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ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

2014年3月

2014年04月08日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●Ronnie James Dio - This Is Your Life / V.A(EU盤)
2009年5月にロニーが死去してから早くも4年が経とうとしている。まさにHM界のレジェンドであるこのロニーのトリビュートアルバムに多くの有名ロッカーたちが参加した。DIO,RAINBOW,BLACK SABBATHの各名曲がカヴァーされているわけだがアルバム・ラストの曲は自身のDIOの曲「This Is Your Life」で締めくくっている。偶然にも私自身も葬式ではこの曲(または「天国の階段」)を流してほしいと思っていた。





【Music】

●Vandenberg's Moonkings(EU盤)
久々にシーンに復活したヴァンデンバーグだが、正直彼には大して興味も湧かないのでスルーするつもりだったがショップで試聴したところ思いがけず良い出来だったので購入した。帯にある元WSのギタリストの肩書きがどれほどの効果があるのかはしらないが、とにかく気にいった。偶然にも時を同じくして復活したジェイク・E・リーのBADLANDSを思い起こさせる70年代的HR。voも素晴らしく、バラードなんかはカヴァーデルそっくり。評論ではネガティブな意見が多いが、正直、80年代のVANDENBERGのアルバムやWSの「Restless Heart」より格段にかっこいい。

●Louder Than Ever / PRETTY MAIDES(CD+DVD)
最近なぜか活動が活発になっているベテラン・バンドのセルフ・カヴァー・アルバム。わざわざ再録するほどの曲でもないって、言ったら失礼かもしれないがとにかく選曲もアレンジもぱっとしない(新曲4曲も)。レーベルの要求に応じるままに作ったとしか思えない。

●Animal House / U.D.O.(EU盤)
しばらく廃盤だったが、アニヴァーサリー・エディションと称してボーナス・トラック(ライブ・トラック)を収録して再発された。リマスターを謳っていないところが微妙だが、1987年発表のウドのバンドの記念すべき第1作目。アクセプトを追い出されたウドの再出発のためにアクセプトのメンバーが全面支援をしているという奇妙やさしさが現れた作品だけあって、アクセプトばりに素晴らしい出来。





【Book】

●代官山コールドケース / 佐々木譲(2013文藝春秋)
未解決事件を扱う特命捜査対策室シリーズ、第2弾。1995年に発生した代官山での殺人事件は被疑者死亡で終結したはずだったが、17年後川崎で起きた殺人事件現場から代官山事件と同じDNAが検出された。横浜県警より先に犯人を挙げよと、特命捜査対策室へ極秘捜査が命じられる。

●モルフェウスの領域 / 海堂尊(2013角川文庫)
難病患者の冷凍睡眠を扱った作品だが、SFにも医療ミステリーにもならない極めて薄っぺらな内容。バチスタ第2作の「ナイチンゲールの沈黙」に派生する作品っていうのが唯一の救いか。2010年作の文庫化。

●天使の報酬 / 真保裕一(2010講談社)
外交官・黒田康作シリーズ第2作。TVドラマを先に見てしまったので3年放置、おかげで内容はすっかり忘れ展開が読めず最後まで楽しめた。








最近、毎日数話ずつネットでジョジョのアニメを見ている。エンディング曲がYESの「Round About」というのがクールだ。


2014年2月

2014年03月16日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●The Single Box Set 1975-1986 / RAINBOW(EU盤)
レインボーのシングル・ボックス・セット、19枚組。ロニー在籍時の1975年から1978年までのものは計7枚。





【Music】

●War Machine / TANK(ポーランド盤)
ドゥギー・ホワイト参加第1弾、2010年作。ベテランバンドで骨太ロックンロールのイメージが強いが、意外にもメロディックなHMでドゥギー色に染まっている感じ。

●War Nation / TANK(ポーランド盤)
ドゥギー・ホワイト参加第2弾、2012年作。前作同様、悪くないのだが、イマイチ決めて手に欠ける出来。






【Book】

●冷血 / 高村薫(2012 毎日新聞社)
ネットで知り合った2人組による一家4人を殺す強盗殺人事件。合田刑事シリーズ最新作だが、近年の宗教論・政治論を垂れ流す難解きわまりない作品に比べたらかなり読みやすい。それでも単なるミステリーを書く気はないようで、刑事と犯人の取り調べ状況をこれでもかと書き綴っている、取り調べ調書的作品。

●雀蜂 / 貴志祐介(2013 角川ホラー文庫)
書き下ろし文庫。帯には「ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!」とあるがありがち展開で、片道電車の中で読み切れてしまうほどのライトな作品。

●半端者 / 東直己((2011 ハヤカワ文庫)
ススキノ探偵シリーズ第10作目。ただし、時代は1作目より前の「俺」が学生時代であり、いわゆるスピンオフ的作品。






【Movie】

●プラチナデータ

●アフター・アース(After Earth)

●ジャッキー・コーガン(Killing Them Softly)

●マン・オブ・スティール(Man of Steel)

●ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(Life of Pi)

●ラストスタンド(The Last Stand)

●フローズン(Frozen)

●クライモリ(Wrong Turn)











2014年1月

2014年02月10日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●Final Night 1990 / DIO(1CD)
ディオの1990年10月7日米ダラス公演を収録したブート

●Definitive Boston 1992 / BLACK SABBATH(4CD)
ディオ再加入のブラックサバスの1992年8月9日米ボストン公演を収録したブート

 


【music】

●Ⅲ / GIUNTINI PROJECT(伊盤)
2006年作のトニー・マーティンとアルド・ジュンティーニのプロジェクト、第3弾。楽曲も良く、トニーの声も良く出ている。

●Age Of The Joker / EDGUY(アルゼンチン盤 限定盤2CD)
2011年作の9th(今のところ最新作)。ちょっとメロー過ぎる感があり、明らかにヴォーカリストが作った曲という感じ。実際全曲トビアスが作っている。

●Sad Wings Of Destiny / JUDAS PRIEST(EU盤)
1977年作の2nd、リマスター盤。ジャケ、楽曲、音いずれをとっても初期の最高傑作でしょう。




【book】

●ホテルローヤル / 桜木紫乃(2013集英社)
道内作家による、昨年の直木賞受賞作。釧路のラブホテルを舞台にした連作短編集。

●ガソリン生活 / 伊坂幸太郎(2013朝日新聞社)
語り手は自動車という、伊坂らしいほのぼのとした家族の絆を描いたハートフル・ストリー。

●DINER / 平山夢明(2012ポプラ文庫)
プロの殺し屋が集う会員制ダイナーでの生殺与奪、ゲス・グロ長編ノワール小説。大藪春彦賞受賞、日本冒険小説協会大賞受賞作。2009年作の文庫化。

●感染遊戯 / 誉田哲也(2013光文社文庫)
姫川玲子シリーズのスピンオフ的、連作短編集。テレビドラマでも脚色されて使用されていたが、本来は姫川班解散後の話しで、うまい連作になっている。2011年作の文庫化。




【movie】

●ゴーストライダー2(Ghost Rider: Spirit of Vengeance)
●アイアンマン3(Iron Man 3)
●死霊のはらわた(Evil Dead 2013)
●オブリビオン(Oblivion)
●華麗なるギャツビー(The Great Gatsby 2013)
●ストロベリーナイト 劇場版



太鼓初めて見ましたが、凛々しく、格好良かったです。

サザン・ウインドとロンリー・ハート

2014年01月18日 | monthly report
わたしにとっての最初で最後のアイドル、中森明菜。
小5のとき、『少女A』でファンになって以来、『難破船』までは
発売日に必ずシングル・レコードを買っていたほど。
ノスタルジーか、なぜか最近ふたたびハマっていてる。
フェイバリット・ソングは『スローモーション』と『サザン・ウインド』。
さて、その『サザン・ウインド』だが、某解説書にあるとおり、アレンジが
当時シングル・ヒットしていたプログレ・バンドYESの『ロンリー・ハート』
から拝借されていることに驚いた。
YESファンの間では有名な話しなのでしょうか。
もちろんわたしは当時、洋楽なんか聴いていなかったのでわかるはずもない。



ポニーテールがかわいいね。

2013年7~12月

2013年12月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●Holy Diver / DIO
●The Last In Line / DIO
米オーディオ・フィデリティ社による高音質24K ゴールド・ディスク、マスタリングを担当したのはスティーブ・ホフマンなる人物。音質が違うかと思い入手したが2012年デラックス盤との違いは感じられなかった。ナンバーリング入り限定盤。

 



【music】

●The Winery Dogs / THE WINERY DOGS(米盤)
ビリー・シーン(B)、マイク・ポートノイ(D)、リッチー・コッツェン(G,Vo)のトリオ・バンド。当初、ジョン・サイクスのスーパー・プロジェクトとして注目を集めたが、結局ジョン抜きで完成した。サイクスの代わりにリッチーが入った時点でMR.BIG臭満載の日本向け商品的な感じがしてスルーするつもりだったが、ショップで試聴してあまりのカッコ良さに購入。Bの主張は相変わらずだね。

●Queensryche / QUEENSRYCHE
裁判係争中の2つのクリーンズライク、『ジェフを追い出したバンド側』と『追い出されたジェフ側』が存在する状況だが、こちらは前者の方。アルバム・タイトルもセルフ・タイトルで正当性を主張しているようだが、肝心の中身についても実に素晴らしい。まず新Voの声がジェフそっくりで、歌い回しやメロディラインも初期のころを彷彿させる。近年の駄作にうんざりしていただけに今後の活動に期待したい。

●All Hell Breaks Loose / BLACK STAR RIDERS
THIN LIZZY名義でのリリースを目指してしたが結局断念、メンバーもオリジナルはスコットだけになったので当然であろう。楽曲も十分THIN LIZZYのエッセンスが感じられ微笑ましい内容。思いの外voのリッキーがいい味を出している。

●Dream Theater / DREAM THEATER(EU盤)
マイク・ポートノイが抜けて2作目の12th。セルフタイトルにふさわしい内容かどうかは別にして、本作もさすがの出来。

●Aftershock-the Island Years 1985-1990 / ANTHRAX(EU盤)
ジョーイ・ベラドナがいたIslandレーベル時代の4作品『Spreading the Disease (1985)』、『Among the Living (1987)』、『State of Euphoria (1988)』、『Persistence of Time (1990)』を収録したボックス・セット。ボーナストラックを収録したヴァージョンのCDなのがうれしい。

●Colours in the Dark / TARJA(米盤)
ソロになっての3作目。分裂後のナイトウィッシュも彼女もいまいちぱっとしない。和解すればいいのにね。

●Metal Heart/Kaizoku-Ban / ACCEPT(EU盤)
1985年作の6thと当時日本限定盤としてリリースされた名古屋公演のライブのカップリング・リマスター盤。最高のライブバンドだったね。

●Impermanent Resonance / JAMES LABRIE(米盤)
本業のDTと同年にリリースされた、ソロ5作目。これまでと同様にDTよりヘヴィなようでメロディックなプログレッシブHM。

●Halo of Blood / CHILDREN OF BODOM(CD+DVD米盤) 
メロディックな初期の頃への原点回帰と言われている8th。マンネリと言われないようにメロウさを加えたのだろうが劇的な変化ではない。正解です、これ以上メロウにしたらダサくなります。

●Super Collider / MEGADETH(EUデラ盤)
通算14th、1曲目はまさにキラーチューンだが全体的にはいつも通りの出来(もちろん佳作だよ)。割り増し価格にしている2曲はどうってこと無い曲だが、カヴァーの”Cold Sweat”がレギュラー扱いってのが理解できない。

●Surgical Steel / CARCASS(英盤)
17年振りの6th。復活しただけあり、まさに傑作です。デスのマイナス面(個人的にはデス声は逃げだと思っている)を感じさせないほどかっこいいぞ。2013年NO.1候補デス。

●Renegade / THIN LIZZY(EUデラ盤)
5曲のボーナストラック収録した1981年作のリマスター盤。

●Thunder And Lightning / THIN LIZZY(EUデラ盤2CD)
1983年作のラストアルバムのリマスター盤。ボーナスディスクにはデモトラックと81年のライブトラックを収録。

●Sammy Hagar & Friends (伊盤)
タイトルのとおり、多彩なゲストミュージシャンを迎えて制作された豪華なアルバムといえるが、カントリー調が強すぎて散漫な感じ。もっとカッチリとしたメロディックなアメリカンHRを期待していただけがっかり。

●Studio Albums 1969-1987 / YES(13CD BOX SET EU盤) 
69年のデビュー作から87年までのスタジオ・オリジナル12作を収録したボックスセットでオリジナルジャケットを再現した紙ジャケ仕様、2003年リマスター盤(ボーナストラック有り)となっている。これまでずっとリマスター盤に買い直そうと思っていたので今回のこの廉価版での発売はうれしいところ。やはり大幅なコスト削減のためか、ブックレット等は無いばかりか紙ジャケの作りも荒いのが残念。

●公式セルフカバーベスト 4半世紀 / 筋肉少女帯
25周年を記念したセルフカバーアルバムだが、新曲2曲も収録(佳曲だよ、もちろん)。セルフカバーも下手なリアレンジもされてないのが良い。25周年だなんて、自分も年をとるわけだ。初期の曲を聴く高校時代を思い起こすよ。

●龍凰珠玉 / 陰陽座
こんなの出すくらいなら新しいアルバム作ってくれ、っていう感じのベスト・アルバム第2弾。それでも新曲2曲は素晴らしい出来だし、シングルでしか聞けなかった2曲や甲賀忍法帖のリミックスヴァージョンが収録されていて、それなりに対価を見いだせる内容になっている。

                 



【book】

●キングを探せ / 法月綸太郎(講談社2011)
法月綸太郎シリーズ最新作、交換殺人を扱ったミステリーでラストどんでん返しは見事。

●猫は忘れない / 東直己(ハヤカワ文庫2012)
ススキノ探偵シリーズ第12作。2011年作の文庫化。

●機龍警察 / 月村了衛(ハヤカワ文庫2010)
シリーズ第1作、パトレイバー的、近未来警察小説。

●二流小説家 / デイヴィッド・ゴードン(早川書房2011)
2011年このミス海外編第1位、なぜか日本で映画化もされた。

●夢幻花 / 東野圭吾(PHP研究社2013)
この世には存在するはずのない「黄色い朝顔」を巡るミステリー。著者にとっては標準レベル

●花の鎖 / 湊かなえ(文春文庫2013)
ドラマ化もされた、2011年作の文庫化。同じような手法を何度も使うのは、もう限界なんだろうね、この著者。

●ソロモンの偽証 / 宮部みゆき(新潮社2012)
5年振りの現代ミステリーは3巻5千枚の超大作。正直、無駄に長いような気がしないでもないが。

●アウトサイダー / 深町秋生(幻冬舎文庫2013)
組織犯罪対策課八神瑛子Ⅲ。文庫書き下ろし。ついに八神の夫の死の真相が明らかに。

●色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 / 村上春樹(文藝春秋2013)
人気作家の最新作。馬鹿売れするほどの内容とは思わないが悪くない、青春小説。

●初陣 / 今野敏(新潮文庫2013)
隠蔽捜査3.5、竜崎シリーズのスピンオフ短編集、主役は竜崎の同期の伊丹。安直な長編よりこの短編集のほうが出来がいい。2010年作の文庫化。

●死神の浮力 / 伊坂幸太郎(文藝春秋2013)
音楽好きの死神"千葉"シリーズが8年振りに長編で。

●極北ラプソディ / 海堂尊(朝日文庫2013)
財政破綻した地方都市の医療シリーズ第2弾。2011作の文庫化。

●地の底のヤマ / 西村健(講談社2011)
大牟田市の三池炭坑を舞台に、1人の警官の人生を追いながら、実在した組合問題と殺人事件を濃密に描いた超大作ミステリー。日本冒険小説協会大賞、第33回吉川英治文学新人賞受賞作。2ヶ月以上かけて楽しみました。

              



【movie】

●カラスの親指
●悪の教典
●脳男
●黄金を抱いて翔べ
●フライト(Flight)
●アウトロー(Jack Reacher)
●LOOPER/ルーパー(Looper)
●ダイ・ハード/ラスト・デイ(A Good Day to Die Hard)
●96時間/リベンジ(Taken 2)
●007/スカイフォール(Skyfall)
●リンカーン(Lincoln)
●パラノーマル・アクティビティ4(Paranormal Activity 4)
●テッド(Ted)
●ゼロ・ダーク・サーティ(Zero Dark Thirty)
●PARKER/パーカー (Parker)




今年も余裕の無い一年でした。
2014年は最高の年にしたい。


2013年6月

2013年07月15日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●Magica / DIO(Deluxe Edition)
2000年発表のコンセプトアルバムのリマスター盤。ボーナスディスクには未発表ライブトラック5曲を収録。




【music】

●13 / BLACK SABBATH(EU盤 Deluxe Edition)
オジーが参加するスタジオ・フルアルバムは1978年の『ネヴァー・セイ・ダイ』以来35年ぶり。1曲目は「オオッ」と思ったが、後はサラっと流れてしまった。出来が悪いという意味ではなく、凄みが感じられないという事。正直、ザックと作ったオジーのソロとそんなに変わらない。ボーナス・ディスクには3曲収録、本編に入っていてもおかしくない」出来。

●IV / GIUNTINI PROJECT(英盤)
イタリア人ギタリスト、ジュンティーニとトニー・マーティンのプロジェクトの4th(トニーが参加して3作目)。もっと様式美的なものを期待していたが、メガデスっぽい曲やWSっぽい曲があったりと散漫な感じ。プロダクションがチープで、金と時間をかけてアレンジを煮詰めればもっといいモノになるのにもったいない。プロデューサーはあのダリオ・モロなんだけど。

●Outraged / OUTRAGE(CD+DVD Limited Edition)
4年振り、橋本復帰第2作目。剛球一直線だった前作の出来には遠く及ばないが、バラエティに富んだ佳作。DVD付きの限定盤がお勧めだよ。




【book】

●ノエル / 道尾秀介(2012新潮社)
上手いんだけど、当面この路線でいくのかな。初期のようなミステリーが読みたいね。

●旧友は春に帰る / 東直己(2011ハヤカワ文庫)
2009年作の文庫化、ススキノ探偵シリーズ11作目。本作も面白い。

●アウトクラッシュ / 深町秋生(2012幻冬舎文庫)
八神瑛子シリーズ第2段。本作も文庫書き下ろし。人気シリーズだが、文庫発表ということで身の程を知っているところは好感が持てる。

 


【movie】

●アルゴ(Argo)
●崖っぷちの男(Man on a Ledge)
●推理作家ポー最期の5日間(The Raven)
●エクスペンダブルズ2(The Expendables 2)
●アウトレイジ ビヨンド



VAN HALENのジャパンツアー最終日大阪公演2日目に行ってきました。デイブは日本向けのサービスをいろいろやってくれたが、大阪ではスベリまくりで盛り上がりもイマイチだった。そのせいかデイブの歌も雑だったように見えたし、アンコールも無しだった。それでもレジェンドを前から11列で見れたので良かったよ。

2013年5月

2013年06月10日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●The Early Years / Ronnie Dio & the Prophets
一応、オフィシャルということでリリースされました。




【music】

●Epic Obsession / BURNING RAIN(伊盤)
ダグ・アルドリッジのプロジェクト、13年振り3作目。古き良きWSに通じる音楽性を実践していた彼が今WSにいるのは自然といえば自然。過去2作と同様ブルージーでかっこいいHR、WSより好きだ。

●The Last Spire / CATHEDRAL(米盤)
惜しまれつつ解散する、英国ドゥーム・メタルの先駆者のラストアルバム、10th。衝撃のデビュー・アルバムへの原点回帰ともいえるドゥーミーさと近年のプログレッシブさが絶妙にミックスされた傑作。ドゥーム・メタルからの呪縛と商業的不遇に行き詰った末の解散だが、この潔さに涙する。

●Spellbound / YNGWIE J.MALMSTEEN'S RISING FORCE(CD+DVD, Limited Edition )
費用と労力を惜しんで、ということだろう、voも含め全てのパートを一人でこなしている。これまでの彼のアルバムの良さは良質な楽曲を実力派ヴォーカリストに歌わせるところにあったと個人的には思っている。インスト・アルバムでは退屈極まりないしデモと変わらない出来ということで、買わないつもりだったがAmazonで70%オフの投げ売りしていたのでつい買ってしまった。2012年作18th。

●SCREAMING FOR VENGEANCE(Special 30th Anniversary Edition)/ JUDAS PRIEST(米盤)
このアルバムを買うのは3度目だが、今回の特典は1983年5月29日にカリフォルニアで開催された“USフェスティバル”のライヴ完全収録DVD。30年前あの頃みんな若かった。




【book】

●カラマーゾフの妹 / 高野史緒(講談社2012)
ロシアの文豪ドストエフスキーの代表作『カラマーゾフの兄弟』の続編を果敢にも挑戦した作品。カラマーゾフ事件から13年後、次兄イワンが事件の真相を解明する。原作から忠実に引用して独自の解釈・展開で完結させたところは賛否両論あるが私的には称賛する(原作を読んでない私が言うのも何だが)。乱歩賞受賞作。

●モダンタイムス / 伊坂幸太郎(講談社文庫2011)
2008年作の文庫化。文庫化にあたって大幅に改稿したということで、遅ればせながらようやく読破。「ある事件の真相」をがらりと変えたわけだが、ストーリー自体に大した影響はない。著者の渾身の作だけあってこだわりがみられたわけだが、どうなんでしょうか。




【movie】

●キック・オーバー(Get the Gringo)
●キラー・エリート(Killer Elite)
●デンジャラス・ラン(Safe House)
●フェイシズ(Faces in the Crowd)
●ボーン・レガシー(The Bourne Legacy)


手を振る君はとても素敵。
もうすぐVHだがいまいち盛り上がってこない。

2013年2~4月

2013年05月08日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●Dream Evil / DIO(EU盤 Deluxe Edition)
ボーナス・ディスクの2枚目は全て既発音源で内容的には不満だが、不当な扱いを受けたこの4thもデラ盤が出たことについては評価したい。

●Finding the Sacred Heart-Live in Philly 86 / DIO([Blu-ray+2CD)
こいつはとんでもない凄いものがリリースされた。86年のスペクトラムでのライブ映像は既発盤『Sacred Heart"The DVD”』があるが本作はオリジナル・フィルムから再編集した完全版だ。カット割りも異なるし、既発が60分だったのに対し、カットなし、曲順も演奏順のままの101分のコンプリート。ボーナス特典も当時のオフショット映像で涙が出そうになる。感動した。

 


【music】

●Temper Temper / BULLET FOR MY VALENTINE(英盤)
英国新世代の星、3年振りの4th。前作同様の作風でメロデックなピュアメタル。初期の作風を期待する人も多いようだが、私はこの路線のほうが好き。

●The Load Of Steel / MANOWAR(米盤)
5年振り、11th。近年のクサい装飾を剥ぎ取り、初期のストレートなHMになっている。相変わらず音のバランスは悪いが曲自体は良く気に入った。

●Motherland / PRETTY MAIDES(伊盤)
2年振り、14th。ベテランバンドの近年の活発な活動はうれしい限りだが、なぜか評価は高くない。前作同様、個人的には正統派HMのお手本のような素晴らしいアルバムだと思う。

●What About Now / BON JOVI(EU盤 Deluxe Edition)
4年振り、12th。期待通り、予想通りの作品、悪く言えば、前作と変わり映えしない作品。ボーナストラック4曲収録でラストはリッチーのvo曲。

●Earth Blues / SPIRITUAL BEGGARS(米盤 Limited Edition)
3年振り、8th。期待通り、予想通りのブルージーな70年代的HR。パープルっぽいハモンドオルガンが印象的。ボーナスCDは2010年日本公演のライブ8曲。

●House Of Gold & Bones Part 2 / STONE SOUR(米盤)
タイトルが示す通り、前作の続編であるコンセプト・アルバム。前作のインパクトと比べたら、ちょっと地味な感は否めない。

●Original Album Series / RATT(EU盤)
『Out Of The Cellar』から『Detonator』までの5タイトル収録CDボックス。残念ながら音源はリマスターされていない。




【book】

●夜の底は柔らかな幻 / 恩田陸(文藝春秋2013)
恩田ワールド全開のダーク・ファンタジー大作。常野物語を彷彿する架空世界と異能者たちの物語。

●人質 / 佐々木譲(角川春樹事務所2012)
道警シリーズ第6弾。書き下ろしとはいえ、大した内容ではないことはわかっていたので、文庫化されるまで待とうと思っていたが、某書店でサイン会が開かれるということで買いました(内容は予想通り)。著者は意外にも物静かな方でした。

●64 / 横山秀夫(文藝春秋2012)
なんと7年振りの新刊、巨匠復活といっていいだろう。本作を仕上げるのに7年を要した著者執念のD県警シリーズ最新作。2012このミス第1位は当然の結果だ。わずか7日しかない昭和64年に起きた幼女誘拐殺人事件『ロクヨン』が時効まであと1年というところで、新たな展開が起きる。警務部と刑事部の激しい権力争いや記者クラブとの対立、捜査失態の隠蔽など、究極の警察小説。

●折れた竜骨 / 米澤穂信(東京創元社2010)
日本推理作家協会賞受賞作。12世紀を舞台にした、魔術ありのファンタジーミステリー。

●死ねばいいのに / 京極夏彦(講談社文庫2012)
殺された女の関係者たちを訪ねては、その女のことを聴いて廻る男。あまりの身勝手な言い分の彼らに対し、男は「死ねばいいのに」と言い放つ。タイトルのインパクトだけで、大したミステリーではない。2010年作の文庫化。

●札幌方面中央警察署 南支署 誉れあれ / 東直己(双葉文庫2012)
北海道警、中央署と南支署の対立を書いた警察小説。2009年作の文庫化。

●探偵、暁に走る / 東直己(ハヤカワ文庫2010)
ススキノ探偵シリーズ第9作。シリーズ最長作だけあって、今作も面白いし「俺」は結構探偵している。2007年作の文庫化。

●アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 / 深町秋生 (幻冬舎文庫2011)
映像化を狙ったようなキャラ重視の警察小説。女刑事を主人公にいたところは『姫川玲子シリーズ』と対をなす作品と言える。

  


【Movie】

●アベンジャーズ(Marvel's The Avengers)

●ブレイクアウト(Trespass)

●アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)

●メン・イン・ブラック3(Men in Black III)

●ハングリー・ラビット(Seeking Justice)

●プロメテウス(Prometheus)

●トータル・リコール(Total Recal)

●ダークナイト ライジング(The Dark Knight Rises)

●バイオハザードV リトリビューション(Resident Evil: Retribution)






・1年以上かけてようやく『24』シリーズを見終わった。
・今、宇宙戦艦ヤマトがマイブーム。
・スレイヤーのジェフ・ハンネマンが亡くなった。49歳という若さ。偉大なG、悲しいね。






2013年1月

2013年02月02日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

DIOの4th『Dream Evil 』のデラ盤が出るらしい。詳細は不明だが、ボーナスディスクはまさか既発の1987年のドニントンのライブではないだろうな。


【music】

●House of Gold & Bones Part 1 / STONE SOUR(米盤)
スリップノットのvo、コリィのバンドの4th。あの激烈変態バンドからは想像出来ないストレートなHMに驚くが、コリィのディープなvoにマッチしている。

●Kings & Thieves / GEOFF TATE(米盤)
かつては才能溢れるアーティストとして評価されていたが、現在は枯渇した凡人になり下がったことを自覚しない傲慢なジェフには、憐れみすら感じる。バンドから解雇されてからリリースされたソロ2ndだがつまらないロックバンドと化したクイーンズライクより出来は良いが、1stよりは落ちる。




【book】

●残り全部バケーション / 伊坂幸太郎(2012集英社)
連作短編を巧みに組み合って1つ長編となった最新作。伊坂お得意のユーモア悪党もの。

●禁断の魔術 / 東野圭吾(2012文藝春秋)
ガリレオ8、最新作。7が短編で立て続けに8が発刊されたのでこちらは長編かと思って購入したのだが短編だったのでガッカリ。4編収録のラストで事件の責任をとって、湯川は大学を去る。

●消失グラデーション / 長沢樹(2011角川書店)
横溝正史ミステリー大賞受賞作。本格派、学園ミステリー。なんとなくそうじゃないか、思いました。

●ライト・グッドバイ / 東直己(2005早川書房)
ススキノ探偵シリーズ第8作。久々にミステリーらしい作品。

●丸太町ルヴォワール / 円居挽(2012講談社文庫)
京都という古都の雰囲気を存分に生かした、祖父殺しの私的裁判ゲーム。どんでん返しの連続というのは個人的は好きでないがこの舞台設定はさすがといったところか。2009年作の文庫化。

●犬なら普通のこと / 矢作俊彦+司城志朗 (2012ハヤカワ文庫)
行き詰まったヤクザ者たちが2億円を賭けて沖縄を這い回るノワール小説。かつて矢作が映画用に書いた脚本を小説に司城が仕上げた矢作・司城ゴールデンコンビ、25年ぶりの作品。







アベノミックスっていう期待値だけで盛り上がっているが、果たしてうまくいくのか? 現実は厳しくなる一方だ。

2012年12月

2012年12月31日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

来年、ロニーのトリビュート・アルバムが出るらしい。ロブやメタリカなどが参加予定。


【music】

●Broken Bones / DOKKEN(伊盤)
通算11枚目、本人曰く、ドッケン名義のラストアルバム。テンションの高かった前作に比べると散漫で、ドンも精彩にかける。まあまあの出来かな。

●Vultures / AXEWOUND(英盤)
BFMVのマットのプロジェクトで、本職と同系統。ショップで試聴して気にいったので買ってみたのだが、この程度ならBFMVのほうがいいな。

 


【book】

●民宿雪国 / 樋口毅宏(2010祥伝社)
戦中・戦後を生き抜いた在日・画家の生涯を描いたジャンル分け不能小説。自ら東北の民宿を営み、因縁の客人を招いては殺害、庭に埋めていく狂気の画家。桐野夏生が書きそうな気色悪い作品。

●ダークゾーン/貴志佑介(2011祥伝社)
プロの棋士を目指す主人公が、ダークゾーンという異世界に放り込まれ、命を懸けて人間駒将棋をするというSF。

●ブレイズメス1990 / 海堂尊(2012講談社文庫)
恒例の海堂ワールドの1つ。一応『ブラックペアン1988』の続編ということになるのか。相変わらずキャラ重視で医療ミステリーの欠片もない。2010年作の文庫化。

●探偵は吹雪の果てに / 東直己(2004ハヤカワ文庫)
ススキノ探偵シリーズ第6弾。ソープがトルコと呼ばれていた時代から一気に飛んで、"俺"は45歳バツ1になっている。2001年作の文庫化。

●駆けてきた少女 / 東直己(2006ハヤカワ文庫)
ススキノ探偵シリーズ第7弾。"俺"は48歳でデブ、喧嘩もからっきし弱くなった。2004年作の文庫化。

  


【movie】

●バビロンA.D.(Babylon A.D.)

●麒麟の翼



今年も余裕のない1年でした。年だけ増えていく。
来年こそ、。。。



2012年11月

2012年12月15日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

予想に反して、すんなりレインボーのデラ盤がリリースされた。


【music】

●Music From Another Dimension! / AEROSMITH(UK盤)
解散の危機を乗り越えての8年振り15th。緻密に作り込まれた前々作、退屈なブルーズ・アルバムの前作、そして本作は適度にラフな音作りの集大成的アルバムとなった。どこを取ってもエアロスミス、という感じで最後まで飽きさせない佳作。注文を付けるならジョーの歌は要らない。

●British Lion / STEVE HARRIS(EU盤)
スティーブ・ハリス=メイデンからは連想できない、意表をつくソロ。メイデンっぽい曲をやるならあえてソロでやる必要がないので、当然と言えば当然か。英国らしい憂いのあるハードロックなのはいいが、音が弱々しいのが残念。

●Celebration Day / LED ZEPPELIN(BR+2CD+DVD)
2007年12月10日、ロンドンO2アリーナで行った、たった一夜限りの奇跡的な再結成コンサート。オフィシャル化に際しお蔵入りしかけただけに喜びが大きい。期待以上、想像以上の出来に、世界中のファンと同じく私も大満足。ライブなんだから細かいアラ探しは無用。ボーナスDVDは12月6日のリハーサル映像。

●Leviathan / MASTODON(米盤)
2004年作の2nd。メジャー第1段となった3rd『Blood Mountain』が最高傑作かと思っていたが、本作も甲乙つけ難いほどの名盤。緻密に作り込まれた感がある3rdよりも適度にすき間がある本作のほうがカッコいいかも。

●On Stage / RAINBOW(EU盤)
1977年発表の『rising』ツアーのライブ盤のデラックス・エディション。注目のボーナス・ディスクは12月16日東京"夜"公演の音源で音質はよい(ジャケ表記は9日大阪公演となっている)

●Long Live Rock 'N' Roll / RAINBOW(EU盤)
1978年発表の3rdのデラックス・エディション。注目のボーナス・ディスクにはおなじみのコージー・テープからのラフミックス音源とライブ音源、リハーサル音源を収録。

●The Very Beast Of Vol.2 / DIO(UK盤)
『The Last In Live』以降のアルバムから選曲されたベスト盤。最大の特典はレーベル直販限定BOX『TOURNADO』に収録されていたシングル『ELECTRA』が本作で聴けることなった事。この曲、単体で聴くとどうってことない曲だが、本作でコンセプトアルバム『MAGICA』の収録曲間に挟まれて聴いてみるとしっくりくる。ロニーが生きていれば『MAGICA2』の収録曲となる予定だったというのも肯ける。それにしてもジャケは酷い。






【book】

●パラダイス・ロスト / 柳広司(2012角川書店)
スパイ小説『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第3段。短編5作収録。

●凍土の密約 / 今野敏(2012文春文庫)
2009年作の文庫化。ロシア人による連続殺人事件、壮大なスパイ小説の予感を漂わせたがあっさり終結。やはりこの作家は浅い。タイトルにある密約とは”釧路・留萌ライン”のこと。

●探偵はひとりぼっち / 東直己(2001ハヤカワ文庫)
ススキノ探偵シリーズ第5段、映画化決定(『探偵はbarにいる2』)。1998年作の文庫化。

●エージェント6 / トム・ロブ・スミス(2011新潮文庫)
レオ・デミドフ3部作完結編。ソ連の共産主義体制の象徴であったデミドフが家族のために命を懸ける。


 



【movie】

●ドラゴンボール・エボリューション(Dragonball Evolution)

●ミラーズ(MIRЯORS)

●パラノーマル・アクティビティ3(Paranormal Activity 3)

●アンダーワールド(Underworld:Awakening)

●顔のないスパイ(The Double)

●ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(Extremely Loud & Incredibly Close)



月例報告をすっかりわすれてました。

12月の大雪で市内はひどい状況です。

祭典の日

2012年11月25日 | monthly report
2007年、一夜限りの復活からもう5年になるんですね。
当時、オフィシャル化の話しもありましたが結局流れても、『あっ、そう』くらいの感想でしたが、実際このライブ映像を見て、おのとき見たブートとは比べ物にならないハイ・クオリティですね(当然だけど)。もちろん現役のときと比べたら肉体的衰えはありありですが、これはレジェンドの一言につきます。
ひとりで盛りあがっちゃって、連休中はあれこれDVDを見まくり、ゼップ祭りとなりました。
過去3度のリユニオンも確認しましたが、ライブ・エイドのフィル・コリンズは酷いね。
ゼップはロック史上不動のNO.1バンドだし、70年代のときのプラントはほんとカッコイイ。