ブートレグ愛好会

最北のトレーダーです。貴重音源・映像を共有しましょう。

2013年1月

2013年02月02日 | monthly report
【Ronnie James Dio】

DIOの4th『Dream Evil 』のデラ盤が出るらしい。詳細は不明だが、ボーナスディスクはまさか既発の1987年のドニントンのライブではないだろうな。


【music】

●House of Gold & Bones Part 1 / STONE SOUR(米盤)
スリップノットのvo、コリィのバンドの4th。あの激烈変態バンドからは想像出来ないストレートなHMに驚くが、コリィのディープなvoにマッチしている。

●Kings & Thieves / GEOFF TATE(米盤)
かつては才能溢れるアーティストとして評価されていたが、現在は枯渇した凡人になり下がったことを自覚しない傲慢なジェフには、憐れみすら感じる。バンドから解雇されてからリリースされたソロ2ndだがつまらないロックバンドと化したクイーンズライクより出来は良いが、1stよりは落ちる。




【book】

●残り全部バケーション / 伊坂幸太郎(2012集英社)
連作短編を巧みに組み合って1つ長編となった最新作。伊坂お得意のユーモア悪党もの。

●禁断の魔術 / 東野圭吾(2012文藝春秋)
ガリレオ8、最新作。7が短編で立て続けに8が発刊されたのでこちらは長編かと思って購入したのだが短編だったのでガッカリ。4編収録のラストで事件の責任をとって、湯川は大学を去る。

●消失グラデーション / 長沢樹(2011角川書店)
横溝正史ミステリー大賞受賞作。本格派、学園ミステリー。なんとなくそうじゃないか、思いました。

●ライト・グッドバイ / 東直己(2005早川書房)
ススキノ探偵シリーズ第8作。久々にミステリーらしい作品。

●丸太町ルヴォワール / 円居挽(2012講談社文庫)
京都という古都の雰囲気を存分に生かした、祖父殺しの私的裁判ゲーム。どんでん返しの連続というのは個人的は好きでないがこの舞台設定はさすがといったところか。2009年作の文庫化。

●犬なら普通のこと / 矢作俊彦+司城志朗 (2012ハヤカワ文庫)
行き詰まったヤクザ者たちが2億円を賭けて沖縄を這い回るノワール小説。かつて矢作が映画用に書いた脚本を小説に司城が仕上げた矢作・司城ゴールデンコンビ、25年ぶりの作品。







アベノミックスっていう期待値だけで盛り上がっているが、果たしてうまくいくのか? 現実は厳しくなる一方だ。