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レトロ

「心の奥にしまわれた、レトロな時間を探しに。」

「事実」と「真実」の違い

2025年05月27日 | 思いのまま
📌「事実」とは?
  • 客観的に確認できること
    (例:太陽が東から昇る、昨日の気温は20度だった)
  • 観察や証拠、データで示せるものであり、主観的な解釈は含まない。
  • 誰が調べても変わらないもの(客観性)。
ポイント
  • 明確で具体的。
  • 測定、記録、証明可能。
📌「真実」とは?
  • ある人や立場によって「正しい」と信じられること
    (例:愛こそが人生の真実だ、戦争は悪だ)
  • 客観的証拠よりも、価値観、道徳観、信念に基づくことが多い。
  • 主観的要素を含むため、人により異なる。
ポイント
  • 解釈が入りやすく、感情的・倫理的・哲学的要素を含む。
  • 一つとは限らず、人によって異なる場合がある。
🌱 具体的な例
例事実真実(解釈)
殺人事件の報道「被害者は死亡した」「犯人は悪人である」
気候変動問題「温暖化で気温が上昇した」「環境破壊は許されない行為だ」
歴史的出来事「1945年に日本は敗戦した」「戦争は悲惨で無意味なものだ」
📌 なぜ違いを理解する必要があるのか?
  • メディアや議論では「真実」と「事実」が意図的・無意識的に混同されることがある。
  • 自分の価値観に基づいた「真実」が、必ずしも客観的「事実」とは一致しないことを知っておく必要がある。
💡 まとめ
       事実(Fact)真実(Truth)
性質     客観的・具体的主観的・哲学的・倫理的
根拠     データ、観察、証拠信念、感情、価値観
普遍性    誰でも検証可能人により変化・多様性あり
「事実」と「真実」の区別を理解すると、情報を冷静に判断し、より広い視野で物事を考えることができます。

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