ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

2014年3月

2014年04月08日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

●Ronnie James Dio - This Is Your Life / V.A(EU盤)
2009年5月にロニーが死去してから早くも4年が経とうとしている。まさにHM界のレジェンドであるこのロニーのトリビュートアルバムに多くの有名ロッカーたちが参加した。DIO,RAINBOW,BLACK SABBATHの各名曲がカヴァーされているわけだがアルバム・ラストの曲は自身のDIOの曲「This Is Your Life」で締めくくっている。偶然にも私自身も葬式ではこの曲(または「天国の階段」)を流してほしいと思っていた。





【Music】

●Vandenberg's Moonkings(EU盤)
久々にシーンに復活したヴァンデンバーグだが、正直彼には大して興味も湧かないのでスルーするつもりだったがショップで試聴したところ思いがけず良い出来だったので購入した。帯にある元WSのギタリストの肩書きがどれほどの効果があるのかはしらないが、とにかく気にいった。偶然にも時を同じくして復活したジェイク・E・リーのBADLANDSを思い起こさせる70年代的HR。voも素晴らしく、バラードなんかはカヴァーデルそっくり。評論ではネガティブな意見が多いが、正直、80年代のVANDENBERGのアルバムやWSの「Restless Heart」より格段にかっこいい。

●Louder Than Ever / PRETTY MAIDES(CD+DVD)
最近なぜか活動が活発になっているベテラン・バンドのセルフ・カヴァー・アルバム。わざわざ再録するほどの曲でもないって、言ったら失礼かもしれないがとにかく選曲もアレンジもぱっとしない(新曲4曲も)。レーベルの要求に応じるままに作ったとしか思えない。

●Animal House / U.D.O.(EU盤)
しばらく廃盤だったが、アニヴァーサリー・エディションと称してボーナス・トラック(ライブ・トラック)を収録して再発された。リマスターを謳っていないところが微妙だが、1987年発表のウドのバンドの記念すべき第1作目。アクセプトを追い出されたウドの再出発のためにアクセプトのメンバーが全面支援をしているという奇妙やさしさが現れた作品だけあって、アクセプトばりに素晴らしい出来。





【Book】

●代官山コールドケース / 佐々木譲(2013文藝春秋)
未解決事件を扱う特命捜査対策室シリーズ、第2弾。1995年に発生した代官山での殺人事件は被疑者死亡で終結したはずだったが、17年後川崎で起きた殺人事件現場から代官山事件と同じDNAが検出された。横浜県警より先に犯人を挙げよと、特命捜査対策室へ極秘捜査が命じられる。

●モルフェウスの領域 / 海堂尊(2013角川文庫)
難病患者の冷凍睡眠を扱った作品だが、SFにも医療ミステリーにもならない極めて薄っぺらな内容。バチスタ第2作の「ナイチンゲールの沈黙」に派生する作品っていうのが唯一の救いか。2010年作の文庫化。

●天使の報酬 / 真保裕一(2010講談社)
外交官・黒田康作シリーズ第2作。TVドラマを先に見てしまったので3年放置、おかげで内容はすっかり忘れ展開が読めず最後まで楽しめた。








最近、毎日数話ずつネットでジョジョのアニメを見ている。エンディング曲がYESの「Round About」というのがクールだ。