レトロ

忘れてはいけない物は レトロな色合いで僕たちをみつめている

高校野球の想い出

2024年08月08日 | ひとり言
現代の高校野球と私の年代のそれとはまったく別物で同じ扱いはできないから、当時の目線ではどうのこうの言うつもりもない。私自身も中学から特待生で高校野球部に入部した。それこそ、血反吐を吐くような練習を3年間繰り返したが、全国制覇はできなかった。太陽の日差しは今ほどではなかったが、夏の暑さに倒れる選手も合宿ではそこそこいた。しかし、なぜ倒れるのか?水を飲んではいけないから、声の出し方が足りないからと延々と先輩に説教されたあげく、最後はケツバットの毎日であるからして、そりゃ倒れる奴もいるわけで。現代なら犯罪になりそうな事でしょう。日本はそんな国でありました。今、高校野球もあまり観なくなりました。今の方が技術も力量もはるか上でありますし、スター選手もいっぱいいます。ただ、白球を追いかけたあの当時の高校野球は酷くても、大事な自分だけの時間と想い出のまま、自分の人生の一部として凍結していたいのかもしれません。
勝つために今思う事は「目的意識を明確に持つこと」それが足りなかっただけでこのようなやり残し感が、胸に残っているのかもしれません。時代は変わっても、そのメッセージだけは今の後輩たちにも伝えている毎日であります。




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