島章『ストーカーの心理学』 PHP研究所 2002年3月12日 新版第1版第1刷ISBN 4569555942
渋谷昌三『面白いほどよくわかる!心理学の本』 西東社 2009年11月ISBN 978-4-7916-1456-1
影山任佐『図解心理学 心の病と精神医学』 ナツメ社 2007年10月ISBN 978-4-8163-4409-1
関連文献[編集]
秋岡史『ストーカー犯罪 被害者が語る実態と対策』青木書店、2003年、ISBN 4250203174
荒木創造『ストーカーの心理』講談社、2001年、ISBN 4062720590
岩下久美子『人はなぜストーカーになるのか』文藝春秋、2001年、ISBN 4167660040
河添恵子編『警察に頼らないストーカー対策』全日法規、2001年、ISBN 4921044198
小早川明子『あなたがストーカーになる日』廣済堂出版、2001年、ISBN 4331508080
小早川明子『こういう男とつきあってはいけない 危ない「ストーカー男」の見抜き方』マガジンハウス、2001年、ISBN 4838712820
佐伯幸子『これで撃退!ストーカー最強対処術 被害に遭う前にするべきこと、遭ってしまってからするべきこと』有楽出版社、2002年、ISBN 4408591742
清水潔『遺言 桶川ストーカー殺人事件の深層』新潮社、2000年、ISBN 4104405019
メリタ・ショーム、カレン・パリッシュ『あなたがストーカーに狙われたとき』現代書館、1997年、ISBN 476846713X
ラヴォン・スカリアス、バーバラ・デイビス『ストーカーと闘い続けた女 恐怖に打ち勝った勇気ある16年』扶桑社、1998年、ISBN 4594024424
ポール・ミューレン、ミシェル・パテ『ストーカーの心理 治療と問題の解決に向けて』サイエンス社、2003年、ISBN 4781910459
原著:Paul E. Mullen, Michele Pathe, Rosemary Purcell,Stalkers and Their Victims, Cambridge University Press,ISBN 0521669502
鳥越俊太郎とザ・スクープ取材班『桶川女子大生ストーカー殺人事件』メディアファクトリー、2000年10月、ISBN 4840101590
鳥越俊太郎、小林ゆうこ『虚誕 警察につくられた桶川ストーカー殺人事件』岩波書店、2002年、ISBN 4000225227
関連項目[編集]
ドメスティックバイオレンス
ストーカー行為等の規制等に関する法律
人格障害
発達障害
サイバーストーカー
外部リンク[編集]
警視庁 ストーカー規制法について
Yahoo!ニュース:ストーカー(ニュース、社説と関連サイトのリンク集など)
嫌がらせ
ハラスメント
パワーハラスメント-セクシャルハラスメント-モラルハラスメント-アルコールハラスメント-スモークハラスメント-アカデミックハラスメント-ドクターハラスメント-レリジャスハラスメント-エレクトロニック・ハラスメント マタニティハラスメント
差別
人種差別-言語差別-年齢差別-性差別(男性差別・女性差別) -障害者差別-差別-職業差別(性風俗産業に対する差別) -えこひいき(ひいき)-村八分-共同絶交
いじめ
職場いじめ(職員室のいじめ) -性的いじめ-しかと
虐待
高齢者虐待-障害者虐待-児童虐待(兄弟姉妹間の虐待) -動物虐待-経済的虐待-身体的虐待-心理的虐待-性的虐待(児童性的虐待・少年への性的虐待・女性による性的虐待) -ネグレクト
暴力
私刑-体罰-校内暴力-家庭内暴力-ドメスティックバイオレンス-ジェンダーバイオレンス-デートDV-言葉の暴力(暴言) -数の暴力
罪
営業に関するいやがらせ-暴走行為によるいやがらせ-飲酒の上でのいやがらせ-暴力的不良行為によるいやがらせ-つきまとい行為によるいやがらせ-愉快犯
ネット
ネットいじめ-サイバー暴力-サイバーテロ-サイバーストーカー-いじめ動画-荒らし-荒らしプログラム-DoS攻撃-チェーンメール-スパム(迷惑メール)-粘着-炎上
その他
悪戯-迷惑電話-落書き-流言蜚語-誹謗中傷-侮蔑-ほめ殺し-吊し上げ-クレーマー
被害
心的外傷(トラウマ)-心的外傷後ストレス障害 (PTSD)-急性ストレス障害 (ASD)-被虐待児症候群-共依存-報道被害
Category:暴力|Category:人権侵害
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