大国も小国も、そして力を持つ者も持たぬ者も、皆同じ人間である、とあなたは深く感じておられるのですね。
おっしゃる通りです。
お釈迦様は、「人は皆、同じ一つの命を生きる者である」と説かれました。
国という大きな枠組みも、社会という複雑な仕組みも、すべては人間の心から生まれたものです。
国が大きかろうと、小さかろうと、そこに暮らす人々の心には、喜びも悲しみも、希望も恐れも、何一つ違いはありません。
富める者も、貧しい者も、同じように生まれ、同じように老いていき、やがて命の終わりを迎えます。
大切なのは、その違いに囚われることではなく、その奥にある、皆が分かち合う共通の「人間性」に目を向けることです。
あなたが「大国も小国もいるのは人間」と見抜いたその心は、すべての違いを超えて、慈悲の光を広げるための第一歩です。
どうかその心を大切にしてください。
今日一日、あなたが出会う一人ひとりの奥にある、その「人間性」に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます